山林生活

【スラムと私娼窟】台南鐵路そばの豆干厝跡地、そこに憧れの場所があった

【スラムと私娼窟】台南鐵路そばの豆干厝跡地、そこに憧れの場所があった

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本日は台南に来てます。
こちらは台南公園です。

駅から徒歩5分くらいの場所にある公園で台湾で三番目に大きな都市公園なんだとか。
この公園ができたのは1907年。日本統治時代に整備された台南で最も古い公園です。
100年以上の歴史がある公園。昭和天皇も皇太子だったころに訪れてるそうです。

日本統治時代に整備されたので日本っぽいところもありますが建造物は中華要素があります。
そして台南は熱帯地域なので南国感がある。
オリエンタルでエスニックでエキゾチックな公園。いろんな文化が混ざった台湾っぽいところ。
緑が多く自然あふれる美しい公園です。
たまにはこういう景色を見て回るのもよいですね。とくに当サイトの名称は山林生活です。

【山林購入】このたび山林を買いました
【山林購入】このたび山林を買いました

山林を買おうとしている人は好条件を期待しているでしょう。しかし、有史以来誰も住もうとも思わなかった場所なのです。

自然豊かな景色の中でDIYで家を建て自給自足で生きていく。多くの人が憧れる山林生活。
そんな生活を目指してました。あとオフグリッド生活も興味がありました。電力会社の力を借りずに生きていく。そのような生活にも憧れがありました。もとはそんな生活をサイトでしたが今では旅行のことばかり。さらにその内容も質が悪く台南では西門にあった私娼窟を巡ったり、かつてあった遊郭跡地を巡ったりと怪しいホテルも見に行きました。

行ってるところがそっち系のところばかり。
でも当サイトは山林生活って名前なので自然や生活に密着した情報を配信していきます。
今回は台南の生活の実態をお届けします。

台南公園の東側に新築の建物があります。
こちらの建物は2026年にできたばかりの社会住宅です。

社会住宅とは公営住宅。低所得者や高齢者、障がい者や原住民など社会的・経済的弱者のために用意された住居です。日本の市営団地に近い存在でしょうか。

世界で二番目に人口密度が高い台湾は都市部の不動産価格が高騰しているため住居を借りるのが容易ではないようです。そのためシェアハウスに住む人も多いんだとか。
住居不足を解消するため各地に公営住宅を建設し低価格で借りれる住居を貸し出しています。まさにこちらの建物がそれです。
こちらの家賃は1LDKで6110台湾ドル、3LDKで13820台湾ドル。日本円でおよそ3万~7万円です。
台湾は物価が安いイメージがありますが家賃は日本と同等かそれ以上。台南は地方都市なので多少は抑えられてますがそれでも収入に占める家賃の割合は高いです。そのような中新築賃貸が3万円で借りれるのはお手頃価格なんじゃ ないでしょうか。
入居基準を満たさなければならないしまた入居できてもずっと住み続けられません。生活が安定するまでのセーフティーネット。台湾の公団住宅はそんな感じみたいです。
それでもこちらの物件は人気のようで全室376戸に3150人が応募したそうです。

駅も近いし街の中心にも近い。目の前は公園があり自然豊か。
好立地なので入居希望者が多いのも頷けます。
このように低価格でありながら好立地のこの物件。住みやすそうな環境ですが実はこの近くに私娼窟がありました。

コンビニ感覚で存在する台南の私娼窟。

入居希望者が多いのも頷ける!
そんな近場に店があったら行っちゃうじゃない!
収入に占める風俗利用割合が高そう。家賃を安くする意味がない。

ここは台南公園の北側。
北門路と公園路の交差点のそばです。
この一帯はもともと眷村だったそうです。

眷村とは中国の内戦で移住してきた外省人向けに台湾国民政府が用意した居住地区。まさに公営団地のようなところでしょうか。
眷村は主に戦前日本人が居住していたエリアや日本陸軍が撤収した後の施設を再利用してたため中心地に多く見られます。

こちらは台南にある赤崁楼の東側ですが日本統治時代は公務員宿舎だったところを改装し眷村として供されたそうです。このように各地に点在してた眷村ですがもともと倉庫だった場所もありました。そのため居住に適さない地域もあったのでしょう。まさにこの線路わきにできた眷村がそうでした。線路わきのため騒音が酷いところだったそうです。そんなわけで居住者がおらず30年ほど前に売春街となったようです。ソレがこの界隈。

自然発生的にできた違法な私娼窟か。公娼時代の既得権で続いていた合法店か。果たして違法か合法か。道路の反対側には高校があります。

明らかに違法店。

寂れた感があります。
人が住んでいる痕跡はありますが古びた建物が数軒立ってるだけ。街の雰囲気は私娼窟とは思えません。そもそもここにはもう私娼窟はありません。7年前に摘発により全て閉業したそうです。当時はきらびやかなところだったのでしょう。それが見れないのは残念です。

最盛期は5軒ほど 営業してたそうですが台南にはあちこちにその手の店があります。
一時は人気スポットだったのでしょうが寂れていったのでしょう。
細々と続けてたようですが2019年にここで殺人事件が起きます。それによりこの街が世間に知られてしまいます。

台湾人「えっ!?こんなところに私娼窟があるの?」
台湾人「そんなの知らなかった!」
台湾警察「知らなかった!」

まさか30年前から営業してたなんてお巡りさんも寝耳に水だったことでしょう。ちゃんと巡回してたけどわからなかった。私娼窟とバレないように営業してたなんてなんて罪深い。でも知ったからには摘発をしなければならないってことで売春宿を一斉摘発。それによりここの私娼窟は消えてなくなりました。

こちらには消防署の分署がありますが2021年に建てられたそうです。
かつての私娼窟はきれいに生まれ変わってます。

きれいになってる?
売春宿はなくなったようですが街はまだきれいになってないようなんです。

北門路と公園路の交差点。線路の近くで交通量も多い。そのためか交差点には地下道が用意されてます。
地下道を通れば信号を待たずに渡れるユーザビリティの高い台南の交差点ですが誰もその地下道を利用してないんです。信号があるからそれを待てば渡れるので上り下りをする人がいない。そうも考えられるんですがここは違うようです。

これは歩行者のための地下道ではなくホームレスのためのもの。
どうやらホームレスの住処となっているようです。
高架下や公園はホームレスが集まる。これについては万国共通で日本でも似たようなことがあります。台南にも一定数ホームレスがおり駅前で物乞いをしている人も見かけました。でも台北や台中よりは少ないと感じてたんです。台南は福祉がちゃんとしてるんだと思ってました。でも駅から少し離れたこの地下道に多くのホームレスが 集まってるようです。

繋がりたくない、独りになりたい、孤独でいたい。ホームレスになる方の中には他人の干渉を良しと しない人もいます。そのため福祉の手が差し伸べられても掴もうとしないのです。だからこのような場所に住むのでしょう。

めちゃくちゃ他人が干渉するレベルの距離感。
プライバシーの欠片もない。
地下道は誰も使わない理由はこれでした。

まさにここは都市型のスラム街といったところ。
台南駅前も地下道があり住んでる人もいましたがここまで過密してなかったです。
ここは世界二位の人口密度である台湾を具現化したところ。めちゃくちゃ生活感があります。

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