山林生活

もう、中国を抜けだしたい。新幹線で南へ。

もう、中国を抜けだしたい。新幹線で南へ。

[更新日]

“紫禁城前”を後にした当方は地下鉄を乗り継ぎ北京南駅で降りました。これより中国式新幹線に乗り北京から飛び出します。当初の予定では近場の天津か少し先の済南市あたりで考えていました。済南市は黄河下流が目の前にある都市です。この目で黄河を見ることができるわけです。

当方の中国はすべてKOEIです。

シブサワ・コウ譲りなんです。KOEIの三国志ベースなのでかなり偏りがあります。そんな偏った知識しかありませんが黄河は見てみたいんです。世界史の授業でも四大文明の一つと習いました。歴史を感じることができるわけなんです。

でも、どうでしょう。黄河は素晴らしい川ですが、その時流れていた水はすでにないわけです。別にそこに行ったところで何の感情も生まれないんじゃないか?というより歩みを進めたいわけです。そのため天津でも済南でもなく行先は上海です。

歩み、進めすぎ!

まぁしょうがないんです。中国史が好きなのであればいろいろ見て回れるのでしょう。記した通りコーエーでしか中国を知りません。知識が浅い。浅いどころかほぼないわけです。それに付け加えて良い印象がない。そうなれば足もどんどん前に進みます。とはいってもいきなり香港まで行くというのは中国兄さんに申し訳ないです。要所は押さえておきたい。その結果行先は上海となりました。

まず行くためには新幹線の乗車券を購入しなければなりません。外国人は券売機で買えないようで窓口で購入する必要があります。窓口であれば英語が通じるのだとか。しかし英語ができない当方は別の形で対応します。日本人は漢字が書けるんです。だから行きたい場所を紙に書いて渡すだけでチケットを購入できるのです。

北京南→上海虹橋 二等席

これと日付と乗りたい電車の名前と時刻を書いた紙を渡しました。
新幹線チケットの購入は身分証が必要です。そのためパスポートを見せます。このようにしてチケットを購入しました。ただ日本の新幹線のように五分後に出発する列車に乗るということはできないようです。買ったチケットは出発まで3時間先でした。とりあえずチケットを手にして電車の入り口に向かいます。中国の駅は飛行機と同じようなつくりになっており、搭乗ゲートに行く前に手荷物チェックがあります。そしてこちらでもパスポートの確認をします。

ほぼ空港みたいなところです。この北京南駅から中国全土に行けるわけですね。上野や東京駅といったところでしょうか。
空き時間はたっぷりあるのでチェックインの時間までカフェで過ごしたいと思います。主要駅ということで知っている店舗が色々とあります。マクドナルドやケンタッキー・フライド・チキン、吉野家もありました。吉野家は一杯800円ほどします。和食は人気のようですね。食事は済ませてあるのでスタバでしゃれこみましょう。

空き時間にスタバでノマド生活。surfaceを買ったためこれがやりたかったんです。タイピングがしやすい機器なので記事作成がしやすいです。

ちょっとした空き時間に書いちゃうオレってスゲー。

中国人にコーヒー溢されました。なんか謝っている様子でしたが何言っているかわからず。さらにはすぐに立ち去りました。砂糖は入っていませんでしたがミルク要素があります。ふき取りましたがこのまま壊れないか不安です。
中国人って、距離感が狭いんですよね。ぶつかりそうな位置に陣取るんです。そしてぶつかってくるんです。これまで肘打ちを何度もくらってるんです。今回もそんな感じでコーヒーを倒されました。量が少なかったので大した被害にはなりませんでしたが、なんでもう少し距離を取って歩けないのだろうか?コーヒー溢されて一気にやる気がそがれました。そして、もう中国から出ていきたいという気持ちも。

郷に入っては郷に従え。であれば当方も中国人になれ!

距離感を中国仕様に切り替えていきます。搭乗時間一時間前。ゲート前には少しずつ列ができています。当方もそれに並びます。無論前の人とはびっちりくっつきます。
それでもどうにかして隙間に入ろうとする中国人。受付の係の人は4列に並ぶように乗客に指示をしていましたが、オープンするころには10列に広がっていました。これまでであれば隙間にどんどん入ってましたがこの二日でわかりました。ガードするしかないんです。自分の番は自分で守るんです。なんだったら隙間があれば我先にと入っていく心持ちが必要なんです。10列に対してゲートは2つ。当然ながら攻防戦が繰り広げられるのです。今日はグイグイ突っ込んでいきます。その結果、割込み人数は三人で済みました。これでも上出来です。

新幹線の見た目は日本のものと似たようなものです。中のつくりも似たような感じ。二人席のところと三人席のところ。当方は三人席の窓側でした。特にチケットを買う際に席の位置は指定しませんでしたが、外国人観光客ということで気を使ってくれたのでしょう。

ゴミ、そのまま。そして床濡れ濡れ。これがチャイナクオリティです。あくまでも電車に乗るために乗車券を購入したわけです。きれいな席に座れる券を買ったのではありません。こういうのはなんとなく予想できましたが、まぁ残念ですね。でもいいんです。当方は窓際の席なんで。
新幹線は時刻通りに発車。車内は満席のようです。隣には80歳過ぎのおじいさんが座っています。孫が一緒にいるようです。席に座るなり、当方の前を通り越して窓のところにコップを置くおじいちゃん。日本だと絶対にありえない光景です。これも文化の違いなんだ。受け入れていくしかありません。

おじいちゃんのコップです。かわいらしいじゃないでしょうか。しかもかなり年季が入っています。お気に入りのコップなんでしょうね。思い出がいっぱい詰まっているのでしょう。例えば子供のころから使っているやつとかそういうのを大事にしているのかもしれません。当方は物の扱いが悪いのですぐに壊してしまいます。このようなかわいらしいコップを取っておけるおじいちゃんを尊敬します。

全然かわいくなかった。そして思い出がいっぱい過ぎる。

恐らく軍人だったのでしょうね。下手したら日本人をあまりよく思っていない世代の可能性もありますね。
おじいちゃんは結構な高齢のように見えますが、使っているのはスマホです。買い物をするのにも中国はスマホがなきゃダメみたいなので年齢にかかわらず持っているのでしょう。ちょうど孫が席を外しているときにおじいちゃんに着信がありました。しかしおじいちゃん、電話に出ることができません。押す場所を間違ってるんです。見かねた当方は通話ができるようにしてあげました。

おじいちゃん、電話に出ても耳が遠くて何も聞こえない様子。

そんな感じの車内です。
上海までは6時間ほどかかります。一切おじいちゃんとは会話を交わしませんでしたが、スマホの操作を手伝ったり、テーブルの上げ下げを手伝いました。お互い一切声を出しませんでしたが国籍は違えど同じ人間なんで理解しあえるところがあるんだと思います。
車窓から中国の様子が見れます。市街地から離れるとずっと畑が続いています。時折集落はありますが、古い家が立ち並んでいました。中国は近代化しているといっても地方はまだ古いままのようです。

そして黄河です。河口なのでもっと広い川をイメージしていましたが、多摩川ととくに変わりありませんでした。ここに泊まっていたら後悔していたでしょう。最初のころは外の景色が見えましたが、日が暮れて何も見えません。もう少しで上海に到着します。上海ではゆっくりいろんなところ回りたいですね。

上海って何があるんでしたっけ!?

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Author:小鳥遊々
   (NOMA TAKANASHI)

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千葉に山林を購入しました。
小屋暮らしをするため、土地持ちホームレスを目指し開拓中

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