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土浦の旧赤線地区「桜町」は治安が悪すぎる

土浦の旧赤線地区「桜町」は治安が悪すぎる

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本日は茨城県の土浦に来ました。
土浦は茨城県で水戸に次いで二番目の規模の都市なんだとか。

土浦は水戸街道の11番目の宿場町でした。宿場町があったのは駅前から見て西側、現在の歓楽街からは少し離れた場所にありました。土浦藩の城下町で旧水戸街道のそばに土浦城跡があります。また近くには霞ケ浦があり土浦は水運の拠点地だったんだとか。物資が集まれば人も集まる。かつての土浦は栄えていたのでしょう。江戸の頃もこのように栄えていましたが、近代も土浦は人の往来の激しい地域でした。街がさらに発展したのは大正になってから。
第一次世界大戦後、大日本帝国海軍は水上機基地だけでなく陸上飛行場をつくることを考えていました。その場所に適していたのが土浦。近くには霞ケ浦があるため水上機も使える好立地だったのです。そんなわけで大正10年に土浦の近くに霞ケ浦飛行場が完成しました。

「帝国臣民タル男子ハ...」とあるように大日本帝国軍は男性で構成されていました。帝国臣民タル男子とて所詮は男の子。性欲を処理できる場所が必要だったのでしょう。そんなわけで各所に慰安所的な街が出来上がりました。
慰安所が登場するのは1932年以降。でもそれ以前も軍管理下ではないその手の施設があり、土浦には1926年に駅の西側にある桜町に“福利厚生施設”ができたそうです。

本日はそちらを見てまわります。

こちらは駅の近くにある味ののれん街「桜小路」です。細路地でJR線のそば。路地も狭いしなんとなく闇市があったっぽいところです。いわゆる駅前にある赤提灯の飲み屋街って感じですがそれと一緒にキャバクラやパブ、フィリピンパブもあります。またセクキャバらしき店もあるようです。

個人的にこの飲み屋街は雰囲気が良くて好きです。六本木や新宿のキャバクラより、ちょっと郊外のお店の方が居心地が良いですからね。

何が良いって地方だと値段が安いのがいいです。しかしボッチ利用の場合は1.5倍くらいの料金になるそうです。世知辛い世の中です。

さくら町きらら通り、こちらが大日本帝国海軍を支えていた町です。大正の頃にでき、その後も歓楽街として発展しました。戦後は赤線街として発展、売春防止法後はソープランド街になりました。

こちらは桜町の近くを流れる桜川です。インターチェンジの名前が桜土浦というようにこのあたりには「桜」を冠した地名が多く見られます。てっきり桜の名所なんだと思ってたんですが、桜土浦の名前はつくば市にあった桜村が由来らしく、その桜村も栄村・九重村・栗原村が合併した際に旧村の文字をとってつけられたんだとか。

桜川の由来は「桜の名所」ってことらしいですが、なんか後付けっぽいですね。

こちらは匂橋(においはし)です。昭和37年に架けられた橋で、歩行者と自転車のみ通行可能です。東側に桜川橋、西側に旧水戸街道の銭亀橋がありますが少し歩かなければならない。この橋は対岸に住む人が一分でも早く遊びに行けるように作られたホスピタリティの高い橋なのでしょう。この橋のおかげで土浦の性犯罪は少なくなっているはずです。

桜川の土手から見た桜町です。もろ風俗街って感じのところ。

この辺りは海から離れた地域ですがマリンブルーという名の店舗。まさにこれは大日本帝国海軍がいたからこのような店名になっているのでしょう。これは歴史を感じます。
ちなみに海軍がいた霞ケ浦飛行場は現在陸上自衛隊の土浦駐屯地と霞ケ浦駐屯地になっているようです。100年後にはアーミーグリーンって店が出来てるかもしれませんね。

