山林生活

【台風15号】千葉県の房総地域、台風の被害状況

【台風15号】千葉県の房総地域、台風の被害状況

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千葉に向かっております。先日の台風15号のあとはじめて千葉に行きます。

台風が来るということで千葉に行くのを控えておりました。そして台風が来てしまったため千葉にいけなくなってしまいました。どうしてもこの時期は台風被害が多くなります。とくに千葉の房総あたりは直撃することもあるわけです。当然当日はアクアラインが閉鎖するわけで行けるはずがありません。通行止め程度の話で済めばよかったのですが、千葉はそれどころじゃなくなりました。それが今回もろに直撃しました。その被害はニュースで頻繁に流れていた通りです。

私は台風一週間後に向かいました。ニュースの内容からすると一番被害があったのは南房総市と館山、鋸南町と君津。これらは内房と呼ばれるところとなります。台風の右側は風も雨も強いらしいです。台風は東京湾の通り市川市あたりから上陸したため、その右側の一番やばいところが直撃したようです。とくに君津市は鉄塔が倒れて大規模停電していたようで、それもまだ復旧していません。
次いで被害が大きかったのは鴨川市、いすみ市、大多喜町、そして勝浦です。ニュースの感じからすると勝浦は海沿いは停電などはあったもののそこまで大規模に至ってない模様。まぁ大丈夫だろうという気持ちもありつつ、ニュースを見て若干の不安もあり...。とくに崖の上なんで建物云々というよりも土地そのものがなくなっているなんてこともあるわけなんです。そして植えたばかりのジャガイモ。そういうの気になっちゃうわけです。

「ちょっと、畑の様子見てくるわ」を一週間後に実施しました。

本日は木更津東インターから勝浦に向かいます。このあたりは畑も多いのですが「木更津」の名がついている通りまだまだ人も多いし店のある地域です。高速を降りれば新しく出来た道の駅もあります。人口も多く交通量もある程度あるような地域ですが...。

信号がありえない方向を向いています。本来正面向いていないとならないのですが、あさっての方向に向いており信号機の役割をしておりません。
ここは高速道路を降りてすぐの場所です。近くにコンビニがあるような幹線道路です。一週間経ちましたがその間ずっとこのままだということです。

実際に走っている車の中には青森から来ている自衛隊の方、横浜の水道局や札幌ナンバーの災害対応車両。消防車など頻繁に通るのを確認しております。まさにここは被災地であり、現在もまだ被災し続けているという状態なのでしょう。信号も直したいものの、そこに手を回せる状態ではないのでしょう。まだ信号機が稼働しているというだけましということなのでしょう。実際にまだ信号機が止まったままの場所も散見されました。

高速のインターから小屋までは約30kmほどですが道中四か所ほど工事していたところがありました。工事というのは道路工事ではなく、崖崩れの復旧工事です。一応通れるようにはなっていましたが道の汚れ具合や周りの様子を見る限りだと、土砂崩れで道路を塞いでいたような状態だったのでしょう。この日飲食店に立ち寄ったのですが、店員の話によると前日までは通行止めの箇所もあったのだとか。やっと通れるようになったもののまだ復旧するまでに時間がかかりそうな感じでした。そして小湊鉄道も同様に土砂崩れの影響を受けており再開の目途は立っていないようです。つまりこのルートでは一週間経たなければ走れなかったというわけです。

実際に見渡すと多くの場所でがけ崩れをみることができます。
そして倒木もかなりあり、台風の強さというのがよくわかります。

とくに君津のあたりは被害がかなり大きいようです。人口が多く住宅も多いという点もあるためそれで被害が多く感じるところもあるのだと思いますが、多くの家でブルーシートを屋根に張っていました。そこまで離れていない大多喜町に関しては全く被害がないというわけではありませんが、家屋が半壊している、倒壊しているというのは見られませんでした。これに関しても飲食店の店員さんの話では、家は問題なかったけど木々があっちこっちで倒れていたからそれの処理が大変だったということでした。
君津は周りは田園風景でだだっ広い土地があり、そこに住宅が建っています。そのため風の通りがよかったのでしょう。その結果家屋が倒壊することになったんだと思います。大多喜町に関しては山の中ということもあり山や木が風を受け止めたためそこまで被害がなかったのではないでしょうか。森の中の方が案外安全なのかもしれませんね。

しかし木はちょー倒れてたんでそこに居たら死んでしまうのでしょうが。
はてさて、私の所有する土地は一体どうなったのでしょうか。なんとなく来るまでに見た感じだと案外大丈夫なところが多いです。君津についたときは小屋が飛んでいることを覚悟したのですが、山に向かうにつれて被害状況もそこまでではなく、勝浦についた頃には若干道が汚れているだけで普段の勝浦と同じなんじゃないかと思う程度でした。

でも、所有している土地って山の中なんですよ。見た通り山の中の木はかなりの勢いで倒れているわけです。小屋のある山林で多少開けているとはいえ周りにはまだ木が生えています。それらが小屋に直撃しているなんてこともあるでしょう。まぁ不安はあるものの壊れていたら仕方が無いわけです。壊す手間が省けたと思うしかないでしょう。

そんな不安を抱えながら山小屋につきました。
さて、どうなっていたのか。これに関してはまた明日お話します。

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