連れ出しパブに一発屋 宇都宮東口のリトルバンコク
こちらは宇都宮駅東口側です。
宇都宮の栄えているのは西口側。東口側はどちらかというと発展が遅れた地域。
もともと東口側には旧国鉄の操車場があったそうです。その土地を有効活用しようと2000年ごろから駅前開発事業に着手したそうです。
それから20年。まだまだ開発途中ではありますが駅前にウツノミヤテラスという商業施設ができました。こちらの商業施設は2022年8月に開業したそうで家電量販店が入居するビルとなっています。
また昨年LRTが開通したのでこちら側もどんどん発展するんでしょう。
LRTの終着駅がある芳賀町は工業団地が複数あります。宇都宮の東側は鬼怒川が流れており芳賀町に行くには橋を渡らなければなりません。通勤ラッシュ時は橋を渡る車で渋滞がひどい状態なんだとか。そもそも車社会の栃木は渋滞は悩みの種となっているようです。そしてこれより迎える高齢化社会。交通難民が今後増えることが予想されているため、鉄道の敷設は地方でも必須なのでしょう。LRTであれば敷設コストが抑えられます。電車通勤が増えれば渋滞の緩和にもつながるのでしょう。現在は東側に延びていますが、将来的には西側にも延ばす計画もあるそうです。そうなれば東武宇都宮にも行きやすくなりますね。
こちらには空地があります。当初ここにはタイのホテル企業が運営するデュシタニホテルがこちらにできる予定でしたが、計画は白紙となりました。
宇都宮は世界遺産の日光東照宮が近くインバウンド需要を期待してホテルを建設する計画でしたがコロナにより旅行者は激減。さらに資金調達が難しい状態となりホテル誘致は頓挫しました。別の利用方法が見つかっておらず現状は空き地のままとなっています。
京都にも昨年9月にデュシタニホテルができましたが、タイも先進国の仲間入りをしたってことでしょうかね。
宇都宮の東口にタイのホテル。なんでもデュシタニホテルはタイ流儀のおもてなしをしてくれるんだとか。今回は白紙となりましたが、宇都宮にいながらタイが味わえたらよかったですね。
宇都宮の商業地は西側でしたが、商業施設ができたことで東口側も発展するのでしょう。以前の宇都宮の東口側はビジネスホテル街で新幹線にすぐに飛び乗れる東口のホテルに泊まることが多かったです。そんなわけで東口側はホテルが点在しています。いわゆる出張族の街って感じでしょうか。そしてそんな出張族の街にはサラリーマン戦士を癒すスポットがあるんです。
スナック、キャバクラ、ラウンジだけでなくセクキャバ的な店もあります。
こちらは小山駅にもあったセクキャバです。元祖和風パブ。宇都宮で味わえます。
私が初めて宇都宮の歓楽街を歩いたのは2004年ころでしょうか。
今から20年近く前の話です。駅東側は少し小汚い地域でした。駅前には怪しい性風俗店がありました。
しかしそのような街並みはすでに消えてしまいました。戦後のドサクサでできた怪しい町並みは令和までは生き残れなかったようです。
こちらはおそらくピンサロ。
形は違えどまだこのようなお店が駅前にあります。
都内だとあまり見かけなくなった業態。ある意味昭和遺産(店舗型)です。こういうの残してほしいですね。
こちらにもピンサロがあります。
まだ結構残ってる!
都内ではだいぶ廃れましたが宇都宮にはサロン文化が健在のようです。
宇都宮駅東口の神髄はもう少し奥の方、東雲通りの先にあります。
駅前はキャバクラやスナックがある飲み屋街となっていますが、先に進むとアジア感が出てくるんです。
アジア感っていうよりタイのお店が結構あります。タイ料理屋、タイ居酒屋、タイマッサージ、タイパブ。宇都宮にいながらタイの雰囲気が味わえます。さらにはシーロムのタニヤ通りにあるちょっと怪しい店的なところもあるんだとか。
東口駅前にタイのホテルを誘致しようとしていたのはこれが理由だったのかもしれません。
タイのホテルに宿泊し、タイの料理に舌鼓ができる宇都宮東口。最終的にはタイ人女性と一夜を共にする。
これ、バンコクにいるのと一緒じゃないですか!ここはほぼリトルバンコク。
ちなみにデュシタニホテルは現在バンコクのシーロムにホテルを建設しており今年オープンするそうです。もし宇都宮でホテルが開業できたのであればここはもう日本のタニヤ通りって呼んでもよい場所なんでしょう。
宇都宮にある一部のタイパブはいわゆる連れ出し系。長野の上山田温泉と一緒のようです。このあたりの一大産業となっており、公然の場で当然のように行われてるみたいです。ここのタイパブ街が出来た理由は長野のソレと同じように横浜黄金町の摘発から逃れた人たちがこちらに移り住んだのかもしれませんね。
宇都宮市はタイ人が多く住んでおり、定期的に宇都宮タイフェスティバルが開催されているんだとか。
また工業都市宇都宮では少子化における人手不足の解消を目指し外国人労働者を受け入れる体制があります。中国人はもともと多く、近年はベトナム人が増えたようですが、タイ人は以前から多い傾向にあります。性別は女性の割合が多いそうで、その原因は製造業に従事する女性外国人が多いのか、はたまた駅前のこの地域にある飲食店らしからぬ飲食店で働く外国人が多いのかは不明ですが、少なからずここで働いているタイ人がいるってことは、この街にあるタイパブが人口割合を増やしている部分はあるのでしょう。
夜になりました。再度宇都宮駅東口を回ります。
せっかくのリトルバンコク。タイ料理を堪能したいですね。
キャバクラがあるため客引きは多め。
日本人の黒服はキャバクラの客引き。女性はオニイサンマッサージって言ってくるチャイナと飲みましょうって言ってくるチャイナ。
リトルバンコクに来たのにリトルチャイナ。
そのような中、タイ出身の男性に話しかけられます。飲み屋やマッサージを紹介しているんだそう。その人の話ではこの界隈にあるパブの多くがタイ人がいる店で中国人女性の客引きが紹介するのも経営者は大陸系だがキャストはタイ人なんだそう。連れ出せるかは店と女の子次第、そっち系のお遊びをしたいならマッサージが確実なんだそう。
タイ人男性にご飯を食べてないと伝えると屋台村を紹介されました。
この界隈でご飯を食べるんだったら屋台村なら選択肢があるとのこと。
また宇都宮はおでんが有名らしく、東口側におでん屋が複数あるそうです。
タイ料理に関して聞いたところこちらのお店がおススメなんだそう。
こっちの店はちょっと辛いのが好きな人におすすめらしく、ガパオが美味しいそうです。
ちなみにタイパブでも出前がとれるそうです。
せっかく宇都宮にきたんだからギョウザを食べたくなりますが、宇都宮で異国の風を感じるのもよいですよね。と言いつつ私はタイ料理を食べませんでした。
だって、タイパブでは出前をしているようですが、さすがにマッサージ店には出前をしていないようなので。