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【旅の家計簿】次は出費を抑えた旅を。天竺の旅の総費用

【旅の家計簿】次は出費を抑えた旅を。天竺の旅の総費用

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天竺に向かう旅の総費用は100万円と考えていました。ただ予定よりも早期終了というより目的達成ならずでした。あまり銭勘定が苦手で支払いのメモなどを残しておらず、もらえたレシートと記憶を頼りに今回の総費用を算出しました。また今後の旅の課題点もここで見えてきたためそれの報告を致します。

まず今回の旅にかかった総費用はおよそ50万円ほどでした。ここには羽田までの往復交通費、羽田空港での食事及び免税店での葉巻代は含まれておりません。行きの飛行機から帰りの飛行機までの費用となります。

内訳は以下のようになっています。

【食費】30070円
【喫茶店代】5660円
【通信費】5057円(3350円+1257円+450円)
【入館料】9410円
【その他】10955円
【宿代】98113円
【移動費】49228円
【タクシー代】6631円
【飛行機】73238円
【カジノ】169894円

計:453199円

45万円ちょっとということです。現金払いのものは帰ってきたときのレートで計算しています。そのためその当時のレートとは違います。また両替手数料などが含まれておりませんがそこまで大差ないでしょう。それと北京と上海、南寧とバンコクの電車賃の詳細が分からずでしたが、こちらも大した金額ではないため2000円として算出しております。また屋台などはレシートがなく記憶を頼りにした金額となります。あとはチップが含まれておりませんが、支払ったのは合計で3000円くらいでしょうかね。

比較的コンビニを使用していたためレシートがもらえたのでそれを記入しました。ただ中国はレシートを渡すという考えがあまりないようです。中国でセブンイレブンと間違えて入ったコンビニ。今回の旅ではじめてのコンビニでした。総費用の報告をする際に便利だろうということで、商品購入後レシートをもらおうとしたのですが「レシートの紙がない」ということで断られました。出だしからこんな感じだったのでそれ以降はレシートを要求しませんでした。

スタバはWi-Fiのパスワードが書いてあったり注文品を受け取る際に必要なので必ずレシートがあります。ホテルはカード決済のところは利用履歴で確認できます。また中国の一軒を除いてすべてのホテルで利用明細を出してもらっています。コンビニも中国以外の店舗はほとんどレシートをくれました。そのため結構正確な数字が出せました。

タクシー代というのはGRABを利用した額です。こちらは全てカード決済です。カンボジアのキリングフィールドの往復とアンコールワットの往復、それとミャンマーのバスターミナルとダウンタウンのルートが結構な距離だったのでそこの金額が高かったです。それ以外は安い金額でした。

通信費に関してですが今回海外ローミングができるSIMを持っていきました。アジアのほとんどをカバーしてくれるSIMカードでタイの通信会社が発行しています。費用は1257円でAmazonで売っています。日本国内でも利用できます。開通後8日間3GB利用できます。トップアップして継続利用が出来るためミャンマーまでの間、こちらのSIMのお世話になりました。継続利用は8日間で299バーツです。トップアップは三回分入金し、二回分まで使ってあります。残り一回は途中で終了したため使っていません。
このSIMカードはタイの通信会社のものなのですが、国際仕様となっているためタイ国内で使用できないとかいう話でした。そのためタイ国内用に別途450円でSIMを購入しました。

入館料とはアンコールワットや中国の謎の寺などの拝観した際の費用です。その他はカンボジアのビザやノートや耳かきなどの備品購入の金額となっております。

金額を円グラフ化してみました。見てわかる通りです。カジノの割合が四割です。カジノ代約17万円を引けば28万円で済んだのです。また宿泊費が98000円となっておりますが、マカオの宿代は一泊33681円でした。つまりマカオだけで20万円近く使っているわけです。

日本でもカジノ計画がありますが、あんなの金をドブに捨てるようなもんです。機械が「ピロピロ~ッピ。ズコー」それで数千円、数万円消えるわけですからね。カジノ行くならば対人のヤツをやりたいです。まぁもう二度と行かないでしょう。そんなマカオを入れるとぶれるのでそこを外したグラフが以下となります。

【食費】30070円
【喫茶店代】5660円
【通信費】5057円
【入館料】9410円
【その他】10955円
【宿代】64432円
【移動費】49228円
【タクシー代】6631円
【飛行機】73238円

