コンビニ酒は焼酎買ってウーロンハイが最適
ビジネスホテルに泊まるとき、コンビニで豪遊しがちとなります。
ビジホなんて自宅と何ら変わりない、むしろキッチンがないため不便なんですが、寝床が違うだけでなんだかウキウキするし、ついつい無駄なものを買ってしまいます。スーパーがあれば理想ですが、基本的にビジネスホテルは駅前にあり、大きなスーパーマーケットはないんです。あるのはデパートかコンビニ。手軽に済ませるとなるとやはりコンビニになるのでしょう。しかしコンビニは売っている商品に限りがあるのです。
なんでも揃っているのがコンビニですが、あくまでも最低限のもの。ビールの種類にも限りがあるし、お酒もジャンルも限られています。でもその制限下の中で楽しむのもよいものです。
無難に攻めるのであれば缶ビールを買って乾きものやポテチ、ホットスナック、漬物あたりをアテにするかんじでしょうか。まぁそういうのでもいいんですが、選択肢が少ないといっても一応選択できる幅があるんです。やはり違うの選びたいですよね。
本日は自宅にいますがビジネスホテル気分を味わうため、コンビニ酒にしました。
まずはこれです。
ワンカップや瓶があるのに、あえてパックの日本酒です。
左の方が大きいように感じますが容量は同じ一合です。
どちらも普通酒と呼ばれるやつです。
日本酒をストローで飲む。近年海外でも日本酒ブームがあり、どこの国に行っても日本酒は飲めるようになりましたが、ストローで飲んでるのって日本人の路上に座っている稀有な人たちだけでしょう。私も最初の頃は下品な飲み方だと思ったんですが、これが案外飲みやすいんです。手が震えていても安心して飲めるユニバーサルデザイン。
ストロー酒もたまに飲むのですが最近の推しは焼酎です。焼酎は普段から飲んでいます。コンビニだと黒霧島辺りをチョイスするのが無難じゃないでしょうか。でもちょっと違うの飲みたいですよね。
今回買ったのはこちらの焼酎です。普通の甲類焼酎。
コンビニには黒霧島やいいちこなどの乙類焼酎があります。甲類焼酎は無味無臭のいわゆる純アルコールみたいなやつ。多少甘みはあるもののクセもなく、ウォッカのような存在です。そんなお酒なのでそのまま飲む人は少なく、何かで割るのが基本的な飲み方。
最近はこれを買って何かで割るのが私の中で流行りになってます。
コーラで割ってもよいし、オレンジジュースで割ってもよいし、ソルティライチで割るのも美味しいですね。このように割物で味が大きく変化するため楽しみが増えるんです。
でも最終的にこれが一番良い割物だと実感しました。ウーロン茶です。
要はウーロンハイが一番しっくりくるんです。
セブンの焼酎の容量は220ml。度数は25%のやつを買ってきました。ウーロンハイの度数は概ね5%。5倍に希釈できるのでこれ一本で1リットルのウーロンハイができる計算です。二本で2リットル。しかしウーロン茶の量が1.5リットルしかありません。そのため少し濃いめ6~7%くらいで飲みます。ウーロンハイは缶の既製品がありますが、焼酎とウーロン茶を分けて買えば自分好みの割合にできるのもよいです。そしてビジネスホテルであれば氷も手に入ります。
昔はよくウーロンハイを飲んでいたのですが、いつしか飲まなくなっていました。でもこうやってまた飲むと、なんか落ち着く味わいです。ウーロン茶にアルコールを添加しただけの飲み物なのに美味しく感じるんですよね。
ウーロンハイの良いところは甘くないってところです。ジュースで割れば当然甘くなります。コーラで割るのもいいんですが甘いのはすぐに飽きちゃうんです。そもそも食事をしながら飲む酒です。そうなると甘くなく料理の邪魔をしないのがよいでしょう。ウーロンハイはどんな食事にも合うし甘くなくさっぱりしています。
緑茶ハイって選択肢もありますが、これもまた違うんですよね。苦みがちょっと違うんでしょうか。緑茶ではこの感じが出ないってのも不思議です。近いのが麦茶で割る形ですが、それもまたちょっと違うんです。最終的にウーロン茶に落ち着きます。
梅干しを買って梅干し割りもやってみたんですが、これも違うんです。
色々と試した結果、旅先のホテルで飲む酒で一番良いのはウーロンハイとなりました。その土地の地酒もよい、ウィスキーもよい、これまで通りビールもよいのですが、好みの味にできるし飲んでて疲れないウーロンハイ。しかも値段が安いってのも魅力の一つです。
ビジネスホテルに泊まる際はウーロン茶と甲類焼酎を買って部屋で飲むことをお勧めします。ただ胃が荒れるので飲み過ぎにはご注意を。