これは淫乱オブジョイトイ!志村けんが愛した台北の日本人街「林森北路」
台湾は海外旅行先で上位ですが日本とは国交がありません。国交がないのは日中が国交を結んでいるため。日中国交正常化の際に台湾とは断交しました。このように外交上では国と認めていない台湾。それでも日本と台湾と民間での交流は盛んで台湾に進出する企業は3000社を超えています。近年は半導体関連企業が多いのでしょうか。7割近くが台北首都圏に進出しているようです。
多くの日経企業があり日本との距離も近い台湾は日本人街ができるのは当然です。台湾は日本に近いといっても食文化は中国や東南アジアに近い味付けです。そのため食傷気味になることもしばしばあります。
こちらは大戸屋です。台湾には32軒の大戸屋がありタイに次いで海外では店舗数が多いです。こちらの料理は塩麹豚肉の炭火焼き定食。ご飯は日本米。ルーロー飯はおいしいのですがそればかりだと飽きてしまいます。母国を離れ淋しい思いをしたとき、やはり慣れ親しんだ日本食が食べたくなるものです。
和食が食べれて日本の食材が手に入る。そんな街ができるのは当然です。台北市内には日本人街と呼ばれる場所があるようです。
日本人街があるのは林森北路ってところ。日本統治時代は大正町と呼ばれる日本人街でした。古くからある日本人街。日本人は和のこころを大切にします。和を重んじる。日本人は秩序や調和を重視する民族。そのような日本民族が集まる街がここにはあるのです。
ぜんぜん秩序が保たれてない。
いわゆる飲み屋街でしょうか。リトル東京といってもリトル歌舞伎町みたいなところ。どうやら林森北路はキャバクラなどが集まる歓楽街となっているようです。しかもここにある店の多くが日本人向け。やっぱり母国を離れて淋しい思いをしたとき、やはり慣れ親しんだ低俗な店に行きたくなるものなのでしょう。エロを求めてる。日本人はエロ、卑猥を求める民族。そのような変態日本民族が集まる街ができあがるのでしょう。
林森北路にある多くの店で日本語が通じるそうです。日本と変わらないのであればわざわざ台湾に来てまで日本と同じことをするのっておかしな話。もっと台湾らしい店に行くべきだと思いますが、日本よりも多少安いってのが魅力の一つなのでしょうか。それと、日本の店と似てるといってもちょっとだけ違う所があるようです。
林森北路にある飲み屋はナイトクラブやKTVなど日本のスナックやキャバクラに該当する店です。基本的システムは日本とそこまで変わりません。値段が少し安いだけでほぼ同じ。何も変わりありません。違いがあるのは気に入った子がいれば連れ出せれるんだとか。
全然ちげーし。
日本でもその手の連れ出しスナックやキャバクラは存在していますが、それらの店は違法で定期的に摘発に遭っています。台湾でも売春は形式上違法となっていますが、おそらく日本と同じ自由恋愛なら問題ないのでしょう。お酒を飲んでいたらたまたま恋に落ちちゃうやつ。その場で致すエステやマッサージの場合は管理売春が問われるのでしょうが、お持ち帰りは摘発ができないのでしょう。そのためこのような業態が公然と当然のように行われています。
恋に落ちなければ連れ出しは成立しませんが、店も女の子も恋に落ちてもらわなければならない商売。持ち帰りが前提としているようです。つまりここにある飲み屋の多くが性風俗に片足突っ込んでいる店ってことです。
とはいっても全ての店が全てではありません。
一応ここはリトル東京。そんなわけで日本食レストランとかもあるし日本っぽい店も結構あるようです。
これは淫乱オブジョイトイ。
日本っぽい店だと思ったら大人のおもちゃの店。まさにこの店は日本発祥なのでしょうね。街のど真ん中にこういった店があるようです。この店が成り立つってことは利用者が一定数いるのでしょう。その利用者の多くが日本人。そして飲み屋の女性を持ち帰る日本人の殿方は多いのでしょうね。
