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アウンミンガラーバスターミナルからヤンゴン市内へ

アウンミンガラーバスターミナルからヤンゴン市内へ

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22時。予定の3時間遅れでヤンゴン市内にあるバスターミナルに到着しました。隣のミャンマー人と目が合いました。お互い国境から13時間かけて乗ってきた友です。ミャンマー人でも苦痛の旅だったのでしょう。お互いOK?といいながら笑いました。こんな経験は陸路で行かなければ味わえないですよね。
着いたのはアウンミンガラーバスターミナルというところでヤンゴンの中心から20kmほど離れた場所にあります。このバスターミナルからミャンマー各地にアクセスできるようです。

今後の予定は本日ヤンゴンに宿泊。そして明日の夜にマンダレーに行く形です。マンダレー行のバスはネットで予約を先程しておきました。VIPバスやビジネスバスといった観光客向けのちょっと高いバスが走っているようです。マンダレーまでは8時間ほどかかるようです。今まで乗っていたバスと同じレベルのヤツはできれば避けたいです。高いといってもそこまで値がはるわけではありません。ランクが高いバスであれば電源の問題も解消できます。そのためそちらを予約しました。

予約をしたのですが予約状況が「pending」となったままです。お金はすでに支払い済みです。どうやら24時間以内に確定するとのこと。時間も遅いため予約システムが終了しているのでしょうね。明日朝に確定する形でしょうか。

そしてホテルの予約も済ませました。本日宿泊するホテルは日系ホテルです。ミャンマーは日本企業の投資ブームがあり日系企業が多く参入しているんだとか。それに伴い日本人も多くミャンマーに来ているそうです。そのためこの手のホテルの需要があるそうです。

ただホテルに行くまでに20kmほど走らなければなりません。そのためこれまで同様にGRABを使用してタクシーを手配します。

全然マッチングしません。

バスターミナルなんですぐにマッチングすると思ったのですが全くつかまらず。道路脇で待たされました。それを見かねた近くのミャンマー人が話しかけてきます。「タクシー?」と言われたので行先を伝えると「ついて来いよ」みたいな感じでジェスチャーされます。そのため値段を聞きます。ハウマッチ?と聞くも伝わらりませんでした。そしてとっさに出た言葉が「タオライ?」でした。ミャンマー語で値段の聞き方を知らなかったためお隣タイ語で質問。意味は通じたようですが「お金いらない」というジェスチャー。

ゼッタイこいつについてっちゃダメなヤツ。

たとえこの人がぼったくりタクシーだとしても、ちゃんと目的地には連れてってくれます。高いけれども目的は達成できるのです。しかも高いといっても日本人からすればそこまでひどい被害があるわけでもありません。要はうまい棒を50円で買うくらいの負担で済みます。金で解決できるんだからそれでよいんです。しかし「無料」と言われるとソレはちょっと違います。ただより高いものは無し。ついていったら何だか知らない組織の人たちに囲まれる恐れもあります。黒い頭巾をかぶった人に周りを囲まれてyoutubeに出演することになります。日本国民皆がその動画を観てテレビでも毎日放送されることになるでしょう。一躍有名人です。
もしかしたら本当に優しい人かもしれません。でも異国の地で言葉も通じない相手を信用しろというのが無理な話。そのため言葉が通じないふりして「Thank you」と伝えその人から距離を置きました。

GRABのマッチングに関してですが、少し位置を変えたりするとできるようです。場所を変えて再度試すとすぐにマッチングされました。GRABはドライバーの現在地がわかり、マッチングすると地図上で近づいてくるのがわかるのですが、一切動きがありません。2分後に海外から電話着信があります。電話主はマッチングしたドライバーです。ドライバーはミャンマー人でミャンマー語らしき言葉で何かを言っています。全く理解できません。電話を切った後もドライバーに動きが無いためマッチングキャンセルしました。
GRABのマッチングはGPSをもとにしているそうです。GPSで近くにいるドライバーを派遣するシステムなんですが、そのGPSに誤差があったり大幅なズレがあることも。そのため実際違う場所にいるのにマッチングすることもあるんだとか。恐らく今回のドライバーはそんな感じなんだと思います。そんなわけで再度マッチングしました。そしてまた電話がかかってきます。ただ今回の人は近づいている感じがします。相手が何言っているかわかりませんが、私が今いる現在地を伝えます。現在地といっても見える看板を叫ぶだけです。それが伝わったのか迎えに来てくれました。タクシー代は10700キップ。ここまでのバスの値段は15000キップだったのでかなり高額です。どうやら市内行きのバスもあるようですが、この暗がりでわけわからんバスに乗るのも不安です。そしてバスの行先も不明。安全はお金で買うしかないんです。

