山林生活

【ジャガイモ栽培】ジャガイモはネギとは違うんだよ、ネギとは!

【ジャガイモ栽培】ジャガイモはネギとは違うんだよ、ネギとは!

[更新日]
[著作者]

畑の方は除草剤を撒けないので雑草がのび放題です。畑は除草剤に頼れないので毎回手で雑草を抜く作業をしなければなりません。雑草が生えていても作物は育つのですが見た目が悪い。あと雑草に栄養を持ってかれるので土地が痩せちゃうんだと思います。山林生活の畑は基本的に放任主義で成り立っています。それでも畑作業をする場合は草刈りから始めます(草刈りしないと動線が確保できない)。

今年も大量発生しているカラスノエンドウです。別称ピーピー豆。なんでここまで増えているのかが謎です。

その辺に生えてる草「カラスノエンドウ」を食べてみた
その辺に生えてる草「カラスノエンドウ」を食べてみた

先日その辺の雑草を使ってサラダを作りました。 サラダっていうかただ葉っぱを食べただけですが、山林生活っぽい

前に食べたことがありましたがそこまで美味しいもんではなかったんですよね。若葉も食べられるそうで、今が正に旬なんだと思います。
でもこれだけ大量にとれるけど食材として認識されていないってことは一般的にも美味しいものとされていないのでしょう。

まだ実はなっていません。これ、実がなると刈り取るのが大変になるんです。しかも刈り取る際に種が落ちて翌年もまたこんな感じになっちゃいます。
今のうちに刈り取っておきます。

まぁ土が見えるくらいになれば良しとしましょう。おそらく一カ月もたてばまた雑草だらけになるんです。

生えているのはニンニクです。ニンニクの収穫期は6月頃。つまりあと一カ月ちょっとで収穫できるわけです。
最後に肥料を与えます。与える肥料はネギ専用のモノ。ニンニクにも適しているそうです。今年はよいニンニクが収穫できそうです。

刈り取った雑草は間に入れてマルチ代わりにします。こうすることで新たな雑草がのびづらくなるはずです。普通に黒ビニールのマルチを買うのが一番楽なんだと思います。毎回来るたびに除草作業が悲痛ですからね。でもこうやって土いじりをしているのも楽しいんです。

さて、本日のメインディッシュです。今日はジャガイモです。本当ならばジャガイモとサツマイモを植えたかったのですがサツマイモはもう少し遅い時期だったようで苗が売っておらず。そのため今年はジャガイモ一本で攻めたいと思います。ジャガイモは一袋1kgあり、10個入っています、合計30個。
これを二等分にわけます。半分にすることで倍に出来るそうなんです。ジャガイモのサイズが30g程度であればそのまま植え付ける、50g以上であれば一つが40gくらいになるように切り分けるのがよいんだそう。買ったジャガイモは一つあたり100g。つまり合計60個を植える計算となります。

ジャガイモを切るためにこの小屋ではじめて包丁を手に入れました。これまで食材を切るのはハサミか歯でしたが、これからは肉とか野菜とか歯でちぎることなく調理ができます。

切るものが無いと開けられないスタイル。服を買いに行くための服がないってやつと同じ。

半分に切ります。これを30回繰り返します。

ジャガイモは切り口から腐ってしまうおそれがあるので切り口に草木灰を塗って保護しなければならないんだとか。

草木灰ではないけど木炭の灰でも大丈夫だと思います。おそらくアルカリ性質を使って細菌を寄せ付けないようにするのが草木灰を塗る理由なんだと思います。
ただ塗る量が全然わかりません。このへんは適当に済ませます。

30個全部塗りました。つまり60株。単純計算で1個のジャガイモから10個取れれば600個のジャガイモが生産できるわけです。一株の収穫量が1.5kgくらいらしいのでひとつ当たり100g計算であれば15個。つまり900個のジャガイモが収穫できる計算です。

灰を塗ったジャガイモは丸一日天日干しにしなければならないということ。すでに日暮れなので翌日一日干すことに。
干して大体の植えるか所に置いておきます。こちらは昨年サツマイモを育てた場所。今年はジャガイモだらけになる予定です。サツマイモを育てるときに学びました。

サツマイモはやせた土地でも育つんだよ!はウソということを。

やせた土地でも育つではなく、やせた土地でも育てられるってだけです。ある程度肥料は必要で手をかけなければ育たないんです。ジャガイモもやせた土地でも育つタイプの作物ですが今回はちゃんと肥料を与えたいと思います。

しかし手元にあるのがネギ専用の化成肥料なんですよ。これで育てられるんでしょうか。

ジャガイモはネギとは違うんだよネギとは!

どうやら窒素分が多いと窒素過多という状態になり芋が成長せずに葉が成長するんだとか。そういえばサツマイモも似たような話が出ていました。でもその辺どうにかしてくれるはずです。とりあえず手元にある肥料がこれしかなかったんです。そのためまずはこの肥料で育てる。そして良いタイミングでジャガイモ用の肥料に変えていけばいいんじゃないでしょうか。多分それで大丈夫だと思う。

わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい。

ただそれだけです。
ネギ用の肥料を入れてジャガイモの切り口を下にして5cmくらいの深さに植える。

バジルがコンパニオンプランツに良いということで早速100円ショップで買ってきました。育つ育たない関係なくジャガイモ畑にぶち撒いときました。あとは収穫するまで定期的に様子を見て土寄せして肥料を与えていけば秋には美味しい芋が育つはずです。今年こそはよい収穫を期待しています。

関連記事

【自給自足】はつか大根は素人でも育てられる。一番簡単な育て方
【自給自足】はつか大根は素人でも育てられる。一番簡単な育て方

先日、本日ともに東京は雪でした。 ついつい山林に行かないと、本サイトの更新も怠ってしまいます。 雪のため行かない。こんな...

 
昨年植えたニンニク、腐ってやがる。遅すぎたんだ。
昨年植えたニンニク、腐ってやがる。遅すぎたんだ。

帰ってきたらちょうど梅雨明けくらいじゃん! ってことで梅雨が始まったタイミングでバンコクに行きました。 やっぱり雨の...

 
シイタケ自家栽培計画、終了のお知らせ
シイタケ自家栽培計画、終了のお知らせ

シイタケ栽培が全然なんですわ。単純に季節の問題。 シイタケ栽培に適した気温は15℃前後。日中は20℃あると望ましいんだそう...

 
【自家農園】肥沃な大地計画終了のお知らせ
【自家農園】肥沃な大地計画終了のお知らせ

4月には何かを植える。そして収穫して自給自足を目指す。これこそが山林生活の神髄なんじゃないかと! それを目標にして畑の改修...

 
【自家栽培】シイタケ収穫。ニンニクは変わらず
【自家栽培】シイタケ収穫。ニンニクは変わらず

畑は変わらずといったところ。冬場はそこまで荒れることもありません。夏だと二週間放置していたら畑じゃなくなってますからね。普段...

 

Profile

Author:

山林生活

山林生活を目指す。
でも都市型生活、旅行を中心にブログを書いてます。⇒プロフィール

お気に入りRSS