計:249624円

一日当たり12000円ほどといったところでしょうか。正直もう少し安く済むと思っていました。これじゃあただの旅ですね。まぁただの旅をしていただけなんですが。これの一番の原因は飛行機でしょう。とくに帰りの飛行機です。

「羽田から帰りたい」このように考えたのが金額が高くなった理由です。帰りの飛行機は44688円でした。利用したのはタイ航空。バンコク⇒羽田間はANAとの共同運航便でした。何の不都合もなくビールも飲めて快適なフライトでした。でも、そこを少し我慢すればもっと安くなったわけです。
つまりLCCの利用です。茨城の空港着だったりとか、トランジットに一日費やしたりとかそういう過酷なやつではなく、ただ単に行き先が羽田から成田にかわるだけ。そして機内食が有料となるだけ。それだけ我慢すれば21000円程度で帰れたわけです。成田から都心部まで出るのに3000円くらいでしょうか。合わせても24000円つまり20000円ほど安く出来たわけです。簡単に削れる部分はそこでしょう。行きのフライトももう少し早く決めていれば1万円くらい安く来たのでしょう。でも三日前に日程決めていたので多少高くなってしまうのは仕方がないことです。

あとは下げれるのは宿泊費でしょうか。金額的には一日3000円程度です。ただ4日ほど車中泊をしています。そう考えると一泊4000円くらいが平均となっています。
中国のホテル代が結構高かったです。先進国で物価も高く、そして外国人のホテル宿泊でも色々な手続きが必要な中国。そのため宿泊費が高くなってしまうのは仕方がないのでしょう。ただもう少しちゃんと調べていけばよかったと後悔しています。とくにクソの役にも立たないホテル予約アプリをアテにしていたせいで高いホテルしか選べなかったところがあります。単純にGoogleのホテル検索で充分でした。むしろそっちの方がよいホテルを探せます。
今回はゲストハウスには泊まりませんでした。やはりあの手のホテルに泊まるのは容易ではないです。いつかどこかで経験すれば大丈夫になるんでしょうかね。ゲストハウスに泊まれるようになれば宿泊費も半分以下に抑えられたのでしょう。ここは今後の課題点でもあります。出来れば平均2000円以下で宿泊。たまにちょっとだけよいホテルに泊まるくらいにしたいです。そうすればトータル40000円ほど、一カ月で60000円程度にできるわけです。もっと切り詰めれば一泊2ドルとかそういうのもあるので一カ月6000円とかも可能ですが、たぶんそれは無理でしょう。

食費についてですが、大半はビールです。ビールを飲まなければ半額以下で済んだのでしょう。運転などが無いため昼からビールを飲んでいました。ベトナムの鉄道でもトイレが自由に使えたので飲み物はビールでした。ハノイ駅のコンビニで買ったビールでは足らずに車両販売でも追加購入をしていましたからね。酒が大半です。でもそれが生きる意味であり明日への糧なのです。そのためここは切り詰められません。
それとバンコクでの食事が結構高くつきました。和食が食べたい、焼肉が食べたいということで行った焼肉店。ランチだから安かったもののそれでも一食2000円でした。200円で食事をしているときもあればこんな感じで高い金額のところにも行っています。
また朝食付きのホテルなのにもかかわらず、そこで朝食を食べずに外食していたという無駄もありました。せっかくの海外ですのでいろんなものを食べたいわけです。だから食費はあまり抑えたくない。30000円なので一日1500円ほど。結構な額飲み食いしています。おねーちゃんのいる店に行ったわけでもないのに。結構な金額を食費に費やしている割には大したもの食べてないんです。それっぽい現地の食事はかなり安かったですからね。ただ単に酒と安全な食事を選んだ結果なのでしょう。

喫茶店代に関してですがこれもおさえられたと思います。ミャンマーはスタバがありませんでした。そのためそれ以外の店に行きました。Wi-Fiも恐らく完備されていたと思います。そして電源サイトも用意されていました。それで金額はスタバの半分以下でした。つまり地元のカフェを使用すれば金額を半分くらいに抑えられたのだと思います。特に電源が必要、ネット環境が必要ということでスタバに立ち寄ったというより「なんとなく安全だから」という理由でふらっと立ち寄ったところもありました。そういうのを無くす、またはローカルカフェを選んでいれば半額以下に抑えられたかもしれませんね。
ちなみにスタバは当然のように国によって値段が違いました。スタバではカフェラテのベンティサイズかグランデサイズを頼んでいました。スタバで一番高かったのは中国でした。続いてタイランド。やはりこの二国は先進国なのでしょう。意外にもカンボジアよりベトナムの方が値段がちょっとだけ安かったです。カンボジアは観光客向け、ベトナムは現地の人も使うためなのでしょうか。それとも物価はベトナムの方が安いのでしょうかね。物価で旅の行先を選ぶならベトナムがよさそうですね。

