買った山林に隣接する川を調査してみた
昨日に比べると少し寒いです。
久しぶりの車中泊のためあまり寝付けませんね。
山林を購入してそこに山小屋があるのにもかかわらず車中泊をしております。その理由は小屋が小屋の体を成していないため。一応屋根もあり壁もありますが、壁はベニヤ板を張っただけのような造り。そして隙間だらけです。雨風凌げれば...というような言い回しがありますが、雨は防げても隙間風ガンガン吹いているような場所です。朝起きたら体中虫だらけというのは嫌です。車の中であれば閉め切っちゃえば虫は入ってきません。ただ所詮は車の中。住むのには適していません。
やはり慣れる必要があります。
以前は車中泊の旅に出た後、戻ってきて山林に滞在しました。寝泊まりすることに慣れていたため熟睡ができました。しかし一度車中泊から普通のところで寝るようになってしまうと車は寝るところではないと身体が認識してしまいます。サスペンションの揺れ、気温、色々と睡眠を邪魔するものがあります。気が付けば日が出てるといった状態で熟睡できません。
疲れが取れないため作業をする気も起きない。ダラダラと過ごしていると昼過ぎ。負のスパイラルから抜けられない状態です。週末には戻らないといけないので作業は程々にし、本日は付近の散歩をしました。
ここの山林を購入して一年半。周りに何があるのかよくわかっておりません。
周りに何があるかって、あるのは山と木ばかりです。それもそのはず人里から少し離れた場所です。畑はあるものの人家はない。そしてエンカウントするのは獣だけっていうような場所です。どうせ周り歩いたところで木しかないわけです。そんなわけで見ていませんでしたが散歩ついでにちょっと散策してみようかと思いました。
なんだかんだでガキの頃からこういう散策が好きなんです。道なき道を進み、その先に何かあるのかを確かめたいわけです。そんな感じで子供のころに山を登っていたところ、ホームレスの死体を見つけた経験もあります。今回はどんなものが見つかるのでしょうか。
周りは山林だといっても人の所有する土地になります。むやみやたらと入るのは好ましくないでしょう。とくにフェンスとかないし、恐らく入ったところで何か咎められることもないのでしょうが、一応他人の土地ですからね。そのあたりを考慮し行政が管轄する場所へ。
所有する山林のがけ下には河川があります。そちらに行ってみました。
河川といっても全く大きくありません。地図にも載らないような川なのではないでしょうか。川というよりは人口で作られた農業用水路です。近くには田んぼがあります。千葉とはいえ田舎なのでメインは一次産業なわけです。古くからこの川は農業用水路として利用していたのでしょう。
用途が農業用水路のため水が流れていればよい。そのため水かさは浅く、歩いて上流に行くことも可能です。レジャーで来るような場所でもなく、人も入ってこないところです。そのため周りの木は倒れ、荒れ放題です。また獣も多くいるのでスタスタと歩くのも危険です。シカが普通に歩いています。ここは人の入るべき場所ではないのでしょう。
しかもスニーカーで来てしまいました。長靴であれば水を気にせず歩けるのですが。
そこまで奥深くいかず付近を探索です。
恐らくイノシシの足跡と沼田場がありました。足跡、糞もイノシシのものです。
この辺は獣だらけですね...。
せっかくの川なので、水生生物の捜索してみます。人は栽培の前は狩猟や採取で食料を取得していました。貝や魚などは食料として充分価値のあるものです。少なくともバッタやコオロギを食べるよりも抵抗なく食せます。その食糧が手に入る可能性があるわけです。今のうちのそれは調べておかなければなりません。
河川が浅いのでアメンボくらいしか見えませんが、よくよく見てみると魚がいます。
確認できたのはエビ、ドジョウ、あとは以下の魚です。
死骸ですが生きているのも泳いでいました。クチボソでしょうか。そこまで大きな魚ではありませんが、一応いるみたいです。
ん!?これは食料になるのでは!!
流石になんで死んでいるのかわからない魚を食べるわけにはいきませんが、この手の魚がいるならばそれを捕まえて調理することもできるわけです。ドジョウなんて最近じゃ高級魚みたいな扱いになってしまっていますからね。
川エビの素揚げ!どぜう鍋!
鍋にできるほどの数は見られませんでしたが、今度ワナを仕掛けて採取しようと思います。散策したのがちょっとだけだったので、また範囲を広げて散歩してみます。イノシシにビビりながらですが...。
山林の敷地内に河川があれば自由に使えるのですが、隣接する河川は市区町村の土地なので勝手に何かするのはよくありません。一応法律的なところはしっかりと調べておかなければなりませんね。でも川が近くにあると釣りしたりできるわけです。この河川は釣りをするのには不適当なサイズですが、どうせ山を買うならば川もセットの方がいいですよね。
こんな感じで周りに何もなさそうですが観てまわると色々見つけられそうです。やっぱり冒険は大人になっても楽しいものですね。
散策した結果、見つけたのは魚の死体でしたが。