小湊鉄道飯給駅前にある「世界一大きなトイレ」へ
私が千葉に山林を購入したのが2016年。購入してから6年経過しました。山林を購入する以前は千葉に行くことは少なかったです。子供の頃に木更津に行ったくらい。あとは浦安、松戸、柏などの東京に近い千葉には行きますが、南総は行ったことが無く、勝浦や鴨川は位置すら曖昧な地域でした。それが山林を購入した後は月に一度は通っています。ほぼ第二の故郷と呼んでもよいんじゃないでしょうか。
勝浦といえばホテル三日月。こちらにも宿泊しました。勝浦タンタンメンも食べたしおらが丼もなめろうも食べたし、千葉、すべて理解したと言ってもよいレベルです。心の中ではもう千葉県民なんです。
千葉にあるのに東京ドイツ村はまだ行っていませんが、色々な観光スポットに行ってます。
マザー牧場には行っていませんが、色々な観光スポットに行ってます。
鴨川シーワールドには行っていませんが、色々な観光スポットに行ってます。
案外行っていない観光スポットが多くある。
今日はこちらの駅に来ております。なんて読むのかわからない。
「いいきゅ....」
千葉って結構難解地名があるんです。こちらは「いたぶ駅」ってところ。
名前の由来は1300年以上前に起きた出来事によるものなんだとか。
時は672年、天智天皇の息子である大友皇子が皇位継承をする予定だったが、それに納得できなかった天智天皇の弟である大海人皇子が内乱を起こしたそうです。それが世にいう壬申の乱。この争いの結果はクーデターを起こした大海人皇子が勝利、のちの天武天皇になったそうです。
余談ですが一般的に反乱が成功した場合「乱」ではなく「変」になるはずです。本能寺の変は成功したケース、大塩平八郎の乱は失敗し鎮圧されたケース。壬申の乱はクーデターに成功したけど変ではなく乱になっています。この辺の表記の仕方に関してはよくわかりませんね。
この壬申の乱が飯給の地名の由来なんだそう。
壬申の乱で敗れた大友皇子は処刑されずに千葉に逃げたんだそう。その際に地元民が大友皇子へ「飯を給した」ことからその名前がついたんだとか。
この付近には大友皇子にまつわる伝説が多くあるようです。
おそらく大友皇子はこのあと東北に行き北海道を経由してモンゴルへ。最終的にチンギス・ハンとしてモンゴル帝国を築いたのでしょう。
飯給駅は無人駅です。
電車は一時間に一本。一度くらいは小湊鉄道で山林まで行くのもありですね(駅降りてからかなり歩きますが)。電車もほとんど来ない無人駅の飯給駅ですが、現在は観光スポットのようになっているみたいです。
こちらの駅のそばにトイレがあります。このトイレ「世界一大きなトイレ」と呼ばれているんだとか。この黒い木の壁に囲まれた中が全てトイレなんだとか。名称は「Toilet in Nature」で建築家の藤本壮介さんという方が造ったそうです。トイレというより芸術作品って感じでしょうか。でもちゃんとトイレとしての役割も果たしているようです。ただトイレがあるだけだけど世界一大きなトイレであれば当然観光地化しますよね。
女子トイレなので中は拝見できませんが、200平米の土地の中心にポツンとトイレがあるそうです。
世界一大きなトイレ??
ウチのトイレは1500平米だわ。
もし飯給駅が世界一大きなトイレを名乗るなら、私の所有する山林にあるトイレは宇宙一大きなトイレになります。
土地の広さは1500平米ですが、間仕切りや壁がないため実質の広さは地球の表面積と同じ509949000000000平米になります。
200平米なんてウチのトイレと比べたらウンコだわ(トイレだけに)。
このように千葉にはいろんな観光スポットがあります。とはいっても女子トイレしかないので外観だけ。
いつか世界一大きい男子トイレができるのを期待しています。