山林生活

小屋暮らしの第一歩。山林小屋で寝泊まりしてみた

小屋暮らしの第一歩。山林小屋で寝泊まりしてみた

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囲炉裏もできたしそこで調理もできました。結構囲炉裏って使い勝手が良いです。小屋の中なので風が吹かないのもよいし、天候も気にせずに使えます。火を見ながらのんびりできるってのもよいもんです。これこそがアウトドアの醍醐味ってやつなんじゃないでしょうか。キャンプ地で行うアウトドアの場合、設営したり片づけをしたりと面倒な作業がありますが、ここでは一切ありません。またキャンプ地だと直火がダメとか色々と制約がありますが、ここではそれもありません。自分がやりたいようにでき、したいようにする。それが可能なのは土地を所有しているから。

酒を飲んでのんびりすることもできます。なんだったらこのまま寝ることだって。

今回囲炉裏を完成させて小屋を多少片付けました。床も木灰で白くなっていましたが拭き掃除で綺麗にしました。もうこれ、小屋完成なんじゃないでしょうか。まだまだ漆喰が剥がれたりして未完成な部分もありますが、寝泊まりできそうな感じになりました。
小屋を改修していたのはこの小屋に寝泊まりできるようにするため。これまではそれができそうになかったので夜は車の荷台で寝ていたんですが、これからはここで寝泊まりをしてもよいんじゃないかと。というわけで、今日から小屋で寝ます。

もう夜は寒くないですが、火を焚いておくと虫も侵入してこなくなるでしょう。春が過ぎて暖かくなるため虫も毎度のように大量発生します。小屋は閉め切っていても虫が入ってくるんです。寝ているときにそうならないように火を焚き続けるんです。でもここで緊急事態発生。

一酸化炭素のアラームが発動。室内の一酸化炭素濃度が100ppm以上になるとアラームが鳴るシステムになっています。扉を閉めてから30分ほどで音が鳴りました。メイドインチャイナの警報機なのであまり信用していませんでしたがちゃんと作動したみたいです。
一酸化炭素中毒は死に至る場合もあります。警報機が無く「一酸化炭素とかダイジョブだろ」くらいで考えていたら誰にも気づかずに死に、発見されるのは大分先になっていたと思います。そんな高いものではないので火を焚いたりする人は持っといた方がよいかもですね。でも逆に考えればこんなにも簡単に死ぬことができるってわけです。

一酸化炭素は空気より重いそうです。床に置いてある警報機が鳴るってことは室内の一酸化炭素はかなりの量になっているっぽいです。

そもそも煙は天窓から抜けませんでした。つまり小屋の構造上の問題があるのかもしれません。木炭に切り替えたので煙は出なくなりましたが、今度は一酸化炭素の悩みが出てしまいました。小屋には扉以外に窓も二ヶ所あるのでそちらをあけます。窓を開けると数分で一酸化炭素量は減ります。でもこれだと冬場も窓開けてないといけないってことですよね。囲炉裏で暖が取れると思ったんですが室内を暖かいままにはできないようです。

小屋には寝泊まりできるようになりました。この時期であれば使用最適温度15℃の安い寝袋でも問題なく寝ることができました。というより車内より断然寝心地がよいです。ただ木の床に薄い寝袋で寝たので寝床が固いので新たに考え直したいです。それとやっぱり虫がどこからか入ってきます。蚊取り線香を焚くも効果なし。ハエと蚊が侵入してきました。虫に関しては車内は閉め切ってるので入ってきません。車内と同じような環境を小屋で整えるためには虫よけグッズを増やすしかなさそうです。そもそも山の中にある小屋で虫ゼロを目指すということ自体かなり困難なんですが、快適な住環境を整えるためにこれは必須事項でしょう。
寝泊まりはできる、食事の用意もできる。これって小屋暮らしが出来るってことですよね。とはいっても今回は短期の滞在。今後長期滞在しても不便の無いようにカスタムしていきたいと思います。

ちなみに部屋はニンニク臭に満ち溢れています。やっぱり換気が必要ですね。小屋暮らしの第一歩を踏み出せました。

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