Youtubeの収益化制限付き動画の解除方法
youtubeはチャンネル登録者数が1000人、一年間の総再生時間が4000時間に達すると収益化できるようになります。収益化には申請を出して審査が下りなければなりません。先日私は収益化申請ができ、はれてユーチューバーとなりました。やっとスタート地点に立ったわけです。これよりどんどんチャンネル登録者を増やし、再生数も増やし、動画配信で飯が食えるようになりたいです。
動画が再生される際に表示される広告を視聴者が見てくれればそれの数に合わせて収益がもらえる形となります。これまでチャンネル登録者を意識していましたが、今後は再生数と再生時間も意識しなければなりません。そのためには皆が気を引くような内容にしていかなければならないのでしょう。
私の動画の主なものが国内の街歩きと海外の街歩きです。いわゆるVlog的なやつです。
街をただ歩くだけなので撮影機材があれば比較的誰にでも始められるVlog。そのため多くの人が動画配信をしています。特に旅行系の動画は作成しやすいのでしょう。すげー多いんです。
このように旅行動画は腐るほどあるのですが、私のは少しばかりニッチなところにスポットを当てています。そのため多少は差別化されていると認識しています。
とはいっても所詮は旅行動画。当たり障りないタイトル、サムネイル、そして動画内容では視聴数は増えません。そのためよりセンセーショナルな動画が求められるのでしょう。過激さが増し、炎上系に走る人が出るのもなんだか頷けます。
私は炎上系ユーチューバーになるつもりはありませんが、視聴数を稼ぐために多少表現を変えたりして目を引くタイトルやサムネイルを選んでいます。ただそれが収益化となった今、問題となりました。
1年4カ月ほどかけてやっと収益化しました。動画数は200本ほどでしょうか。1本あたり5分~10分程度の短い動画で、動画内容は当サイトの記事を編集してあげています。ただこの200本の動画、一部で収益化できないとアナウンスがありました。
制限されたのはおよそ30本の動画です。収益化が制限されている理由は「広告を載せるのに不適切な動画」だから。youtubeに広告を載せるのは企業です。イメージの悪い動画にどの企業も広告は載せたくないでしょう。私の30本の動画は「イメージの悪い動画」とyoutube側に認識されたようです。
イメージの悪い動画ってのも様々ありますが、私の動画で引っ掛かったのはエロが大半でした。
規制をかけるか否かの判断はAIがしているそうです。つまり機械的に弾いているようで、エロに該当しない部分も規制されるようです。
再審査を出せば人間の目で確認をして結果を出してくれるようです。そのため規制されたすべての動画を審査に出しました。審査は数日かかるようですがそれをせずともタイトルやサムネイル、概要を変更することで即時規制を解除してもらえるようなのでそれも同時並行で行いました。
まずエロに関してですが「○○新地」って文言は弾かれやすいようです。それに性風俗、ソープランドも弾かれます。ちょんの間、ピンサロもNGワードのようです。
そのためソープは特殊浴場、ちょんの間は特殊飲食店、ピンサロはサロン的な店またはその手のサロンと濁した言い方にしました。このように濁す言い方は当サイトでも比較的使用しています。youtubeだけでなくサイトのアドセンス広告も同じように広告の制限を受ける場合があります。当サイトもyoutube動画も、風俗街の話はしていますが、アダルトコンテンツではありません。youtubeが掲げるアダルトコンテンツは「性的なものを強く連想させる、性的表現が非常に強い内容を取り上げたコンテンツ」とあります。つまるところ行為を想像させるものや性欲を扇動するような動画がダメなだけで、風俗街を歩き回り何の情報もないクソみたいな動画であればアダルトコンテンツには引っ掛からないのでしょう。そのためほとんどの動画がタイトルや概要の添削で改善しました。AIで機械的に弾いてるだけなので問題が無い動画はちょっと直せば大丈夫なようです。
こちらの動画については再審査を出したら改善しました。
こちらの動画は「大麻」の文字が含まれているため、危険ドラッグや薬物に関するコンテンツとみなされ弾かれました。しかし動画の内容は使用を推奨するものではなく「ダメゼッタイ」とサムネイルにも書かれてあります。そのため修正を加えずに再審査を出したら二日で制限が解除されました。
このようにほとんどの動画が修正で改善、また再審査で規制解除だったのですが、唯一改善せずに再審査もNGだった動画がありました。
その動画はすでに削除しましたが、元記事となったのは山口県にあるコリアンタウンのやつでした。その当時のタイトルは「下関にある在日朝鮮部落 トングルトンネ(糞窟村)」でした。
こちらはアダルトコンテンツで弾かれたのではなく、おそらく「差別的または中傷的なコンテンツ」と「物議をかもす問題」と「デリケートな事象」と「不適切な表現」に該当したようです。
youtube動画では「クソ」という言葉がNGワードのようです。そのワードが動画の開始から6秒以内にある場合はNGなんだとか。もろタイトルに「糞」が含まれているためこの時点でアウトです。
在日という文言がおそらく「物議をかもす問題」になるのでしょうね。本来在日というのは「日本にいる」って意味ですが、現状は一部のコミュニティに属する人たちのことを指す言葉になっています。まさに物議をかもす問題なのでしょう。
それと「朝鮮」という言葉。もともとは朝鮮という言葉は韓国の人にも普通に使われる言葉でしたが北朝鮮問題や大日本帝国が統治していた問題などから、この呼称に対し嫌悪感を抱く人もいるようです。そのためデリケートな事象のようです。
そして「部落」という文言。本来集落を指す言葉ですが、被差別部落、いわゆる同和問題が絡む差別用語という認識があるようです。「ここでいう部落は集落のことです」とyoutubeで説明をしてもそれを理解してくれないのでしょう。
このように複数の問題点がありこの動画は規制されたままとなりました。
再審査を出してもなお制限が解除されない場合、以後一生その動画には広告がつかなくなります。そのためその動画は削除しました。
動画を一から作り直し、サムネイルも作成。元の動画とは違いマイルドにしたところ、収益化ができるようになりました。これで私の配信する動画は全て収益化ができました。
収益化申請が下りるまで、私の動画が収益化ができるかどうかの判断ができませんでしたが、今はそれができるようになっています。現在は配信前に制限がされているかどうかを確認できるため、制限がある場合は事前に対処できるため今回のような問題にはならないでしょう。
今後もエロはなく、差別なく、人畜無害な動画を配信していきます。