習志野なのか?船橋なのか?終着駅にある魅惑な飲み屋街「津田沼歓楽街」
本日は習志野市に来ております。
こちらはJR総武線の津田沼駅です。習志野の玄関口である津田沼は東京や新宿に一本で出れる駅なので利用者も多く駅前は賑やかです。
私も何度か津田沼駅には来ております。
飲んだ帰りに電車で寝てしまい起きたら津田沼にいたなんてことが何度かありました。
津田沼は終着駅なのでここに着いて気付くんです。千葉行きじゃなくてよかったって安堵したことか。
でも帰れないから結局同じ!
終電終りで帰る手段がないのでカプセルホテルに泊まるか、漫画喫茶で時間潰すか、始発まで飲み明かすか。
津田沼は始発まで滞在するところ。
そんな経験をしているためあまり良い印象の駅ではありません。
でも千葉の中で利用者が5番目に多い駅のようでそれだけ多くの人が住んでいるのでしょう。
津田沼駅は習志野市の玄関口。
多くの習志野市民が利用するのでしょうが、駅の北側は船橋市なんです。
津田沼駅って駅舎自体は習志野市にあるんですが船橋との市境にあるため駅北側はほぼ船橋市。津田沼って駅北口側のイメージが強いですが、そこ、船橋だったんです。
県境や市境は治安が悪くなるもんです。今の津田沼は治安が改善されたのでしょうか。かつてはあまり治安のよくない地域でした。とくに北口側。
治安が悪かった原因、船橋だった!
たしかに治安が悪い時期もあったのでしょう。でも治安が悪いと言われたのはかつてのこと。津田沼は都心にアクセスしやすい立地なので住みたい街と言われるようになっています。
駅前にはお店も多く買い物にも便利なところです。都心に出ずとも津田沼で買い物を済ませられます。
津田沼といえばデパートのイメージがあります。1970年代後半、津田沼近郊は宅地開発が進み人口が一気に増えたそうです。そのため駅前にデパートができました。
イトーヨーカドー、高島屋、丸井、パルコ、ダイエー、多くの百貨店が進出してきたそうです。
このようにデパートだらけだった駅前ですが現在は静かになってしまったようです。
激戦地と呼ばれたのは90年代まで。
2000年に入ると売り上げが低迷し撤退する店舗が増え、今のような景色となりました。
こちらは元々パルコがあったのでしょうか。跡地には複合型タワーマンションができるそうです。どこも駅前は似たような街並みになりますね。
こちらはイトーヨーカドーがあった跡地です。
津田沼の顔だったイトーヨーカドー。こちらはイオン系列の店になるんだとか。
ちなみに新津田沼駅の北口にはイオンがあります。
郊外の都市、岡田家に浸食される。
このようにだいぶ街並みは変わったようですがそれでも変わらぬところがあります。
こちらは津田沼駅北口側線路沿いにある雑居ビルです。沖縄、韓国、メキシコ料理屋さん。
情報量の多い雑居ビル。
こんな感じで津田沼駅北口側は飲食店が多いです。
閑静な住宅街?
デパートのイメージ?
津田沼のイメージは飲み屋街のイメージです
津田沼駅北口側の路地の一画飲み屋街があります。にぎわい横丁通りという名の飲み屋街。
居酒屋、バーなどの飲食店のほか、スナックやキャバクラなどもある路地です。津田沼駅前ですが住所は船橋。
ノウハウがある船橋市がつくる飲み屋街。
これ新宿二丁目出張所って書いてあるけど西船橋でみたやつ。
こっちの店も西船橋で見たやつ。
やっぱりここ、船橋だった!
