洗濯石鹸、良い石鹸。海外旅行時の洗濯に最適。
先日まで一カ月ほど海外に滞在していました。滞在時で一番気になるのは衣類です。
一カ月は30日、つまり30日分の衣類を用意しなければなりません。それを持っていくとなるとだいぶかさ張ります。
そのため一般的な人は一週間分や三日分くらいの衣類を持っていき、現地で洗濯をするのでしょう。私もできる限り荷物を軽くするため持っていく衣類は制限しています。
着ている服を含め、下着二枚、靴下二枚、Tシャツ二枚、ズボン二枚に上に羽織る服が一枚。これだけです。
日本出発時に寒いためダウンジャケットを着ていましたが、現地ではこの二枚ずつの服だけ。二枚ずつってことは一枚は着ているわけなので、バッグの中に入っているのは一着分だけ。こうすることで荷物はかなり軽くなります。旅行時で一番気になるのは移動時の荷物です。出来る限りその負担を少なくするため、このような形となりました。しかし、洗濯は毎日しなければなりません。
すごいめんどくさそうですがそこまで重労働ではないんです。
お風呂に入る際に服を脱ぎ、その場で洗うだけ。
洗濯といってもTシャツと靴下、下着だけ。たまにズボンを洗いますがそこまで量は多くないんです。毎日洗うといっても10分程度の時間です。身体洗うのと同じって考えればさほど苦痛でもありません。
バックパッカーは洗濯するのが当たり前なのでバックパッカー街にはコインランドリーがあります。ただ私は洗濯する量が少量のため洗面台で自分で洗います。その際に必要なのが洗濯洗剤です。
日本の場合液体洗剤を使用しています。リュックのドリンクホルダーに入るし、結構便利なんです。しかし100mlの液体は飛行機に持ち込めません。
そのため以前はジェルタイプの洗剤を持っていっていました。
確かにこれは使い勝手が良いのですが私のように毎日洗うのには適していません。
毎日洗うのであればこのような石鹸が適しているのでしょう。固形洗濯石鹸「ウタマロ」です。削れば粉せっけんになるし溶かせば液体せっけんになる優れもの。石鹸なので機内持ち込みもできるし海外旅行には最適なんです。
一応どこでも洗濯ができるように洗濯バッグは持っていっています。でもこれ、若干水漏れするし使った後の後処理が面倒なんです。
そのため洗濯をするのは洗面台です。
ホテルの洗面台は洗濯に適しているものと適していないものがあります。最悪なのが水栓がない洗面台。それと体重をかけられないヤツです。水栓がないと洗浄液が流れてしまいます。この場合は靴下を穴に突っ込むしかありません。洗面台で体重がかけられないと揉み洗いしづらいんですよね。適した洗面台かどうかは実際にホテルに行かなきゃわからないし、高級ホテルだから洗濯に適した洗面台とも限りません。そのため運次第です。
こんな感じで衣類に石鹸をこすりつけます。全体にこすりつけるのではなく襟元、わきの下など汗かいて汚れてそうなところに擦りつけ、以後は揉み洗いするだけ。これで結構汚れが落ちます。昔ながらの洗濯石鹸なのでフローラルな香りはせず洗濯石鹸の香りがしますが、それはそれで悪くないです。
体重をかけて揉み洗いをした後はすすいで脱水です。
脱水に関しては雑巾搾りをして最後にタオルと洗濯物を重ねて再度雑巾搾ります。
こんな感じでバスタオルをくるくる巻いていきます。
これで搾ります。水分をバスタオルに移すことで乾きが早くなります。このTシャツはこれをしたらほぼ乾燥してます。なんだったらすぐに着れそうなくらいです。もう旅行は一着だけでよいのかもしれません。ただ靴下とパンツは乾きが悪いんです。連泊するときは脱水したらハンガーにかけ24時間部屋干し放置すれば乾燥しますが移動日はドライヤーやエアコンの風で乾かしました。
こちら一カ月使い続けた石鹸です。だいぶ小さくなりました。
重さは38.8gになりました。
出発時は128.4gだったので30日で90g減りました。つまり1日あたり3gくらい使う感じでしょうか。
石鹸ひとつで約7週間持つようです。二カ月はちょっと厳しいようですね。
洗濯物が増えれば当然使用する量も変わりますので目安としては一カ月に一つくらいで思っていればよさそうです。
この洗濯石鹸はありですね。かなり使い勝手が良かったです。かさばらないし重くない。そして値段もそこまで高くないですからね。今後も旅行ではこの石鹸を持っていきます。