信玄餅の桔梗屋の工場に行ってみた。
山梨といえばなんでしょうか。武田信玄に信玄公、武田軍といった具合で武田信玄推しです。それくらいしかないというわけではありません。例えばほうとうとかうどんとか、山梨ワインも有名ですね。東京からもそこまで離れていません。そして名産品も多くある場所です。武田信玄はすごい人です。でも信玄に頼らなくたって山梨の魅力は語れるのです。
そんな山梨には銘菓があります。そうです。みんなが一度は食べたことがある山梨のお土産、信玄餅です。
名前が信玄に頼りっきり!!
そんな信玄餅を作っている桔梗屋の本社工場に行きました。実はここには以前に二度ほど訪れています。
一度目は10年ほど前でしょうか。その時は石和温泉に行き、午前中に桔梗屋の工場へ。その際のお目当ては信玄餅の詰め放題でした。袋を渡され、それに詰められるだけ詰めることができるというものです。一袋200円ちょっと。ビニール袋を引っ張って伸ばし広げて無理やり信玄餅を詰め込むんです。信玄餅は2個で300円くらいなので2個以上で元が取れます。普通に入れるだけで10個程度は余裕で入ります。20個くらい詰めることもできるんだとか。その時は12個くらいで諦めたと思います。それでも普通に買うよりもかなりお得です。無理やり詰め込んでいるため容器が若干グシャッとなっていましたが味はそのまま信玄餅です。このように安いため詰め放題のやつは人気で午前中には終了してしまうようです。
二度目に行ったのは一昨年の9月頃。サンバーの最後のドライブで山梨まで行った際に立ち寄りました。時間は夕方。もう閉店間際でした。中を見ることができずお土産コーナーだけ立ち寄りました。
そして本日三度目の桔梗屋です。同じ工場に三回も来るなんてどんだけ桔梗屋を愛しているのでしょうか。そういえば子供のころから山梨のお土産といえばこの信玄餅でした。そして大体誰かが山梨に行って買ってくるので頻繁に食べていたわけです。だから好きなのでしょう。そんなわけで早速詰め放題をしたいと思います。
本日は、完売しました。
11時前ですがすでに終わっていました。どうやら10時前に来ないとダメっぽいです。まぁいいんです。この年になるとそんな量食べられないですからね。1個2個あれば十分です。そのため期限が短いけど半額で売っている信玄餅を購入しました。
せっかくなんで工場見学でもして行きます。
ここで信玄餅を練っているようです。練った後数日間寝かすらしいです。
こっちは黒蜜を容器に詰めるところ。
まぜまぜ君
ひやす君
たもつ君
つめる君
ひえひえトンネル君じゃないんかーい!
シーラー君
信玄餅のつくり方だと思ってみていましたが、どうやら違う生菓子の製造過程でした。
ここはほぼ出来上がる直前のところです。三つの餅が容器に入れられきな粉をかけて蓋をしてその上に黒蜜容器を入れる。そして最後はビニールの風呂敷に包むわけです。
従業員がかなり多いです。桔梗屋が山梨の雇用を支えているというのがよくわかります。山梨の銘菓でお土産品としても必ず買われる商品ですからね。この手の餅はほかの地域でも似たようなヤツがあります。そして山梨でもこの「信玄餅」という名称でいざこざがあったようです。私の信玄餅のイメージは桔梗屋ですが、信玄餅という名称は商標権の侵害に当たるようで「桔梗信玄餅」というのが商品の正式名称なんだそう。「信玄餅」という名称は金精軒というところが持っているようです。金精軒の信玄餅を食べたことがあるかどうかが定かではありません。見た目も同じような感じですからね。
今回購入した信玄餅です。日持ちしないといっても5日程度は持つようです。でも食べ出したら一瞬ですよね。一個一個が小さいので物足りないんです。ジャンボ信玄餅とか出れば売れそうな気がします。
信玄餅の食べ方ですがこれまでは三つの餅の一つだけ取り出し、取り出した場所の隙間に蜜を入れて食べていました。今回はがっつりビニールの風呂敷に餅を置いてその上で食べる形を選びました。きな粉が容器からこぼれないように食べるのが信玄餅の食べ方ですが、このように最初から全部こぼしてしまえばこぼれる心配をせずに食べられます。
でも食った後汚いです。やはりこれまで通りの食べ方がよさそうです。
そういえば桔梗屋からの帰りがけに怪しい店を見つけました。「性風俗博物館」と書かれたところです。桔梗屋からほど近いところにあるのですが、立ち寄るか悩みました。そもそも扉が閉まっていたのでやっていたのかが分かりませんでした。あとで調べたところいわゆる秘宝館のような場所なんだそうです。近くに石和温泉もありますのでまさにソレなのでしょう。館内が多少撮影できるのであればブログで紹介しようと思ったのですが、撮影禁止ということでした。でもまた今度行ったときに立ち寄ろうと思います。次泊まるんだったら石和温泉でしょうね。石和温泉であれば桔梗屋も近いです。
そしてツイスターゲームとかできるみたいですし。
ピンクコンパニオンパックとノーマルコンパニオンパックがあるらしく、ツイスターゲームは前者じゃなければできないんだそうです。それ以外にもスーパーコンパニオンやお色気コンパニオン、シースルーコンパニオンなど...。石和温泉は60年ほど前に温泉が噴出したため歴史が浅いです。60年前だと高度経済成長期。そしてそのあとはバブルです。そんなわけなんで俗な遊びが流行っているのでしょう。そういうの嫌いではありません。能や歌舞伎という芸能文化を残すのであればツイスターゲームも残すのが筋でしょう。そのためにはやはり通わなければなりませんよね。ということで次は群馬の温泉ではなく石和温泉へ。