シイタケ農家を目指せ!シイタケ自家栽培に着手
山で取れるものといえば春は山菜やタケノコ。秋は栗やキノコといったモノ。とくに今年はキノコの当たり年だったんだとか。
こちら、この山林の“レストルーム”です。こちらで用を足して土をかぶせているのですが大きなキノコが生えていました。
コレ、食べれるのだろうか...??
多分まだ土に還ってないウンコから生えてるキノコです。はたしてどんな味がするのでしょう、どんな香りがするのでしょう。
虫は食べれたとしてもこちらはちょっと食べられません。要は便器の中に生えたキノコですからね。
トイレに行ったらキノコ生えてたから採取して鍋に入れちゃいました。
それ、食べられます?
仮にこれがマツタケだったとしてもウンコの上から生えてきたものです。キノコにウンコってほぼスカトロ系の話題になっちゃうじゃないですか。そういう趣味はないんです。
でもせっかく山にいるんです。そういった秋の味覚も取れるようになるとよいのですが、虫は毒がないですがキノコには毒キノコがあります。
日本には5000種以上のキノコがあるんだとか。しかしそのほとんどは知られていないキノコばかり。その中で食べられるとされているキノコは100種類、毒キノコは200種類もあるそうです。残りは食べられるかどうかも分かっていないんだそう。
そもそも毒キノコが食べられるキノコの倍あるわけです。目をつぶって食べても6割の確率でハズレを引いてしまいます。椎茸ですら野山に生えていたとしても判断ができません。よっぽどヤバイヤツを摂取しない限り少量であれば吐き気がある程度で済むのでしょうが、わざわざそのようなリスクは犯したくないです。それであれば生えてるものを探すのではなく自分で育てればいいじゃないか!ということでキノコの栽培を目指します。
売ってるやつ買ってきました。
ホームセンターでは原木のみのものとこのようにすでにキノコの菌糸が植えてあるものが売っていましたが後者をチョイスしました。理由は楽そうだから。
原木とキノコの菌糸。それとドリルの先端を買えばインパクトドライバーを使って作付けは出来ますがその作業が面倒だったんです。多分菌糸を植え付ける以外の作業も必要なんでしょう。でもすでにキノコの菌糸が植え付けてある原木であれば置くだけでいいはずなんです。とくに初めてで勝手もわかりません。既製品を置いてみてどんな感じなのかを確かめるために購入しました。
しかも全部で四本。
一本当たり菌糸が70か所ぐらい植えてあります。木の大きさは大小ありますが250個くらいある感じでしょうか。これが何度か採れるんですよね。キノコ栽培とか全くよくわかっていません。放っておけば勝手に生えてきて大きくなったら採取するって感じだと思っていますがどうなんでしょう。
さて問題はどこで栽培するかです。
キノコのイメージはジメジメしたところがよいのでしょう。敷地外ですが誰もいない川のそばに置いておくのもよいのでしょう。でも川は崖の下で行くのが容易ではありません。そのため却下。それ以外の場所だと日影になりやすそうなところでしょうか。
こちらも所有の山林の中にあります。崖を登らないといけない場所です。この山林を購入して5年経ちますがここにくるのは指で数える程度。少し傾斜地ですが平らな方です。ずっと放置したまま。でも木々が多いので雑草はあまり生えません。木漏れ日がある程度。多分シイタケ栽培には理想的な場所なんじゃないでしょうか。では早速キノコ栽培の準備をしたいと思います。
メンテナンスフリーじゃない!!
てっきり放置しておけば良いもんだと思ったんですが栽培前にやるべきことがあるそうです。水に浸けて12~24時間。これをやらなきゃダメ見たいです。
容器がこれしかないのでこれに水を溜めます。
サイズが合ってない。半分浸けて途中で逆も浸ける感じでしょうか。
悪いなのび太。この桶、三人用なんだ。
今回購入したのは四本。つまり残りの一本は過酷な環境で育てることになりそうです。
浸けている間に準備をしなければなりません。
こちら前オーナーの置き土産である万能作業台が朽ちたやつ。要はゴミです。
キノコってこういうのに立てかけてある感じですよね。これを使えばいいんじゃないでしょうか。ということで動かしてみたのですがだいぶ朽ちてて木を支えられなさそうです。そのため原木を立てかけて置ける何かを作らなきゃなりません。
手元にある廃材を使って原木の足場づくりを開始。定規類は使いません。
目測で切るとこんな感じで汚いし斜めに切れますがこれも愛嬌。
組み合わせて作りました。クリアランスに余裕を取ってみました。ちょっとしたことでは壊れません。でも隙間が多いためバラバラになりそう。結局紐で結び付ける羽目に。
こんな感じで立てかけました。ちょっと風通しがよさそうです。これだと湿気が溜まらずにキノコが成長しないのでしょうか。もっと地面に近い方がよいのかもしれません。
まぁ今回は初めての試みです。これで成功すれば今度は菌糸だけを買って原木は山で伐ったものを使って栽培したいと思います。