台湾は性感染症の蔓延地域です。近年日本では梅毒感染者が増えているようですが台湾は古くからB型肝炎ウイルスが多い地域なんだとか。台湾のB型肝炎ウイルスキャリアは15~20%と世界的に見ても多い感染割合のようです。ちなみに日本のHBV感染割合は1%以下。台湾が多いってのがよくわかります。HBV感染によるガンの死亡率は台湾男性の三大死因の一つになっており新生時のワクチン接種を行っています。一般的には母子感染によるものが多いのですが、台湾ではそれ以外での感染が多くあったようです。
それ以外とは性行為によるもの。B型肝炎ウイルスは感染力が非常に高く性行為でも感染します。若い世代では減少しているようですがまだまだ根強く残るB型肝炎。海外でのお遊びはそういったリスクがあります。
でも大丈夫。僕、ワクチン接種済みです。
この時のために5年前に2万円ほど払ってワクチン三回接種してるんです。ワクチンを三回打てば以後5年以上予防できるんだとか。つまり私はノーガードで試合ができる立場なのです。
でも台湾ではHIVの感染リスクもあるんです。一般的にHIV感染は同性間の性的接触が多く日本の場合はおよそ70%が同性間、異性間は15%ほど。残りは薬物使用による感染です。しかし台湾の場合同性間と異性間の割合はどちらも45%程度です。両性愛者が多いのか女性のキャリアが増えているようです。そして感染者の7割が15~35歳なんだとか。歓楽街で一番接触しやすい年齢ではないでしょうか。この手の店が感染症検査を義務付けていれば安心ですが、当然そんなことをするはずもありません。感染症対策をすれば無暗に恐れることはありませんが、避けられるならば避けるべきでしょうね。
こちらは日本人街ではない林森北路です。林森北路は南北の全長2.5km距離があり日本人街があるのは林森公園の南側。北側にも飲み屋街が広がっていますが北に行くにつれてローカルな店となっています。こちら側には台湾人向けの店が多くあるそうです。
街中には新宿サブナードにある衣料品店のように少し過激な服を取り扱う店があります。このあたりは夜の街なんでしょうね。
女の子を連れ出せる店があるためか時間貸しのホテルもあるようです。
でも風俗店といっても表向きはサウナだったりスパだったりカラオケ店です。素人目にはわかりません。難易度はかなり高いです。
こちらには見覚えのあるマスコットがあります。
現地の言葉はわかりませんが漢字の内容を見る限り「日本のお笑い芸人、志村けんなど多数の著名人がきている店」と書いてあるっぽいです。
志村けんさんはコロナ肺炎でお亡くなりになりましたがその際に台湾総統が追悼していました。どうやら志村けんは台湾で人気なようです。台湾で志村けんの人気が高いのは歴史的背景があったから。1972年に日中が国交正常化し日本と台湾は断交しました。その当時台湾では戒厳令が敷かれており解除される87年まで反日教育の一環で日本のコンテンツは遮断されていました。規制されたら見たくなるのは世界共通のようで台湾では日本のコンテンツをレンタルビデオで見る人が多かったようです。やはり一番人気はアダルトビデオでしたが志村けんも人気だったようです。レンタルビデオは違法で録画されたものなので当然字幕はありません。でも「アンアン」言ってるだけのアダルトビデオは言葉が分からなくても楽しめました。また志村けんも「アイーンアイーン」言ってるだけだったので楽しめたのです。ドリフ、だいじょぶだぁ、ばか殿。志村けんが活躍した時代でした。バカ殿は地上波でおっぱいが普通に出てたしエロ要素もあったため人気だったのでしょう。
そんな志村けんが訪れた店。おそらくそっち系の店なのでしょう。
日本の喜劇王志村けんも愛したであろう林森北路の飲み屋街。そこにあったのは淫乱オブジョイトイでした。