山林生活

【大正浪漫】山形市の歴史的建造物「文翔館」を観光

【大正浪漫】山形市の歴史的建造物「文翔館」を観光

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蔵王につきました。会津若松にいるころからチラホラ雪が山肌に残っているのを確認していました。流石はスキー場です。雪が積もっています。そして下界より若干寒いです。

これよりリフトに乗って樹氷を見に行こう!と思ったのですがあいにくの雨。山を登れば雪になると思ったんですがスキー客の話では山の上も雨が降っていてコンディションが悪いんだとか。そしてリフトの値段は片道1500円。往復3000円かかります。
歩いて登れるような場所ではないんだから当然片道1500円かかるのもわかります。でも1500円かかるんです。ちなみに東京⇒大阪の夜行バスの最安値が1500円くらい。3000円あれば普通に乗れる金額なんだとか。これだったら大阪行きますよね。本日、スキーに行くのであれば高く感じなかったでしょう。スキー場のリフト券って大体これくらいの金額しますからね。そのためそこまで高くないんだと思います。でも今日はスキーじゃなく樹氷を見に行くんです。

樹氷ってつまり氷でしょ?水が凍っただけのやつってことでしょ?冷凍庫にあるやつ。

冷凍庫で見れるんだったら冷凍庫開けてみますわ。家で見れるものをわざわざ3000円払って見ます?
100歩譲って冷凍庫で出来たわけではなく自然にできたものという部分を考慮したとしましょう。でも本当に樹氷が見れるのか定かではないんです。
これが1月や2月などのすごい寒い時期であれば別です。もう3月。東京では桜の開花宣言があり咲き出しています。そのような陽気で樹氷が残っているんでしょうか。そもそも山の上も雨降ってるっていうし。水が溶けてなんかよくわからないかたまりをがあるのを見るだけになる可能性もあるわけです。それにお金出せないでしょう。そして時間の問題もあります。行って帰ってくるだけでも結構時間がかかります。きれいな樹氷が見れれば別ですがそれも定かではない。あと、山の上の天候もどうなるかわからないですからね。

そもそも雨具もない、ビニール傘で雪山登っていいんでしょうか??

というわけで山形駅そばにある文翔館に来ました。蔵王はまた今度行くということで。やっぱり雨の中歩きたくないし、山の上は寒いので。屋内で観光できるところの方が良いですよね。

文翔館は大正時代に建てられた建築物で当時は県庁としての役割を果たしていたそうです。現在は歴史資料館として一般開放され見学は無料です。大正ロマンの雰囲気が味わえます。この時代の建築物は洗練されています。最近のものは機能性重視なのでこのような造りのものは建てないのでしょう。もしくは法律上建てられないのかもしれません。ちなみに神奈川県庁の本庁舎も歴史は古く昭和3年に建てられました。しかも神奈川は現在も庁舎として利用しているのが凄いです。許認可の手続きで何度か訪れていますが、あそこも見どころありですね。

つまりわざわざ文翔館に行かなくても横浜に行けばその当時の雰囲気を味わえるわけです。

そんなことはありません。文翔館だからこそその雰囲気が味わえるんです。

本当に女子社員は着物だったんでしょうか。

そして高齢の男性は老眼だから眼鏡ずれてるんでしょうか。そもそも机の上に何もないのって、波平さんと同じじゃないか。

男性上司「君、今日のパンツの色何色??」

女子社員「・・・・」

男性上司「着物だからパンツ履かないのか!つまり肌色!いや、黒だったりして!ギャハハハハ!!」

文翔館は「ロ」の字になっていて中庭があります。

文翔館の中庭です。周りがレンガなのでなんとなく刑務所の中のような感じ。

映画やドラマの撮影で使われることも多いそうです。るろうに剣心の実写撮影で使われたこともあるのだとか。鬼滅の刃が実写化されればこの手の施設で撮影されることもありそうですね。鬼滅効果で明治や大正時代に建てられた建築物が脚光を浴びてるようです。コスプレイヤーが撮影するために奇抜な格好で歴史的建造物に集まるんだとか。文翔館は個人の撮影は申請不要で自由ですがコスプレは禁止となっていました。テレビや映画、モデル撮影をする場合でも事前申請を出せば撮影可能。撮影料金は一日15000円とだいぶお手頃な金額で使用できるみたいです。

本当だったらこのあとは山形駅前を散策したかったんです。遊廓跡地を巡り現代版の遊廓も回る。七日町は花街の雰囲気がまだ残っているんだそう。でも結構雨が強く降っています。多分2月だったらこの雨は雪だったんでしょう。気温が高いので雨になったっぽいです。土砂降りの中街を歩くのはしんどいです。とくにこのあたりの街は範囲が広いのでずぶ濡れになりそう。山の上どころか街中を歩くのも億劫です。

これまでも思っていましたが旅で一番厄介なのが雨ですね。行動が制限されるし気持ちも鬱々してしまいます。結果的に何もしたくない、そして何もしないことになっちゃいます。一週間以上旅行をすると雨の日が一日ぐらいあるんです。雨が降ったら動かずにそこで待機するというのが一番良い形ですが移動がメインの旅はどうしても先を急ぎたくなってしまいます。結果的にスルーしてしまう箇所もあるわけです。今回の蔵王と山形駅前散策は正にこれでした。山形はまた別の機会に。というわけで先に進みましょう。

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