山林生活

横浜中華街で四川麻婆豆腐を食べてみる

横浜中華街で四川麻婆豆腐を食べてみる

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寝れるか心配でしたがぐっすり寝ることができました。
部屋には何もないですが寝るだけであれば何ら問題ありません。エアコンがあるので夏場は涼しいし冬は暖かいのでしょう。
これであれば文化的生活ができます。

朝ごはんです。食パンにゆで卵、バナナ。パンは何枚でも食べれるんだそう。
理想は和食ですが朝食を用意して出してくれるだけで十分です。

今回横浜に滞在するわけですが特段横浜に行きたかったわけではありません。赤レンガ倉庫なんて行ったところで何かあるわけでもなくみなとみらいに興味はありません。唯一中華街くらいでしょうか。つまり中華街に行ったあとは何もすることはありません。そもそも何かしたいわけではないのです。

今回はホテルに滞在してゆっくりしたいということでした。ホテルの部屋でゆっくり動画見たり作業をしたりするつもりでした。まさにホテル暮らしといった感じでしょうか。文豪が旅館に泊まって執筆するような感じでしょうかね。そういった生活をしてみたかったんです。

でも、ぜんぜんホテルでゆっくりできない。

部屋自体は問題ないのです。宿泊者が少ないからなのか比較的静かです。夜になると奇声が聞こえたり、ヤバそうな咳をしている人がいますがそれはホテルとは関係ないんです。でも圧迫感ってやつでしょうか。心は一切休まらないんです。
狭い部屋にベッドとテレビだけ。ほかには何もありません。
なんとなく独房に入れられている感がするんです。悪いことしてないのに罪を償っている感じ。
本当であれば朝食を食べた後はホテルでゆっくり。ワイドショーをテレビで流しながらタブレットで作業をする。昼過ぎまでゆっくりした後は外出して外でランチをする。こんな感じをイメージしていました。しかしそんなホテル暮らしとは大きくかけ離れてしまいました。

夢のホテル暮らしのつもりが、ただのドヤ暮らしとなってしまいました。

昨日もあとは焼酎をあおっていただけですからね。酒飲んで寝て朝起きて何もしない。こんな自堕落な生活となってしまうのでしょう。
気分を変えないと頭おかしくなりそうです。ここにいたら精神が病みそうです。部屋にいてもあれなのでとりあえず中華街に行きます。

仕事では何度か近くを通っています。あとは有名な肉まん屋みたいなところで買って帰ったことがあります。でも中華街の中を歩き回ったり、店に入って食事をしたことはありません。
中華街は中華料理を食べるところ。11時くらいになると飲食店がオープンしていきます。

見たところ横浜中華街にある中華料理店の多くは食べ放題のようです。いわゆる飲茶というやつでしょうか。時間無制限の食べ放題で好きなものを注文していくスタイルです。値段は店舗や品数によって異なりますが2000円前後が多いように感じました。

学生のころはよく食べたので食べ放題に行くこともありましたが、最近はめっきり行かなくなりました。根が貧乏性なので食べ放題だと元取らなきゃという気持ちになってしまい食事を楽しめないのです。原価の高そうなものをひたすら食べるそういう卑しい行動をとっちゃうわけです。そのため「食べ放題」や「ビュッフェ形式」のところにはできる限り行かないようにしています。
そもそもそこまでお腹空いていないので一品料理でいいんですよね。

食べ放題も多いですがランチ時のためランチメニューもあるようです。
ランチは800円とか比較的安い金額で提供しているそうです。

名の知れた店があったのでそちらに行きましたがタイミング悪く休業日でした。まだ滞在するので別の日に行こうと思います。

有名店に行けば間違いないと思っていました。しかしそこが開いてないとなると困ったものです。横浜中華街はお店が多すぎるんです。そしてどこも似たような料理なんです。
中国は広いです。広東料理や四川料理といった様々な地域の料理があり、肉や魚、高級食材を使ったものなど色々あるのです。しかし中華街の店はどこも似たり寄ったり。

「四川料理専門店ですが広東料理もあります。北京ダックもあるよ!」

こんな感じの店が多いです。小籠包と北京ダックがメインコンテンツなのでしょうか。どこも同じような店に見えます。
どこがいいかわからないのでGoogle先生に聞きます。その結果こちらの店にたどり着きました。

この店は四川料理店のようで、四川といえば麻婆豆腐です。
麻婆豆腐はもっぱら丸美屋です。本場のものを食べたことがないので本場の麻婆豆腐ってやつを食べようかと思います。

こちらは景徳鎮というお店で四川料理専門店なんだとか。ここ以外に景徳鎮新館や酒家といった名称のところもあるようですがどうやら運営は違うんだそう。ネットで調べたところ若干ドロドロしていて店名の商標権で争いがあるような感じです。

そんなドロドロの店でトロトロの麻婆豆腐を頼みます。

注文すると店員から「辛さどうするか?」と聞かれます。
初めての店です。こういうときはスタンダードをチョイス。あとで知ったのですがスタンダード以外に本場向けの麻婆豆腐もあったようです。

スタンダードを選んだので本場のものは食べられませんでした。

注文してすぐにセットのご飯が届きます。提供が早くていいですね。ライスはおかわり自由のようです。
でも届いたのはセットのライスだけ。この箸休め的なヤツで白米食べられるんですがそれやっちゃうと麻婆豆腐だけで食べなきゃならないのでお預け状態が続きます。

10分ほどして麻婆豆腐が届きました。ちょっとイメージしたやつとは違う麻婆豆腐です。
真っ赤でぐつぐつしてるやつをイメージしましたがどちらかというと日本でよく見る麻婆豆腐って感じ。
ちょっと辛いですが食べれるからさ。しびれて食べられないってことにはなりませんでした。
でも中華料理は油が多いですね。おいしいんですがこの油がお腹を壊すポイントでしょうね。

本場のつもりが本場でなくなってしまいました。でも四川料理に間違いないのでしょう。

横浜中華街の中には大小500以上の飲食店があるそうです。
中華料理なのでそこまでまずいものを出す店はないのでしょう。でもせっかくここまで来たんだからおいしいものを食べたいです。ただこの中から探すのって大変なのでしょう。そうなると無難な店を選んでしまいます。それはそれでよいのでしょうが。

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