さすがは北関東最大の風俗街。日中ですがすごい怪しい雰囲気があります。聞いたことのある店名があります。そして午前中にもかかわらず異常な数の客引き。

風俗店に客引きは法律で規制されています。各都道府県の迷惑防止条例だけでなく風営法でも禁止されています。そのため川崎の堀之内なんかは店の敷地から一切出ずに入り口のところから声をかけるだけです。しかし土浦のはけっこう酷いやつです。普通に道をふさいできて「今日はどちらへ?」と足止めされます。おそらくこの人たちはお店の店員ではなく無料案内所の人たち。客を紹介したらマージンをもらう人なのでしょう。お店とは関係のない人たちなので風営法の規制外なのでしょう。しかし茨城県迷惑防止条例の違反ではあります。実際に今年の3月に同地区において警察に対して客引き行為をした風俗無料案内所の店員が逮捕されていました。警察も取り締まりをしているようですが、なかなか立件も難しいし立件したとしても微罪です。そんなわけで放置されているのでしょう。その結果このあたりは無法地帯となり治安が若干悪くなっているようです。この地域はその手の組織のシマらしく、不良グループやヤクザとのトラブルが絶えないんだとか。

そう。地方の歓楽街って民度が低くて質が悪いんです。歌舞伎町でもボッタクリ居酒屋のキャッチがいますが無視していれば引き下がりますが桜町の客引きは道をふさぎ通れなくしてくるんです。それの対応が面倒だし、歯向かったらヤバそうな雰囲気の人たち。客引き行為は法律違反。そのような仕事をしている人はほぼチンピ...そっち系の人たちなんでしょう。

なんかぜんぜん楽しい街じゃない。

本当ならゆっくり街を探索したかったのですが、同じ道を引き返せばまた客引きに絡まれるためあまり長居はできませんでした。風俗店は集客が難しいため、この手の客引きに頼らなければならないってのはわかりますが、そのせいでイメージはかなり悪くなっています。一般的にこの手の歓楽街は組合や協会があり統制が取れているのですが、どうも土浦にはそれがなく、組合ではなく組が管理しているようです。そのためこんな感じで治安の悪そうな雰囲気なんでしょうね。

雰囲気の良い町並みだけど、雰囲気の悪い人たちのせいで人が寄り付かなくなってそうです。まぁそもそもが土浦駅界隈に人が寄り付かないってのが一番の原因のようです。

土浦駅付近はバブル期に都市計画が持ち上がり、駅前にはイトーヨーカドーやマルイ、京成百貨店、西友がある商業都市でした。
しかしつくばエクスプレスの開業、モータリゼーション化による駅利用者の減少で土浦駅前にあったデパートは軒並み閉店。新たな入居者が見つからないからなのか駅ビルには市役所が入居しているようです。駅前は過疎化が進み、歓楽街があるのにゴーストタウンとなっているようです。

唯一の頼みの綱はつくばエクスプレス延長のようです。現在のつくばエクスプレスはつくば駅がターミナルとなっていますが、2022年より延長を巡る動きが活発化しているそうです。筑波山、水戸、茨城空港、そして土浦。これらのどれかに延長する話が持ち上がっています。この中だと一番実現可能なのが土浦なんでしょうね。個人的には茨城空港にアクセスしやすくなるのが理想ですが。ちなみにつくばエクスプレスを土浦に延ばした場合、一年間で3億円の赤字らしいです(茨城空港は50憶円の赤字)。まぁそもそも土浦には常磐線が走ってるわけですからね。利便性が良くなるわけでもなく、多少駅利用者が増える程度でしょうか。
ただ土浦としてみればその多少の利用者増加が喉から手が出るほど欲しいのでしょう。

でもまずやるべきことは、桜町の治安改善からでしょう。利用したいと思えない街のままでは客足も遠のきます。つまりそれが改善しない限り、つくばエクスプレスが延伸しても意味がないでしょう。客引きがいなくなりあの不穏な空気感さえなくなれば私は土浦桜町のお店を利用します。

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