山林生活

固定資産税の更正(決定)通知書が届きました。

固定資産税の更正(決定)通知書が届きました。

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私の所有する山林は山林ではなく宅地という形となりました。山林から宅地になると土地の評価額が100倍も高くなるわけです。以前と何ら変わりないクソみたいな土地にもかかわらず、それだけが理由で値段が100倍になるわけです。380円だった牛丼の値段がある日突然38000円になるのと同じ感じです。

解せない。全然解せない。

確かに建物があるため宅地となるのは仕方がありません。それでも100倍も高くなるっていうのは一般的に考えておかしいでしょう。おかしくないですか?ん?

まぁそんなわけで先日直談判をしに行ったわけです。

宅地の固定資産税を下げてもらうため役所に直訴してみた
宅地の固定資産税を下げてもらうため役所に直訴してみた

勝浦の市街地は正直なにもありません。まさに田舎の街といったところです。飲食店はあるものの大体が閉まっています。せ

役所に行き「後生です」とどうにか費用を下げてもらえないかと。
それが今回届いた手紙「固定資産税の更正(決定)通知書」です。括弧書きで「決定」となっているため、もう役所では話を受け付けませんということなのでしょう。

それでどのように変わったのかというと200円安くなりました。

家屋の評価額が14000円ほど下がり、それにより課税額が225円ほど。25円切り捨てで200円。

私の住まいから勝浦市役所までは往復で7000円ほどかかります。前回勝浦市に行き直談判したところ年額で200円下がったわけです。つまりこれをペイできるのは35年後というわけです。35年支払うことで勝浦市に直接行ったことがやっと反映されるわけです。

土地に関してはびた一文まけてやらねぇぜ、といった感じで何も変化がありません。

全然解せません。

現在の課税額は年額13400円となっています。

家屋の評価は23万円だったのが21万円にかわりました。家屋の固定資産税の免税点は20万円以下。この1万円の有る無しで税金が発生するかが変わるわけです。この20万円切ってないから税金発生しちゃうんですよ感が酷いです。本当に21万円も価値ある~??なんとなく税金徴収したいから20万円超える形にしたんじゃないの??

でもこれ以上下がるのは無理っぽいですよね。そうなると免税点以下に抑えるためには、壊すしかないでしょう。
資材小屋の評価が32000円なんでこれを取り壊せば税金かからなくなるってわけですよね。小屋の屋根を外せばいい。こうやって対処するしかないのでしょう。資材小屋自体雨漏りしてるし風通しもいいし、屋根が開閉式になっても特に問題ないでしょう。

それよりも土地に関して。

こちらの方は全く納得ができません。隣町の土地の値段と比べると平米単価が800円ほど違うわけです。
私が所有する土地のサイズで考えると40万円の金額の差があります。

土地の評価は行政が算出した「起点となる土地の値段」を目安に各土地の値段を算出します。つまり私の土地の値段には起点となる土地があります。その基準点は当然人が住み、電気水道ガスなどライフラインも整い、そして沿線道路に面した土地です。そこを基準としています。
私の土地はそれらの公共サービスもなく、そして道路に面していない土地です。それらを考慮して多少基準点よりも安くなっているのですが、隣の町の幹線道路に面していて公共サービスが充実した土地よりも私の土地の方が高いんです。

その土地よりも安いのであれば納得できるのですが、差があり過ぎるんです。なぜ私の土地の方が不便なのにもかかわらず評価額が高くなるのか?これでは納得できるはずがありません。ということで直談判したのですが、全く変わらずでした。

役所の見解としては、土地の評価額はその行政区内で取り決める。勝浦市であれば勝浦市街地を中心とする。当然市街地は利便性が良いため土地の評価額は高くなる。そして市街地から離れればその分安くなる。隣接するいすみ市や鴨川市も同じで中心地から離れることにより土地の値段は安くなる。

例えば、
とある行政区の中心地が10000円のところで中心地から離れた場所が1000円だった場合、
そしてもう一つの行政区の中心が20000円で中心地から離れた場所が2000だった場合。同じ十分の一ですが起点となる中心地の値段が違うと評価額も変わるわけです。そのためいすみ市が1000円だったとしても勝浦市は2000円と開きが出てしまうわけです。

当然行政はそうならないように調整しているようですが、それでも差が出てしまうわけです。

皆同じ日本人。
それにもかかわらず見えない線で区切られているのです。
私はこんな区別される世の中を望んでいない。ボーダーレスの世の中。それが平和への第一歩ではないか!!
立ち上がろうみんな!そして差別をなくそう。

ただ単に安くしてもらいたいだけです。
土地が傾斜地だとか色々御託を並べましたが役所は「決められた中で出された決断」という形で金額は変わりませんでした。当然役所も法律に則りそれに合わせて金額を出しているのでしょう。そのため私の置かれた悲しい人生などは考慮されず、ルールに則って算出された金額以外認めないという感じでした。

私は帰路にたたされました。

このまま黙って出された金額を延々と払い続けるのか。
それともこの固定資産税問題に爪痕を残すのか。

選んだのは後者です。

どうやら不服申し立てができるみたいなんです。固定資産税の通知書が届いてから三カ月以内に異議申し立てをすれば第三者機関が色々と調べて再度金額を決めてくれるそうなんです。この異議申し立てはいつでも出来るわけではなく、今回のように三年ごとの基準年度でなければダメで、それで且つ書類を受け取ってから三カ月以内しか受け付けません。なんだか携帯の二年縛りの解約手続きに通ずるものがありますが、三年間で三カ月しかチャンスがない。

このチャンスを逃す手はない!

でもよくわからないんでとりあえず書類集めから始めます。
なんか必要な書類があるんだそうな。それを取りに勝浦市役所に行かなきゃならんのですね。

もし再度この件で勝浦市役所に行けば7000円かかるわけですよね。
つまり先日の金額と合わせて14000円。

すでに税金と同じ額がかかってしまいます。ペイできるのに70年かかるわけです。

果たして医療はそこまで進歩しているのでしょうか?

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