千葉県における鳥獣被害及び狩猟に関する問題。
私の所有する山林は千葉の南側にあります。
このあたりは獣も多く、農家の人は鳥獣被害で悩まされているのだとか。
そのため山林のあっちこっちに箱罠やらくくり罠が仕掛けられております。
私の所有する山林の近くにも箱罠が仕掛けられており、先日その罠の所有者が来ていたので話を聞いてみました。
どうやら先日50キロ級のイノシシが罠に引っかかったそうです。またその数日前は60キロ級。
ここ最近イノシシが増えているみたいです。
以前はハンターが狩りをして一定数減らしていたわけですが、近年は高齢化が進み、狩猟自体を辞める人が増えてきたそうです。
田舎といっても猟銃を持っていることに周りから抵抗があったり、注意をしなければなりません。
昔は弾の管理などは緩かったそうですが、最近は厳しくなっているためそれが煩わしくなってしまう人もいます。
たしかに狩猟ってのは面倒です。私は猟銃と罠の狩猟免許を取得しました。
もう三年ほど経つのでしょうか。そろそろ更新の時期ですが一度も猟には出たことがありません。
まず銃をもつためには銃の所持許可が必要で、所持許可を取るためには銃をかわなきゃダメで、銃を買うためには倉庫が必要で...。
と銃所持許可を受けるだけでも時間と労力がかかるわけです。
銃の許可が取れても次は猟友会に加盟し、狩猟する地域の狩猟許可を取る。
これで初めて狩猟が出来るわけなんですが、こんな面倒なことなかなかやれないですよね。
山に住んでいるのであれば別ですが私のように山通いの人にとっては狩猟は高いお遊びになってしまいます。
すでに持っている人も面倒と感じさらには高齢。
その方も以前はライフルを持っていたそうですが、管理が大変だからということで罠と網だけ残したそうです。
まぁそんなこんなでイノシシも増え、農作もの被害もどんどん酷くなっていくのでしょう。
そんな連続で罠に入るから、箱罠が壊れちゃったそうで、それの修復をしていたみたいです。
そして、どうやらまたイノシシが来ているんだとか。
私にはよくわかりませんが、イノシシが荒らした跡らしいです。ミミズを食べるために朽ち木を荒らすんだとか。
ミミズ喰ってる分には構いませんが、畑荒らされるのはマジ勘弁です。
せっかく畑っぽくなったのに次に来たら荒らされて亡くなっていたーとかなったらもう山林卒業する気分になっちゃいます。
私は遊び半分のような感じですが、近くではそれを生業としている人もいるわけで、鳥獣被害は深刻な問題なのでしょうね。
せっかく狩猟免許持ってるんだからそれを社会のために生かしたい気持ちはあります。でもお金とかいろいろと問題があるのでなかなか...。