【ホーチミン観光】Grabを使ってサイゴン中央郵便局へ
Googleの天気予報を見ているとどうやらホーチミンは連日雨の予報となっておりました。季節は雨季と乾季に分かれ11月から乾季になるそうですが、ちょうど季節の変わり目ということで天候があまりよろしくないようです。しかもベトナムだけでなくカンボジアもそんな予報の天気です。本日は晴れております。貴重な晴れ間ですのでちょっと出歩きたいと思います。ただ今回街の中心地から外れた場所なので行きたいところまで少し距離があります。ホーチミンは現在地下鉄を製作中なんだそうです。そのため今はバスやタクシーといった公共交通機関を利用することとなります。そこで今回Grabを使用してみました。
Grabとは配車アプリのヤツでスマホに現在地と行きたい場所を入力すれば自動で料金が決定、そして最寄りの運転手が迎えに来るというものです。東南アジアで一番面倒なのが料金交渉です。外国人だと分かれば倍近い料金をふっかけてくる人もいるわけです。そのため交渉しなければなりません。また行先を伝えるのも一苦労。とくにタクシー運転手は英語がわからないという人もいます。そしてこちら側も英語が堪能ではありません。そのため「料金交渉」と「目的地を伝える」というのが簡単ではないのです。ただGrabはその作業が不要なんです。
全てはアプリ上で設定されます。現在地はGPSで測位。行き先を住所を打つか地図上で選択するだけ。あとは勝手にマッチングされます。料金もその際に決定しているため遠回りされて料金が高くなる心配もないのです。しかもクレジットカード決済にも対応しているためお金のやり取りも不要。便利な世の中となりました。
これまで徒歩がメインでしたが日本にいるときにアカウントは作ってあったので利用しました。ホテル前でアプリを立ち上げ行きたいところを選択します。そうすると2分くらいでバイクタクシーが到着します。ふつうのタクシーもあるのですが、道の混雑状況などを見ているとバイクの方が早いです。あと東南アジアの風を感じるのであればバイクの方がよいですね。
全然心安らがなかった。
運転が荒いわけではないんです。でも交通状況が日本とは全く違うためスゲーヒヤヒヤしてしまいました。私もこの手の125㏄に乗って比較的飛ばしていた方ですが、飛ばさないんですが結構強引な運転なんです。明らかにソコ、逆車線なんですがってところをずっと走る。そして正面に車が来たら避けるという作業を繰り返していきます。信号、守ってないでしょ?これ、命いくつあっても足りない気がします。今のところ事故を見ていないのでこれが一般的な運転なんでしょうかね。それでも可能な限り早く行き目的地に到着しました。運転が荒いもののちゃんと送り届けてくれたわけですからね。乗り終わった後運転手を評価することができます。またチップをあげることもできます。最低チップは25円。チップを払うという文化がよくわかりませんが、一応支払います。
今回は初めての利用だったのか乗車賃は2円でした。一般的な金額だとしても150円くらいのようです。日本と違ってタクシー代は安いからいいですよね。バイクタクシーはその辺にいっぱい走っているため短距離でも使えそうなので積極的に使っていきたいと思います。
ついた先は市場です。ベンタイン市場というところです。
朝方も市場行きましたがまた別の市場を見てきました。こちらの市場も大きいです。そしてこっちは観光客向けでもあります。そのため市場内に食事ができるところもあります。あとはお土産品を多く扱っています。当然食材も扱っています。恐らくホーチミンの中でも大きい部類の市場なんでしょうか。築地みたいなところってことですね。
結構大きな動物だと思ったらネズミでした。
これ見ちゃったんで食事する気がなくなってしまいました。築地だってネズミだらけでした。そしてそれらの食材は高級料亭に運ばれていたわけですからね。飲食店なんてネズミだらけなんで気にすることはないのですが、やっぱ見てしまうとダメですね。
食事は後にしてちょろっと街を歩きます。市場のそばに統一会堂というところがあります。ベトナム戦争時にここが大統領府だったそうです。地下に軍事施設などもあったそうです。中を見れるようですが昼時のため営業していません。国の施設は大体こんな感じでお昼は二時間ほど休んでいるようです。日本語ガイドがつけられるということでしたが、まぁここは今度ホーチミンに来た時にでも行くこととしましょう。
こちら、ホーチミンにある教会です。宗教施設は今回の旅では必須です。なんたって天竺でありがたい経典をもらいにいくわけですからね。サイゴン大聖堂と呼ばれるところなんですが現在改装中のようで中を見ることができません。
この工事は2017年7月から始まったもので終了するのは今年の年末のようです。中を見たいのであれば年明けまで待った方がよいですね。
サイゴン大聖堂の隣に郵便局があります。どうやら私は間違っていたようでハノイの郵便局は普通の郵便局でこちらがフランス統治時代に建てられた建物のようです。ベトナムの郵便局はすごいってネット記事を見てそこに行きたいと思ってました。そして先日ハノイの郵便局へ。確かに建物は古かったです。洋式の建物でもありましたが、とくに感動はありませんでした。
でもこちらはフランス統治下でした満載の建物でした。この旅の次はヨーロッパに行きたいですね。ヨーロッパは寒いし物価も高いし黄色人種への差別もあるためあまり良い旅にはならないかもしれませんが町並みを見るのは楽しめそうです。
せっかくホーチミンの中央郵便局に来たんだからこちらでも絵葉書を購入して送ります。絵葉書は郵便局内に売ってて、モノにもよりますが100円程度でポストカードは購入できます。ハノイと違い外国人がエアメールを出すために必死になって書いてました。
局員さんにTo Japanと伝え、書いたはがきを渡すと「イチマンゴセン」と日本語で郵送費を教えてくれます。たぶんこの人、全世界の15000を言える人なのではないでしょうか。結構ここの郵便局を使う外国人が多いということですよね。
郵送代は15000ドン。75円で日本まで送れるようです。日本国内から出すのとあまり変わらない金額です。こちらはハノイとは違って局員に切手を貼ったポストカードを渡せました。
これでホーチミンもミッションコンプリートなんじゃないでしょうか。ベトナムは郵便出すだけみたいになってしまいましたが、人生初のエアメールです。中国からガラクタを送ってもらったことは何度かありますが、自分自身ではがきを送るのは初めて。それをベトナムで二回も経験しているわけです。そんなわけであとはだらだらと過ごすだけ。どうやら近くに日本人街があるようです。これよりそちらに行こうと思います。