山林を買ってプライベートキャンプ場をつくる
山林は住宅地の地価と違いかなり安く手に入れられます。関東近県だと坪3000~5000円くらい。傾斜地で安いところだと500円。接道していなければ200円程度の土地もあります。
1000坪で20万円というのもありました。不動産屋に紹介された物件だったのですが接道しておらず、そもそも具体的な場所もわかっていないというところでしたが。
そこに住むのであれば利便性も求めたいです。人里離れた場所で静かに過ごしたいとはいってもアクセスし辛い場所だと行くのも億劫です。でも住むのではなく定期的に通うのであれば多少不便な場所でもよいのかもしれません。
山林に小屋を建てるという選択をする人もいれば、ただ単にそこで休日ライフを満喫したい、遊び用の山林物件が欲しい人もいます。
要はキャンプが出来ればいいってことです。
近年キャンプブームがありキャンパーが増えました。都心であれば富士山とかの周りにキャンプ場があります。秩父や奥多摩の方にもそういった施設があります。しかし昨今のキャンプブームによってキャンプ場も混雑しているのです。自然に囲まれて静かに過ごすつもりだったのに、利用者が多く街中にいるような状態ってこともあります。皆が皆静かに過ごせばよいのですがウェーイって人もいるわけです。
だったらキャンプ場を借りるのではなく、自分で土地購入してプライベートキャンプ場を作った方がよいって場合もあります。そのため山林物件を探しているという人もいます。
とくに最近はソロキャンプも流行っているようです。一人でキャンプするならば自分の土地の方が使い勝手がよいでしょう。
キャンプ場は色々な制約があります。直火禁止のところもありますが、自己所有の物件であればその辺気にせず利用できるのです。
プライベートキャンプ場として山林物件を探す場合、土地の広さの問題に直面するわけですが、広さよりも立地や形状の方が重要となるでしょう。
キャンプだとテントを設営する平地が必要です。
そのため急斜面の土地を購入しても使えません。また広すぎても使い勝手が悪いでしょう。
結局は手ごろなサイズの山林が良いわけで。1000坪とか魅力的ですが管理をするのが大変になります。ブッシュクラフトをするとしてもやっぱり狭い土地の方が良いです。
頻繁に山林に行けるのであればよいのですが、まぁ普通は仕事があるため休みの日とかにしか行けないわけで。
夏場は草ボーボーなんです。ほっとくわけにもいきませんが刈っても一週間ほどで元通りです。
土地が広ければその分作業も増えるわけで、アウトドアライフを満喫したいのに、草刈りで一日過ごすことになってしまいます。
この部分はキャンプ場の方がしっかりしていますよね。管理しているから草刈りもされています。
作業のことを考えればキャンプ場の費用は妥当なのでしょう。直火禁止の場所など制約があるため、制約の少ない自己所有地が良いんでしょうね。
私も最初はテント生活をしつつ、山林小屋を建てることを夢見てました。
しかしながら私にはアウトドア知識は無く、またソロキャンプ一式の道具もありません。
ネットやアウトドアショップでテントとか見てましたが、しっかりそろえると結構な金額になってしまいます。
山林開拓には車も必要、開拓する道具も必要。
そして山林購入費用も必要ということで、真っ先に削ったのがキャンプ道具です。
一応車で寝泊まりできますからね。
カセットコンロがあれば料理もできるわけですし。椅子とかはその辺の丸太に座ればよいだけです。
テント暮らしは少し憧れますが、まぁお金に余裕が出来たらといった感じでしょうか。
キャンプ目的で山林を探しているのであれば、やっぱり河川が近いところになるでしょう。
川の近くの小さな土地とかは結構探すとあるみたいです。
理想を言えば敷地内に川が流れている形ですが、それは関東で探すのは無理があります。
私のおススメとしてはネットがつながる場所ですね。
山林だと電波が届かない場所が結構あります。
人が住んでいないわけですので当然ではありますが、ネットの有る無しではキャンプライフも変わります。
何言ってんだ!ネットが遮断された環境が良いんだろ!という意見もあり、それもわからなくはないのですが、便利なものは使うべきだと思います。
ラジオの電波が拾えなくてもネットがつながればラジオを聞けます。またなんだかんだで調べ物をすることも多いでしょう。
ネットがあると日常生活をしているのと変わりない状態になるかもしれませんが、サバイバルをしているわけではないのでそこは普段通りでよいと思います。
近くに川が流れてて、ネットが使える。
この二つの条件を選ぶだけで探す範囲も狭まるのではないでしょうか。
あまり条件を付けすぎると一生山林は見つかりません。所詮は人が使わないような土地なわけです。
人は使わないけど、キャンプくらいなら出来る程度の土地を探せばよいので、最低限の条件を満たしていればあとは我慢するしかないでしょう。