っていうより二丁目要素が強めの船橋。需要があるんでしょうね。
私にはわかります。
こちら、ピンサロのはず。
船橋の飲み屋街で見たっぽい店の名前。宝塚を彷彿とさせるやつ。こっちの店は船橋よりシックな看板。船橋のはセーラー服向上委員会推薦店でしたがこちらはその表記がありません。
同店は総武線沿線で展開してるグループ店なんだとか。
総武線延線?多分利用してそう。
千葉の飲み屋街、まだピンサロが健在です。そして一軒だけじゃないんです。
こちらはサロンって書いてるのでサロンなんでしょう。やはりノウハウがある船橋市がつくる飲み屋街、特殊な飲み屋が二軒同じビルにあります。
こちらもサロン店でしょうか。
キャバクラっぽい雰囲気を出していますがキャバクラで写真指名はしないでしょう。ってことはここはピンサロ。
なんだか津田沼、ちょっと怪しい店が多め。
このような街があるのは古くからで津田沼は軍隊の街と呼ばれていました。津田沼駅の北側一帯は明治時代に陸軍演習場が設置されたのです。
陸軍いるところ、歓楽街あり。
津田沼駅界隈は兵隊を相手にした店があったんだとか。花街ではないけどそれっぽい街があったはずです。そしてそれが今の時代まで生き残り、飲み屋街が形成されたのでしょう。津田沼にはそんな歴史があるんです。
たぶんそんな歴史はないはず!
駅北口の飲み屋街は戦後にできたのでしょう。ごく普通の飲み屋街で遊郭や花街の名残りなんてありません。ここは飲み屋街なので風俗は一軒もありません。
一軒も?
飲み屋と同類にすると問題のある店もありますがあれも一応飲み屋街。津田沼にはそういった店がないんです。
でも町内にはなぜかラブホテルがあります。津田沼って普通のホテルも少ないんです。今の津田沼はベッドタウンなのでホテルを必要としません。でもなぜか一軒だけあるホテル。それもラブホ。
ホテルが成り立つってことは利用者がいる。
まぁキャバクラが多いですからね。
アフターで使われたりするのでしょう。
こちらは線路脇にあるゲームセンターです。
アミューズメントと書かれた看板。ここはアミューズメント施設なのでしょう。同じビル内にカプセルホテルがあります。そう。ここは私の想い出の場所。
ついつい飲み過ぎてしまい電車で寝過ごす。終着駅で起こされ駅名を見て愕然とする。このような経験をした人は多いのではないでしょうか。私が一番行った終着駅は大江戸線の光が丘。折り返して都庁前だったこともあります。次いで高尾山口、立川、小田原、八王子、そして津田沼。
駅名を見た時は絶望しかありません。でもどうしようもないのでその状況を受け入れる。逆に知らない街にタイムスリップしたドキドキ感、新たな出逢いがあるかもというワクワク感。
寝過ごしたことをポジティブに考えるようになります。
終電終りなのでほとんどの店が閉まってますが「マッサージいかがですか?」と声をかけてくれる優しい人がいるんです。
津田沼に降りた時、深夜なので店は閉まっており、マッサージいかがですかって言ってくれる女性を探しました。
しかしそんなときに限って見つからないんです。
飲み屋街の入り口で途方に暮れていた時、このホテルがオアシスに見えたのです。
寒空の中街をさまようことなく暖かい部屋で寝れる(カプセルだけど)。しかもサウナまでついているんです。一階にゲーセンがあってサウナもあってホテルもある。まさに男のための雑居ビルだったのです。
そしてビル4階には怪しい店があるんです。
確かここにもサロン的な店があったのです。3年くらい前まではあったのでしょうか。もうその店はここにはありません。
感染症は津田沼の文化まで消し去りました。
でも、なんかまだ怪しい雰囲気が残ってます。
店名がハワイなのにタイ古式のマッサージ店。
ハワイ語でありがとうの意味のガールズバー。
天使という名を冠したフィリピンパブ。
そしてホテヘル。やっぱりあったホテヘル。まだ全然怪しいままだった。
ピンサロがあるのは知ってましたが津田沼、こんな店あったんだ。いつもすぐに寝ちゃってたから気付かんかった。やっぱりちゃんと街は散策すべきですね。これを利用すればホテルにも泊まれるんです。
飲み屋街にあるあのラブホ、この店のためのものだった!
津田沼駅北口にある飲み屋街。ほぼ船橋っていうより住所も船橋。風俗店はほぼ無い(あるにはある)。風俗街のようなところではなく飲み屋街です。飲み屋は店舗数が多いのでよさそうな感じ。
今までは終電で来ていたけど早い時間にくるのもありかも。
飲んだあと帰るのがめんどくさくなったら泊まれるカプセルホテルもあるしラブホに一泊することもできる津田沼。
今宵はどちらに泊りましょうか!