通信費についてですが、ホテルにいるときはそこのWi-Fiを使っていました。多少遅いところがあったり繋がりが悪かったりすることもありましたが、ホテルのWi-Fiは比較的使えました。使えなかったのは中国のホテルでしょうか。
先進国ではありますがネット規制が多い中国。切断されることが頻繁でした。そして今回海外ローミングシムを持っていきましたが、中国でのつながりはよくなかったです。室内に入ると電波が落ちたり、急に圏外になることも。そして速度が遅いです。国は発展してもまだ通信は未発達なのでしょう。ただローミングシムを持っていったため中国の金盾による規制は受けませんでした。そのためツイッターも見れたしGoogleも不便なく使えました。
ベトナム以降は特に問題ありませんでした。カンボジアのアンコールワットなどで電波が届かない区間はあったもののそれ以外は良好で市街地はストレスなくネット出来ました。とくにこの旅はネット無しでは絶対に無理な旅でした。それを叶えてくれたわけですからね。
ネットの通信費は5000円ほど。1000円ほど使っていませんので実質4000円です。日本のネットし放題みたいなのを使用すると一日で2000円とかになるそうですが、3週間で4000円、24GB使えるなら充分安いし今後もこの形を取ろうと思います。

【入館料】と【その他】に関しては必要なものなのでこれは下げることができません。観にいって金の無駄だったなーというところもありましたが、これはしょうがないところです。そこまで高額なわけではないですからね。

移動費についてはこれより下げることはしません。中国の新幹線をローカル線や寝台車に変えればもっと金額を抑えることができたのかもしれませんが、恐らく過酷な旅となったのでしょう。むしろ後半のバス旅のバスのグレードを上げたかったくらいです。中国の北京からベトナムカンボジアを経由してミャンマーまで行く交通費が5万円未満で済んでいるってことが凄いと思います。

タクシー代に関してはこれは仕方ないですね。安く済ませるのであればレンタルバイクを借りる、バスを多用することなのでしょう。バイクに乗れば恐らく事故ります。バスは乗り方が難しいしおり方も難しい。
タクシーって楽なんですよ。何も考えずにアプリに従ってればそれで行きたいところに行けるわけです。苦労をするのも旅の醍醐味なのでしょうがここを削っても6000円です。旅のはじめの頃は「徒歩こそ至高」といって頑なに乗りませんでしたが、使えるんだったら使って無駄をなくした方がその分楽しい旅になるんです。そのためここも削れない部分でしょうね。

飛行機代と宿代で計40000円削ると20万円ほど。
こうすれば一日1万円程度になります。次回はこのあたりを目指した旅をしたいですね。でももう陸路で長距離移動はコリゴリです。できれば一か所に長期滞在をする形を取りたいですね。

低価格の宿、簡素な食事。そして暖かい気候。そうすれば移動費もかからないのでさらに安く過ごせるのではないでしょうか。

学生のバックパッカーのノリがしていいじゃないでしょうか。こうやって質素な道を選べるとよいのですが欲深いのでなかなか難しいのでしょうね。質素な生活を目指したい。そう思いつつも、次の海外はお金のことをあまり気にせず優雅に過ごしたいです。そもそも今回の旅は海外に不慣れな中年や年老いても気軽に天竺まで行くというのが目的です。不衛生な食事、劣悪な宿泊施設。そんなのを使わず安全に旅をするのが目的だったわけです。当然安くてもよいものもあるのでしょう。しかしそれを得るためには情報強者でなければならず、海外初心者ではそれを得れないのです。

要はただの観光をしてきただけです。それが目的なんだから多少高くてもいいじゃないでしょうか。

ちょうどANAのマイルが貯まるころです。年が明けたころにまた海外に行きたいです。今度は“めざす旅”ではなく“何もしない旅”に出ます。

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