今回のホテルです。キングベッドサイズで一泊3000円ほど。しかもフロントは日本語が通じます。通じるというレベルではなく日本にいるのと変わりありません。むしろ新宿のコンビニよりこっちの方が話が通じるくらいです。フロントだけでなくドアマンもある程度の日本語が通じます。これよりきつい区間がまっているわけです。そんなわけなので安心の日本語喋れる場所を選びました。また朝食で納豆も食べられるそうです。露天風呂もあるので最高ですね。とりあえずチェックイン後すぐに風呂へ。24時間移動していたので汗でドロドロです。露店で共同浴場なので水着とか必要かと思いましたが、日本のビジネスホテルにある風呂と全く同じシステムでした。ひとっ風呂浴びて買い物に行きたいと思います。

夜の街に出るのは不安ですがスニッカーズとオレオと謎のパンしか口にしていません。カップラーメンでいいので何か食べたいです。そしてビールが必要です。そんなわけでコンビニに移動します。一番近くのコンビニ(萬屋的な店)に行きます。ビールがあるか質問するも置いてないとのこと。ビールがあるのはこの先の店だと教えてくれます。

ちゃんとしたコンビニもあるようです。こちらでビールとカップラーメンを購入します。しかし、ビールの棚に鍵がかかっています。この時間は販売できないんだそう。後で調べたら23時以降の酒類の提供はミャンマーで禁止されているそうです。仏教徒の多い国です。タイよりも厳しいようですね。仕方なくカップラーメンと非常食のオレオを購入してホテルに戻ります。戻る際に萬屋の店主から「ビール買えたか?」と質問されたため、売ってる時間じゃなかったと伝えると、「そうだったな」という回答。ただなんとなくですが販売しているところもありそうな感じがしました。そのためホテルに戻ってフロントでビールを願います。

全然売ってくれませんでした。

カップラーメンです。これまでずっと日清のお世話になってました。しかし日清がここでは売っていませんでした。売っているのは基本的に辛いやつです。

恐らくこの旅で一番辛いやつを食べました。明日のトイレが不安レベルです。

今後の日程を発表します。すでに明日9日のバスチケットはネット予約してあります。バスは22時発のマンダレー行。バスステーションは市街地より20km離れています。22時過ぎると街とバスターミナルの所要時間は30分ほどですが、混雑時は2時間くらいかかるそうです。20時にはヤンゴン中心地から出発しておく必要があります。到着は朝5時です。ホテルのチェックインまで時間があるためそれまでに観光しておきます。マンダレーは第二次世界大戦時のインパール作戦で日本人が駐留していたところです。そのため日本人のお墓とかがあるんだとか。同胞の桜が散った場所でもあるビルマ、インパール。ここは見ておきたいですね。
翌11日はゆっくり過ごして夜の便でインドとの国境に向かいます。所要時間は8時間ほどのようです。国境を越えてインパールまでのバスに乗車。そのままチェックインする形でしょう。翌13日はインパール観光。日本人慰霊碑が市内から少し離れた場所にあるようなのでそちらに訪問します。14日にインパールの空港よりデリーへ。そのまま日本に帰るのではなくデリーで一泊したいです。そして翌日にデリーから日本に帰るのが以後の流れとなります。
多少余裕をもったスケジュールですので予定外のことが起きても対処できます。行くのはミャンマー第二の都市マンダレーと空港のあるインパールです。国境を通りますが通るだけですので不都合はありません。ビザも取得してるんでここは楽ちんでしょう。

唯一部屋の冷蔵庫にあるビール。こちらは無料で提供されています。一本のビールをちびちび飲みます。ミャンマーの夜に乾杯。

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