【姉崎地区】姉埼神社の近く、県道沿いの姉がいる店
こちらは姉ケ崎駅前です。
住所は市原市姉崎。駅名は姉ケ崎ですが住所は姉崎。名称に揺れがありますが、姉ケ崎駅はかつて存在した姉ヶ崎村が由来のようです。
かつては宿場町、明治以降は潮干狩りができる観光地として栄えましたが京葉工業地域に指定されて以降は海は埋め立てられ工業地帯となっています。
海沿いですが海を臨める場所はありません。
姉崎は大根が有名なんだとか。千葉は比較的温暖な地域のイメージがありますが、それは海沿いや南部に限った話。内陸は寒く、冬場は氷点下となる地域が多くあります。市原の内陸部も冬の冷え込みは厳しいそうで、その環境が甘みの強いダイコンづくりに最適なんだそう。2020年に姉崎ダイコンとしてブランド化したそうです。そのため駅前に姉崎だいこん像が飾ってあります。
内房沿いを館山まで向かう街道沿いにある姉崎。宿場町だったころの名残りがあるのでしょう。
小さい駅ですが駅前にはスナックやパブがあります。
まさに姉がいるところ。
こちらは駅西口側です。こちら側にも飲み屋があります。
姉崎はビジネスホテルが結構あります。
あのスーパーホテルも姉崎にあるんです。
スーパーホテルあるところ、怪しい店あり。
と思って辺りを探したのですがそれっぽいのはありませんでした。この辺りは工場があり、工場関係者やメンテナンスなどで出張に来る人がビジネスホテルに泊まるのでしょう。ある意味ここはビジネス街になりますね。
っと思いきやデリバリービジネスのためのホテルも混じってます。
遊ぶところの少ない地方都市で、唯一の楽しみはコレなんでしょう。郊外にはこの手のホテルが必ずあります。
町の中心は東口側のようです。
反対に渡るには踏切ではなくガード下を通ります。ここには低すぎるガードがあるらしいです。点検用の通路みたいなところ。
ほぼ橋脚の下の隙間でしかありませんが頭上注意と書いてあるので人が通ることを想定しています。
全国に低い高架下はありますが、こちらは100cm程度の高さしかないためおそらく日本一低いガード下。しゃがまないと通れないし、自転車は通れなさそう。本来なら通っちゃいけない高さ。
こちらは新町ラーメン橋と呼ばれる橋梁でラーメン構造の橋のようです。少し歩けば踏切もあるのでここを使う人はそんなに多くなさそうです。
こちらは姉埼神社です。
主祭神は風の女神である支那斗弁命。地元では明神様として親しまれているそうです。
同社は1900年ほど前からあるとされ、嵐をおさめるために風の神様を祀ったのが始まりのようです。以前の本殿は1986年に火災で焼失し、再建したそうです。
境内には松がありません。
支那斗弁命が「待つのは嫌」ってことで松を植えてないんだとか。またそれが地名の由来にもなっているようです。
支那斗弁命には弟の志那津比古命がいますが、姉の志那斗弁命がここに先に来て待ったことから「あねがさき」という地名になったんだそう。つまり街の名前はここの神様由来のようです。
ご利益は恋愛成就、夫婦円満、待ち人来るなんだとか。待つのが嫌な神様ゆえにその願いが叶うようです。
こちらには湧水があります。
千葉の房総は水の宝庫で掘れば比較的水が手に入ります。市原も井戸や湧水が多くあるのでしょう。姉埼神社の湧水は御神水、または御霊泉と呼ばれ、この水を飲むと100歳まで生きられるんだとか。正直なところ100歳まで生きたくないですが健康によいそうなので飲んでおきましょう。
水量は少ないですが1900年間枯れてないんだとか。
そして飲み水に適しているか確かめるため、定期的に水質検査をしているそうです。クセはなく冷たく美味しい水です。
こちらは姉埼神社の参道でしょうか。明神通りという通りで姉ケ崎駅前までつながっています。
そんな参道でちょっと怪しい区域があります。
健康エステ姉崎ユリと書かれた不健康そうな看板。おそらく体を癒すエステではなく心を癒すエステ。
その隣にはエリア唯一の泡の楽園と書かれた看板が出ています。
これは姉がいる店。
なんか姉って言葉が卑猥にすら聞こえる。
支那斗弁命が御祭神の姉崎。風の神様とは風俗の神様なんでしょう。
風俗過疎地だと思っていた市原市。五井にも姉崎にもありました。地方都市で何もないと思っていた市原市。案外押さえてるところは押さえてます。
それと五井にあった「お姉ちゃんゴメンね」って店は、姉崎に対する挑発だったんですね。支那斗弁命に謝る店。
なんかここだけ昭和っぽさ満載の街並みです。
版権に厳しいディズニーを抱える千葉。
これはスタジオジブリ的にどうなのでしょう。ジブリは著作権侵害に対してそこまで厳しい姿勢ではありません。皆に愛される作品を目指すため「常識的な範囲」であればキャラクター画像の引用は認めているようです。
これは常識的な範囲か否か。
これがトトロではないただの妖精であれば問題ないんですが店名がTOTOROなんですよね。微妙なところですよね。
そんな権利関係が怪しいマスコットを撮影している私は著作権侵害に当たるのでしょうか。
私が撮影対象としているのは街並みであり、これは軽微な構成部分にあたるはずですが問題があれば削除します。
こちらは怪しい店の裏手にある神社です。お稲荷さんですね。
お稲荷さんのあるところ、怪しい店あり。
稲荷神社は国内で3万社以上あり、個人で祀られているものも含めるとかなりの数あるそうです。とくに商売繁盛のご利益があるため商店街にはかならずあるもんです。当然風俗店のそばにもあるのでしょう。
裏手から見るとさらに怪しい雰囲気を醸し出してるエステ。同店は比較的交通量の多い道路に面しています。入るところを近隣の人に見られないように裏口が用意されています。こういう心配りができる店は優良店のはずです。外観ぼろいけど、少し気になります。
今回は初めて姉崎に来ました。地方の駅なのでもっとしょぼいだろうと思ってましたが、人口も多く企業も複数ある市原市。それらを支える怪しい店もありました。千葉まで行けば栄町がありますが、敢えて地元の店を選ぶ市原市民。いいですね。
果たしてあのエステはどんなところでしょうか。
だいぶ古い建物だったので早く行くべきですよね。もしかしたらもう営業してないかもしれません。
ちなみに姉崎の女性は待つのが嫌いなんだそうです。