ウタマロこそ海外旅行で使える洗濯洗剤だった
2019年に中国の北京からミャンマーまで陸路で旅をしました。約3週間程度の日程。バックパックを背負い電車やバスを使って移動したわけですが、荷物をずっと持ち歩くため出来る限り軽量にしていました。その時は約5kgくらいの荷物だったでしょうか。
その後手荷物に改良を重ね3kg台まで減らせました。
一番重いのはパソコン等の電子機器ですが、荷物でかさばるのが衣類です。下着や靴下、Tシャツなど。暖かいところを旅していたため薄着でしたが、枚数が多くなればその分荷物も増えるのです。かといって三週間分の衣類を持ち歩くのは無理です。そのため現地で洗濯しつつ旅をしていました。
そして最終的に、毎日洗濯すれば着ている服ともう一着分の服だけで衣類は足りるってことに気付き、以後は一着分だけの荷物しか持っていかなくなりました。毎日洗濯をするのは面倒ですが、長期旅行の場合は定期的に洗濯をしなければなりません。一着分であればそこまで苦労する量でもないので、慣れればこれで十分です。とくに旅行中は手洗いです。少量をこまめに洗うほうがよいでしょう。
2019年の旅の時、洗濯洗剤は使わずにホテルにあった石鹸を使いました。日本だとバスルームにプッシュ式のボディーソープやシャンプーが備え付けられていますが、海外の比較的安めのホテルの場合、使い捨ての石鹸が置いてあるだけです。それを洗濯洗剤として使っていたのです。ただ手洗い用の石鹸は洗濯洗剤より洗浄力は劣っています。そのため熱湯が出るホテルでは熱いお湯で衣類を煮沸していました。
日本の旅行の際は液体タイプの洗濯洗剤を持ち歩いていました。形状が500mlペットボトルに似ているため、リュックのドリンクホルダーに収まるんです。洗浄力もあるし使い勝手が良いんです。しかし海外の場合、100ml以上の液体の機内持ち込みができません。そのため2022年に行ったバンコクでは現地で液体洗剤を買いました。
でもそもそも液体である必要があるのか?という疑問にぶち当たったのです。
たしかに液体の方がすぐに溶けます。でも、そこまですぐに溶ける必要はないんです。粉せっけんでも十分溶けるし、量の調整がしやすくて軽い分、粉のほうが使い勝手が良いってことに気付きました。
しかし粉末洗剤ってバッグの中に入れていてぶちまけそうだし、手荷物チェックのときに怪しい粉だと思われそう。
ってわけでこちらを購入しました。昔ながらの固形洗濯石鹸「ウタマロ」です。
MDMAの錠剤で使いそうな色味のため手荷物チェックの時に怪しまれそうですが、これが海外旅行の洗濯では使い勝手がよさそうです。
固形のため機内持ち込みができる。
粉末ではないため飛散するおそれがない。
適量を使うことができる。
最悪これで身体も洗える。
メリットをあげると色々ありますが液体洗剤、粉末洗剤よりも優れているんです。とくに海外旅行は飛行機に乗るため機内持ち込みを気にしなければなりません。そうなると液体洗剤は持ち込みできません。また粉末洗剤よりも扱いやすいです。そもそも液体洗剤も粉末洗剤も元を辿ればコレと同じなんです。液体を固形にしたもの、粉末を固めたものが洗濯石鹸なんです。ほぼ同じで扱いやすいんだからこれでいいんです。
洗濯はウタマロを衣類にこすりつけ、以後は揉み洗いをすればよいだけです。
こちらは石鹸を入れる袋です。通気性があるけど水漏れはしない。そのため石鹸を入れておくだけで乾きます。これに洗濯石鹸を入れておけば管理がしやすいでしょう。
サイズもちょうどよいです。
ウタマロの重さは128g。半分に切って持ち運んでもよさそうですね。洗浄力が結構あるので普通の石鹸と洗濯石鹸を交互に使うのもありかもしれません。
そして、これで身体も洗えるんです。もちろん推奨はしていません。だってこれ、洗濯石鹸ですから。でもウタマロは安心です。
比較的人間の手はデリケートなんです。冬場は乾燥しあかぎれで悩む人もいます。でもウタマロは「手に優しい」そうです。そもそも手洗いで使用する洗濯石鹸。手荒れが酷くなるようなものは売れないでしょう。
手は体の一部。手に優しいなら、体にだって優しいはず。
漂泊成分が入っているそうですが、それもそれで体に優しいんじゃないでしょうか。
削って使えば粉せっけんになるし、水に溶かせば液体せっけんにもなります。持ち運びも楽だし扱いやすい。長期の海外旅行であればこれを持っていけば間違いなさそうです。しかも安い。今後の旅はこれを持っていけば間違いないはずです。