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【関門海峡横断部】門司から下関へ。関門海峡を徒歩で渡る

【関門海峡横断部】門司から下関へ。関門海峡を徒歩で渡る

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本日はこれより山口県の下関に行こうと思います。
山陽本線に乗れば小倉からそのまま山口県に行けますが、どうやら関門海峡は徒歩で渡れるそうなんです。歩いて九州から本州に行くのって、なんか、素敵やん。

というわけで門司港に到着しました。関門海峡の名前の由来が下関と門司からきているというのを知ったのは結構大人になってから。ずっと九州と本州の関所があった場所だと思ってました。

門司港駅の駅舎は重要文化財に指定されているようです。駅舎で指定されているのは東京駅とここだけです。

駅の周りもレトロな建物があります。雰囲気がいいですね。

せっかくレトロな街並みなのにその雰囲気をぶち壊す高層マンション「門司港レトロハイマート」。明らかに不自然な建物です。実際にこのマンションを建てる際に景観を巡って裁判になったそうです。建物の幅が景観にそぐわないということで幅を小さくして15階で建てる予定だった建物を倍の30階にしたんだとか。そのせいで逆に景観を悪くしている感が否めません。この上から見る門司港の景観が素敵なんだとか。

オマエも景観を壊しているってことを認識した方がよい。

九州から本州に行くためには関門トンネル人道を使います。関門トンネルは関門橋の下あたりにあるのでここから2kmほど離れています。門司港レトロ観光線という鉄道があるためトンネル入り口の近くまで行けるようです。

やってませんでしたー。週末関係なく現在お休みのようです。つまりここから歩かなきゃならんというわけです。

たぶんバスとかもあるのでしょうが観光地のため遊歩道が整備されていますのでのんびり歩くことにします。

関門橋です。あちらにみえるのが本州です。距離は800メートルくらい。

結構波があって荒れてるんですよね。どうやら連絡船もあるっぽいです。

こちらが関門トンネル人道の入り口です。1958年に開通。徒歩で海峡を横断できるのは世界でも珍しいんだとか。距離は780メートルで徒歩15分ほどかかります。営業時間は6時~22時で徒歩の場合料金は無料。125cc以下のバイクと自転車はプラス20円で通行可能です。本州と九州は関門橋と関門トンネルがありますがどちらも自動車専用道路。原付で日本一周をする人はフェリーで渡るかここを通ることになりますね。

ここも一応国道です。この道をずっと進めば大阪まで行けます。

誰も使ってないだろうと思ってたんですが結構人が歩いています。関門海峡を徒歩で横断できるため観光目的で来る人も多いんでしょう。

ここが福岡県と山口県の県境。これを越えると本州です。
今回の旅は強制宮崎県スタート。大分、福岡を経由しやっと本州の山口県に到着しました。まだ東京までは900km以上あります。

下関に到着しました。

こちらは125cc以下のバイクや自転車で通行する場合の料金徴収ボックス。徴収ボックスは下関側にしかないため九州に向かう人は先払い、本州に向かう人は後払いとなります。近くに受付があったので両替ができるかもしれませんが、20円は用意しといた方がよさそうですね。

そういえばここは「壇ノ浦の戦い」のあったところでした。

源義経「殺してしんぜよう」

このフレーズでわかる人はいい大人です。

ここから1kmほど歩いたところに唐戸市場があります。唐戸市場は以前一度だけ行ったことがあります。新鮮な海鮮丼とかいいですよね。

でもかなり混雑しています。間隔をあけてって書いてありますが空けるスペースがない。
コロナ云々の前にこの中で食事するのはちょっと嫌ですね。というわけで食事は下関駅の方で取ろうと思います。これより、下関を散策します。

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