山林生活

Pixel3aからPixel7へ。進化したスマホ、四世代の差

Pixel3aからPixel7へ。進化したスマホ、四世代の差

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携帯電話を持ちだしたのは25年前くらいでしょうか。初めて手にした携帯はドコモ、メーカーはパナソニックのP153だったと思います。それ以降ずっとキャリアはドコモのままでした。パナソニック以降はSONYの携帯を使用。スマホになってもXperiaを使っていました。ソニー製品は洗練されたデザインなので好きなのですが、独自の規格を使っていたり、壊れやすいってのが難点。ソニータイマーなんて言われるように突然調子が悪くなるんです。

私が使っていたXperiaは二年ほどで調子が悪くなり、仕方なく新たにスマホを新調したのが2019年6月でした。手にしたのはGoogleのスマホpixel3a。スマホに関しては国内メーカーがあまり良くない。かといって大陸系のメーカーはちょっと嫌だ。そんなわけでGoogleを選択しました。OSがandroidだし、これであれば相性が良いと思ったのです。

pixelの難点はiPhone同様にmicroSDが挿せないこと。
「データはクラウドに保存すればいいじゃない!」ってのが陽キャの考えのようですが、クラウドからデータを出し入れするのにデータ通信をしなければならないのは面倒だし、そもそも男の子はクラウドに保存するのが不適切な公序良俗に反する可能性のある動画を大概持っているものです。

64GBでは全然足りないんです。しかもOSやアプリで半分くらい利用するため、利用できる容量は実質32GBくらいしかありません。まぁ厳選に厳選を重ね、なんとか少ない容量で試行錯誤して三年ほど利用してきました。

とくに不便はありません。高負荷の作業をすると固まることはありますが、ネット通信や電話機能の部分は問題なく動きます。スマホ一台で全ての作業ができるのであればハイスペックスマホにしてもよいのですが、さすがにパソコンほどの能力はなく、パソコン並みのスペックのスマホがあったとしても値段が高くて買えないでしょう。そのため廉価版のスマホがコストの面からみても私には一番適しているのでしょう。とくに性能は不満なく使えていました。

このように問題はないのですが、物欲はおさまりません。
やはり使っていると飽きてくるし、新しいものが出たら変えたくなるのが人間の性。ゴールデンウィークのときにGooglePixel6aが発売。セールをやっていたため安く買えるチャンスだと思いました。ただ値引きはゴールデンウィーク期間だけ。その期間を過ぎた後は値引きがなくなっていたのです。
安く買えるチャンスがあるとすれば新作発表の10月。おそらくその時にPixel7が発売します。その際にPixel6aやPixel6の値引きがあるでしょう。別に新機種である必要はない。一つ前の機種で十分なんです。

ってことで10月までスマホを買い換えるのを待ちました。そして10月、新機種のPixel7が発表されました。
Pixel6aの値引きはありました。しかし私はPixel6aを買わずPixel7を購入したのです。

Pixel7(128GB)の本体価格は82500円でした。ちなみにpixel6aは53900円。本体価格だけ見るとpixel6aを買うべきですがPixel7のほうが値引き率が良かったのです。
まずpixel3aを持っていたからなのか10%の値引きクーポンがメールで送られてきました。つまり8250円引きなので74250円。そこに21000円のクーポンがついてきました。こちらはGoogleで使えるクーポン。利用できる場所が限られているため使い勝手が悪いですが、実質21000円引きなので53250円。この時点でpixel6aの本体価格より安くなります。
そして使用していたPixel3aを下取りしてくれるとのことでした。下取り金額は22000円。ちなみにpixel6aを買う場合でも下取りをしてくれるのですがその場合の下取り金額は15000円でした。同じ製品を下取りするのに金額に差があるんです。つまり下取りってのは建前で購入金額に合わせて値引きをするってことなのでしょう。22000円引きなので実質31250円で買えるわけなんです。
有効期限が2023年10月までのGoogleで使えるクーポンの行先を考えなければなりませんが、新しいスマホを安く買うことができました。

こちらがpixel7です。
サイズはpixel3aよりも高さが3.6mm、幅が4.7mmだけ大きくなってしまいました。

機種変更で面倒なのがデータの移行ですが、LINE、電子決済、じぶん銀行以外のものはUSBで旧スマホとつなぐことで移行できます。目覚ましの時間とかの設定もすべて移行されるので煩わしい作業がほぼなくなりました。

スマホカバーは新機種なので種類がまだなく、一番薄そうなやつを購入。

前機種と同じように背面にクレカを入れるポケットを付けました。これまで通りウォレットレス生活ができます。

問題の性能に関して。

まず私がメインに使っているキャリアはドコモです。問題はドコモがpixel7を正式に採用していないことです。どうやらpixel7の対応する周波数帯とドコモが用意している周波数帯に違いがあり、利用できない周波数があるんだとか。実際にpixel7を使いましたが、ほぼ5Gは使えないと思った方がよさそうです。何度か5Gを掴んでいましたが、すぐに途切れます。都心に出てもこれは変わらずでした。
私がこれまで利用してきたスマホはpixel3aで、こちらはそもそも5Gが利用できない機種でした。つまり以前と変わらないってことです。5Gの機能ってのがどの程度なのかわかりませんが、ネットサーフィンをする程度なのであればとくに不満は感じないのでしょう。実際にこれまでネット速度に不満は感じていません。

電池の持ちに関してですが、以前と変わりません。pixel3aのバッテリーは3000mAhでpixel7は4355mAhなので約1.5倍の容量になってます。もう少しバッテリーの持ちがよくなるのかと思っていたのですが、利用すれば当然バッテリーは減ります。普通に写真撮ったりしていると一日持たないです。ただ待機電力は以前よりもよくなっている(ただバッテリーが新しいだけかも)のかもしれません。

物理SIMとeSIMが使えるので物理SIMにahamo、eSIMにpovoを挿しました。タイの通信会社AISのeSIMがネットで買えるようになったそうです。そのため一台で海外SIMも利用できるようになります。

pixel3aは防水ではありませんでしたがpixel7は耐塵、防水になりました。水たまりに落としても問題ないようです(落下ダメージで壊れそうですが)。挙動はメモリが4GBから8GBになったためスムーズです。ただすげー変わったかというと微妙なところ。私の使い方では前の機種と大して変わらないです。

変わったところがあるとすればカメラ機能でしょうか。

明らかに画質が良くなりました。ここの部分に関してはブログで撮影する画像が良くなるからいいですね。ただボケ味がちょっと煩わしいです。なんかボケた写真は美しいみたいな風潮があり、どのスマホも被写界深度が浅い画像になりがちです。一見するとキレイに見えるのでしょうが、撮った写真を見せるのではなく、被写体を見せるために撮影するのであればボケ感とかあまりいらないんですよね。pixel3aでもポートレート撮影で背景をぼかす機能があり使用していましたが、最初の頃に使っただけで、以後はほぼ使いませんでした。

四世代進化したわけですが、そこまで驚くほどの機能の差はない。そもそもpixel3aはそこまで不便ではありませんでした。問題点としてあったのは夏場の熱問題ですが、どうやらpixel7は冷却効果が改善されたとはいえ変わらず熱暴走をするようです。

性能的にはかなり変わったのでしょうが、私の使い道からするとそこまで変わりありませんでした。ただどちらにせよpixel3aを長期利用するってのはセキュリティなどの関係から難しいため、タイミングは良かったのでしょう。

次にスマホを買い換えるのはpixel11のころでしょうか。当分はコレで過ごします。

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