【ハイランドウイスキー】グレンモーレンジ10年の味について
今回、山林に滞在する前にスーパーに立ち寄りました。いつも通り食材と飲み物、それと酒と肴を少々。これらを買って滞在します。滞在中ホームセンターにも行くのでそこまで多く買う必要はありませんが、街に出るまで30分以上かかります。めんどくさくて出かけないなんてことになる日もあるでしょう。そのため事前に用意だけはしておきます。
今回買った酒はワインとウイスキーです。本日はウイスキーについてお話したいです。
酒屋であれば色々な種類のウイスキーを取り扱っています。そのため自分好みのものを選んだり変わったものを買えます。しかし今回はスーパーです。スーパーやデパートだと店舗の規模は大きくても大衆向けの酒がメインのところです。
このようなところでより良い酒を探すのは難しいです。無難な線を攻めるか、それともイレギュラーなところを攻めるか。万人が好むものを置いてあるのでどれも飲んだことがあるものばかりです。そのため普段飲まないワインを選択してしまうのでしょう。
でも今日は王道を攻めたいと思います。購入したのはグレンモーレンジです。
ウイスキーといえばニッカか角。でもこれらはブレンデッドウイスキーのジャンル。ジャックダニエルはテネシー、デュアーズもブレンデッド。なかなかシングルモルトがないんです。昔であれば山崎や白州があったのですが、それらはもう普通に売られることが無くなりました。
スーパーで売ってるシングルモルトだと「グレンフィディック」「グレンリベット」「マッカラン」「ラフロイグ」そして今回買った「グレンモーレンジ」くらいでしょうか。つまりこの中から選ばなきゃならないんです。ラフロイグは10年ではなく少し安いクォータカスク、フィディックもリベットも嫌いじゃないけど物足りない感じ。理想はマッカランですが最近少し高くなっています。というよりフルボトルでシングルモルトを探すとなると3000円は見ておかなければならないんです。できれば1000円台で買えるとよいのですがそういったものは若干怪しいシングルモルト。世界的に原酒不足となっている今、安い金額で良さげなモルトは飲めなくなっちゃっているようです。そんなわけで今回ハーフボトルの350mlを買ったんです。
グレンモーレンジを飲むのは多分15年ぶりなんじゃないでしょうか。ハイランドウイスキーを飲むのが10年ぶりくらい。たしか2011年頃にドラマでロイヤルロッホナガーが取り扱われてその時飲んだのが最後。それ以降ハイランドウイスキーを飲んでいませんでした。
そもそもそこまでハイランドウイスキーが好きではありません。悪くないんですが物足りない感じでしょうか。以前ローランドウイスキー、グレンキンチーの時にも同じことを話していましたが、ハイランドも味の特徴が掴みづらいんです。
ローランドよりもわかりづらいのがハイランド。
ハイランドは香りも豊かで味も華やかなんです。でもパンチがないんです。もっとガツンとわかりやすい味が欲しいんです。物足りないという感じでもないんです。スコットランドの蒸留所の3割がハイランドにあるためウイスキーの銘柄も多いのですが、ほぼ触れてきませんでした。飲み屋で一度飲んでそれっきりのものばかり。そのような中で唯一飲んでいたのがグレンモーレンジでした。
個人的にはオリジナルよりもアスターという二つ名の付いたやつが好きでした。
一時終売となっていたそうですが2017年に復活したそうですね。でもアスターはボトルで15000円くらいするみたいです。流石にそこには手が出ません。
ラッピングセット付の限定パッケージですがそのまま飲んじゃうので不要でした。
なんだか柑橘の香りがどうのと書かれています。たしかグレンモーレンジは過去にボトルデザインを変え、味も大幅に変更されました。賛否あったと思いますが、そこまで味わって飲んだことなく、多分変わったのも気付いていないのでしょう。
早速飲みたいと思います。
味に関してですが、グレンモーレンジ10年ってこんな味だったっけ?という感じ。でもこの物足りなさはハイランドっぽい感じです。ピート香が少なく余韻も短いです。パンチがなく爽やかな感じ。そのため飲みやすいんです。それが物足りなさの原因なんだと思います。スモーキーでピート香MAX。後味引きずっちゃうウイスキーを好んで飲んでしまっているので物足りなく感じちゃうんです。不味くないんです。美味しいんです。でも敢えてこれを選びはしないのでしょう。これについては個人差の問題でしょうね。
クセの強いのが苦手っていう人はグレンモーレンジが適してるんだと思います。
アルコール臭さはなく独特の薬っぽさもありません。爽やかで飲みやすいです。飲み方は水割りとかが合いそうですね。ストレートだと少し物足りないです。
今日のアテはコンビーフで。
ノザキのコンビーフは今年に入ってクルクルの鍵付き缶詰からプラスチック容器に変更したそうです。70年間クルクル缶詰だったのですが、缶詰を作る機械の老朽化によりパッケージを一新したんだそう。
あのクルクルまわして開けて食べる醍醐味がなくなるのは少し寂しいですね。あれで開けることでさらにコンビーフは美味しく感じているんだと思います。あーいうの無くさないでほしいです。
と思ったのですが、新しいタイプのやつ、スゲー楽。
クルクルタイプって開けるの大変だし開けた時にコンビーフがどっち側に付くか運でした。上蓋に付いちゃうのかそれとも底に付いちゃうのか。今回それがないんです。
蓋を開ければすぐに食べられる。そして片付けも楽。食べやすい。これまで散々めんどうな作業を強いられていたようです。
もう、あのクルクルはいらない。