山林生活

SIM2FLYのeSIMならスマホ一台で海外に行ける!

SIM2FLYのeSIMならスマホ一台で海外に行ける!

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昔は海外に行く際に必要なものはパスポートとお金(クレジットカード)でした。今はそれ以外にスマホが重要になっています。ホテル予約はスマホ、飛行機の予約もスマホ、地図を見るのも翻訳するのも旅先を調べるのも全部スマホです。スマートフォンにより旅行の仕方も大きく変わっています。

ただスマホを使う場合は電波が必要です。
ホテルであればWi-Fiを利用できますが、空港に到着した時、街を歩いているときは電波がありません。公共のWi-Fiが使える場合もありますが、その都度設定しなければならないのがめんどくさい。そのため空港にはトラベラーズSIMが売っています。これは日本でも同じで、成田空港や羽田空港には訪日外国人用のSIMが販売されています。
しかし現地SIMが現地滞在時しか使えなく、旅行が終われば不要になります。私のように色々な国に行きたい人間にとってはいろんな国に対応できるSIMが望ましいのです。

海外旅行のスマホ通信。ahamoなら15日間使える
海外旅行のスマホ通信。ahamoなら15日間使える

インターネットがまだそこまで普及していなかった時代、またスマホの無かったころの海外旅行は色々と大変だったでしょう

NTTドコモが提供する格安SIMのahamoは海外ローミングをしても追加費用がかかりません。これであればSIMの差し替えも不要で日本にいるのと同じように使えます(電話代は国際電話になるので高くなります)。海外旅行をする人にとってはすごい便利なんですが、利用できる日数が15日と制限があるのです。それ以上長く旅行に行くと途中で制限がかけられます。私のような長期旅行者には別のSIMを用意しなきゃならんのです。

長期海外旅行でも利用できるSIMがタイの通信会社AISが提供しているSIM2Flyです。世界各国で使えるプランとアジア近辺で使えるプランがあり、東南アジアを旅した際に後者のSIMプランを契約しました。これであれば別の国に移動しても継続して利用ができます。通信費は一週間で1500円程度と割高ですが、支払いはプリペイドなので重宝しています。

あれから3年以上経過しましたがいまだにプランを継続しています。プランの継続は10バーツを12回払えば一年間継続ができます。つまり400円くらいで維持ができるのです。
メインのスマホにはahamoのSIMを挿し、サブのスマホにAISのSIMを挿す。旅行が一カ月なのであれば最初の15日間はAISのSIMを挿したスマホをテザリングで使用し、残りの15日間をahamoのスマホを使用する。このように二台で使えば負担も少なくなるし、日本の電話もつなげた状態にできるのです。

Pixel3aからPixel7へ。進化したスマホ、四世代の差
Pixel3aからPixel7へ。進化したスマホ、四世代の差

携帯電話を持ちだしたのは25年前くらいでしょうか。初めて手にした携帯はドコモ、メーカーはパナソニックのP153だ

私は昨年pixel7に機種変更をしました。
pixel3aからの機種変更。4世代の差は使っているうちに実感します。とくに物理SIM以外にeSimが使えるのがよいですね。そのため物理SIMにahamoを入れ、eSIMにpovoを入れています。

SIMカードの電子化は日本だけのことではなく世界中に広がっています。わざわざSIMの手渡しを必要とせず、ネット上で契約手続きができるんです。便利な世の中となりました。当然タイでもeSIMは存在しており、件のAISでもソレがあります。

つまりeSIMにすればスマホを二台持ち歩かなくて済むんです。
ってわけでeSimの契約をしました。

https://esim2fly.com/

こちらのサイトで契約ができます。費用は2000円ほど。日本のクレジットカードは弾かれることがあります(実際に私のクレカは弾かれました)。そのためペイパルで決済しました。ペイパルはほとんど使いませんが、数年に一度くらいの頻度で必要になることがあります。

支払いが済むとメールでQRコードが送られてきます。それをスマホに読み込ませれば終了。SIMを有効化し、ローミングを可にすれば即日使えるようになります。

pixel7aはeSimの利用が一つだけなのでpovoを旅行中は停止していました。
日本出発時の空港でAISを有効化すれば現地についてすぐに使えるようになります。以後はMyAISアプリを使いトップアップをすれば使い続けられるし、今回はアジア周遊SIMでしたが、世界周遊SIMに切り替えることも可能です。

何がよいかって、スマホを一台で済ませられるんです。これまでメインのスマホとiPhoneSEを持っていっていました。iPhoneSEの重さは135g。それが不要となるのです。またiPhone用の充電USBコードも不要となります。テザリングで使用すると電池を消費するので常に充電を意識しなければなりませんがそれも考えなくて済みます。

少し前まではバンコクに行かなければ契約ができないなどeSimは難易度が高かったんですが、今はだいぶ楽になりました。各国が規制緩和をして旅行がしやすい世の中となっています。今後はeSimが主流となりそうですね。

以前使っていた物理SIMの方もトップアップしていたため残高が残っています。こちらの残高は新しいSIMの方に移動できます。バランストランスファーってやつをすれば残高移行ができます。残高の移行は全てではなく決まった金額しか移動できないため5バーツほど残ってしまいましたが、200バーツ程度移動できたのでヨシとしましょう。また有効期限も移動できます。

これでスマホ一台で世界に飛び出せます。

ただ国際SIMにはデメリットがあります。
先日の旅行でフィリピンに滞在したのですが、配車アプリGRABで日本のクレジットカードが使えず、使用する際も現金払いでした。
フィリピンのGRABはクレカと現金、それ以外にe-cashってのが使えます。e-cashは日本のラインペイやペイペイみたいなもので事前にチャージしておけばQR決済ができるそうです。チャージはクレジットカード以外にコンビニやそれ専用の端末があるそうです。これが使えると便利なんですが、アプリを利用するためには登録の際にフィリピン国内の電話番号が必要なんだそう。つまり、現地SIMを契約しなければならないのです。

ローミングの場合、このQR決済が使えないのです。これはタイのQRコード決済の時も現地の電話番号が必要でした。日本国内でも同じようになっているのかもしれません。
以前までは旅先に行ったら空港でSIMカードを買うってのが主流でしたが、ローミング費用が安くなったため新たにSIMを買う必要がなくなりました。しかしローミングだと別のサービスが使えないジレンマ。世界的にこの辺りの支払いシステムが統一されると旅行の難易度もかなり下がって旅がしやすくなるのでしょうが、なかなか足並みは揃わなそうです。早くそのような世の中になってほしいです。

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