【不殺のハンター】狩猟免許の更新がクソめんどくさい件
狩猟免許は三年更新です。免許の有効期間は三年後の9月14日まで。更新年の9月14日までに講習を受け、更新をしなければなりません。更新年といっても期間は6月15日~9月14日までの三カ月間です。この短い期間の中で更新しなければなりません。さらには毎日講習をしているわけではなく今年は21回の講習があります。つまりチャンスはこの21回だけってことですね。
運転免許のように試験場に行けばいつでも受けられるというわけではありません。
神奈川の講習は横浜で受けられます。あと近場は相模原でしょうか。狩猟免許の所持率の高い小田原、足柄のほうでも講習が受けられるようです。
川崎に住んでいるとなると一番近いのは横浜でしょう。しかし横浜での講習は年に5回と限られております。相模原も年3回。海老名や厚木まで行くのは面倒ですよね。
こんな感じで更新期間が三カ月でも受けられる講習は限られています。
三カ月なんてあっという間。運転免許のように更新時期が近づくと連絡が来ることもありません。すごい不親切です。忘れてたら失効ってことです。恐らくそんな感じで狩猟免許を失効した人も多そうな気がします。
私、今年が更新年となりました。一度も狩猟していません。不殺のハンターという異名を持つわけですが、かといって失効させるのはもったいないです。いつか狩猟に出るかもしれない。そんなわけで更新をします。
しかし、では当日講習に行きましょう!という形では受けられません。講習を受けるためには事前予約が必要です。
まず川崎では川崎市内でその受付はしておりません。受付をしているのは横浜にある県庁。郵送で手続きをするか、直接行って予約をするかしなければなりません。講習の予約は10日前までにしなければなりません。予約がいっぱいであれば別の日を選ぶ形です。
最後の21回目の講習は横浜ですが、後半になると足柄や小田原方面の講習が多いです。更新のために温泉に入ったりと小旅行はしたくないので一番近くて行けそうな日をチョイス。講習費用は一つのライセンスにつき2900円。私は第一種猟銃免許とわな猟免許を所持しているため都合5800円。三年で5800円。使っていませんがまぁそこまで大きな負担ではありません。
ただ私のように猟銃を持ったことがないという人は、別途診断書が必要になります。
診断書とは医師の診断書のことで、鉄砲持たせるやつが精神疾患者だと問題なので、そうではないと医者から太鼓判をおしてもらわなければならないのです。同書面は免許を取得する際にも必要でした。更新もそれが必要です。
確かに精神疾患を抱えている人が猟銃を使うべきではないと思います。でも、猟銃を所持するためには所持許可が必要で、そちらを取得する際もこれらの書類が必要となります。だったらここでは不要だと思うのです。無駄が多いですね。
県庁に行きがてら精神病院に立ち寄ります。医師と対話し、精神状態を確かめます。
医者「今回は狩猟免許の更新で診断書が必要とのことですが、どんな狩猟するの?」
私「いや~。まだ狩猟に一度も出たことがないんですよね...。気が付けば更新の時期になってまして...」
医師「三年間も何やってたの?」
私「ですよねー。何もしていないからここにきてるんですが...」
まさか狩猟に行ってないことでディスられるとは思いませんでした。
医師「お酒は週にどれくらい飲むの?」
私「えーっと、大体五日くらいですかね...」
医師「ほぼ毎日だね」
私「いえ、週五日です」
医師「はい。まいにちっと」
医師は騙せません。こんな感じで根掘り葉掘り聞かれながら診断書を貰います。
それを手に県庁へ。それと受講するために証明写真も必要となりますので駅で証明写真を撮影。
環境農政局緑政部自然環境保全課にて受付を済ませ、更新手数料を収入証紙で支払えば完了です。
なお、申請手続きが済めば返金はされません。講習日は予定が合わなければ変更可能のようです。
免許所持者が少ないため、運転免許のようなサービスは受けられないのだと思いますが、もう少しスムーズに更新が出来るシステムにはできないのでしょうか。出来れば前日予約でも大丈夫とか、そういうのにしてほしいです。