世界遺産が並ばずにただで見れる「紫禁城の壁」
ホテルの周りにコンビニが見当たりません。バンコクとかだとセブンイレブンとかファミマとかがあったのですが、北京ではあまり見かけません。
これって外資系の店舗が締め出されているのでしょうか。でもやっぱり慣れたコンビニで買い物したい。ということで店探しです。
スマホを使って近くのコンビニを検索をしてみると駅前にセブンイレブンがありました。
なんだかんだで探せばあるもんです。早速その店に行って酒と食料を購入しましょう。
明らかにセブンイレブンじゃありません。
地図上だとここを示しているのですが...(翌日わかりましたが、セブンイレブンはこの裏手の場所にありました)。
中国、全く信用ならねぇ。
とはいっても酒も買えたし食い物も買えたのでよかったです。
売っているものも日本人に合わせた商品がありました。コンビニを多用するのは日本人くらいなのでしょう。
海外に行くと飲み物は基本加糖飲料になりますが、こちらではサントリーのウーロン茶が売ってました。酒もビールと白酒を購入。食料は日清カップヌードルのシーフードの辛いバージョンを。
今日一日に乾杯を。燕京ビールってやつです。味はあっさりしていて軽いです。食事の邪魔をしないと言えば聞こえが良いですが苦みも弱く水っぽい感じ。でもクセがなくて飲みやすいです
この旅でどこかでBARとか夜の店舗にも行きたいですね。でもしゃべるどころか聞くこともできない私にとってはまだそれはできません。当然旅をつづけたとしても英語力がつくわけではありません。それでも行ってみたい気持ちがあります。長旅で疲れました。カップラーメンをつまみに就寝します。
翌朝、7時30分起床です。
昨日着ていたものは手洗いで洗濯したのですが、若干靴下が生乾きです。衣類は乾燥しやすいものを持ってこなければなりませんね。次の洗濯ではしっかりと脱水します。
今日は8時30分に紫禁城に行きます。待望の世界遺産です。朝一番であれば大丈夫でしょ!ということで紫禁城に向かいます。
紫禁城の中は結構広いらしいんです。歩いてたら半日かかりそうですね。それであれば今のうちに腹ごしらえをしておきます。
お店は昨日のうちに目をつけていました。恐らく北京地元のファストフード店です。朝食セット的なものがあります。今日も昨日同様に餃子です。この店舗は写真で選べるのでわかりやすいです。
水餃子セットですね。朝から揚げパンがついてきます。
日本食は塩辛いのですが中国は脂っぽいものが多い気がします。朝からこの揚げパンは結構きついです。
相変わらず薄味ですがまずくありません。このセットが11元。約200円です。
食事をしていたら少し遅くなりましたが紫禁城に向かいます。地下鉄は昨日乗ったため乗り慣れました。北京の地下鉄は路線名が1号線や2号線という数字なのでわかりやすいです。駅名の呼び方は不明ですが漢字なのでわかりやすい。紫禁城は天安門東駅か天安門西駅のどちらかで降ります。
着いたのですが、昨日と違って人が多いです。
まだ9時過ぎですが混んでいて前に進みません。そしてグイグイ列を気にせずに突っ込んでくる中国人。そのような中必死になって紫禁城の前まで来ました。しかしこちらも大混雑です。中に入るためにはチケットを購入しなければなりません。そこが混んでます。そしてチケットを買った後はセキュリティチェックがあり、そちらはさらに混んでいます。中に入るために1~2時間ほどかかってしまうのではないでしょうか。中に入るのが11時過ぎ、そして中を見ていたら夕方になってしまうのではないか!?
どうでしょう。紫禁城は世界遺産です。
中を見るのもよいのかもしれません。でも外から見てもそれは紫禁城なのではないでしょうか。要は壁を見に来ただけですが、そこだって世界遺産なわけです。
美しい壁ですね。とりあえず一つ目の世界遺産は制覇しました。
さて、お次は万里の長城です。万里の長城は北京市街地より50キロほど離れています。そこに行くためには列車かバスになります。問題は万里の長城も世界遺産ということ。こちらも中国の人が一杯集まります。当然外国人観光客も多いのでしょう。わざわざ50キロも離れた場所まで行って、中に入れませんでしたーでは疲れだけがたまるばかりです。
どうでしょう。万里の長城は世界遺産です。
現地に行ってそこを眺めるのもよいのかもしれません。でも中国は万里の長城があったからこそ今があるわけです。この北京は万里の長城が無ければ存在していないわけです。ということは、今いる北京市街地も万里の長城に行ったとしても過言ではないのではないでしょうか。
あー万里の長城、いいですねー。
よく見る構図で実際の場所は不明ですが北京市内でもこのように観ることができるわけです(駅のポスターです)。
ミッションコンプリートです。まさか午前中に全てを済ませられるとは思いませんでした。
もう、北京には未練はない。
いや、たぶん探せば色々と観光できるスポットもあるのでしょう。
でもなんか中国って肌に合わないんですよね。漢字圏なので書いてあることが分かりやすい点は日本人にとってよいのでしょう。また食文化も中華料理の本場です。適当な店に入ってもおいしいご飯が食べられます。でもなんか文化の違いというんでしょうか、あまり好きではない。そういった状態です。
そもそも中国に好意的な印象はなく、これまで散々騙されてきたわけです。
ゴミを売りつけられる日々を送ってきました。そんな過去があったのでこれまで中国には興味をもちませんでした。そんなわけですが、現地に行けばその興味が湧くと思ったわけです。
変わらず興味が湧きませんでした。
でも、まだ中国は始まったばかり。当分は中国です。
北京に着いて一日しかたってないですが早速移動します。次の都市は果たしてどちらになるでしょうか。