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ナナプラザ、ソイカウボーイ。バンコクの歓楽街の今

ナナプラザ、ソイカウボーイ。バンコクの歓楽街の今

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タイ・バンコクではコロナ感染症対策の一環で夜間の飲食業務の営業が停止されていた時期がありました。日本の自粛要請とは違い罰則ありの規制だったそうです。バンコクの夜といえばカラオケやバーなんでしょう。それらが期間中ずっと閉まっていたそうです。そもそもこれらの店は観光業の一つ。外国人観光客が見込めない状態では売り上げもたちません。そのためこのコロナ禍により多くの店舗が閉店、日系企業が手掛けていた飲食店もこれを機に撤退したところもあったようです。

それが渡航制限緩和とともに解除されました。待ちに待った飲み屋の解禁。ってわけでちょっと覗いてみます。

まずはアソーク。アソークのそばにはソイカウボーイという通りがあります。この通りがそのように呼ばれるようになったのは、この場所にアメリカ人飛行士がバーをひらいたのがはじまりなんだとか。そのアメリカ人がテンガロンハットをかぶっていたことからカウボーイと呼ばれ、そのニックネームが定着したそうです。
現在この場所は売春あっせんをするバーやナイトクラブがひしめき合っています。

一見すると普通のオープンスタイルのバーですが、少し過激な服装の女性やキャバクラのようなドレスを着ている人もいます。女性を指名しそこで飲み、気に入ればホテルに持ち帰るという連れ出しスタイルの飲食店。

以前この街に訪れた時は人がすごい多くて身動きが取れない状態でしたが、外国人観光客がまだ完全に戻ってきていないため空いています。

この雰囲気いいですよね。どこかのアジア感があるけど日本語や英語の看板が混ざっててごちゃごちゃしてる雰囲気。まさにネオ東京って感じです。
日本語で書いてあるあたり、多くの日本人が利用するのでしょう。日本人街のプロンポンからもそこまで離れていないですからね。

バスに乗りナナに向かいます。ナナに行くのは初めてです。こちらにはゴーゴーバーのメッカ「ナナ・プラザ」があります。「世界最大の大人の遊び場」と自称しているそうです。

駅前にはドレスが売っています。歌舞伎町にもドレスを販売している店がありますね。この辺はそういった店が多いのでしょう。

大人の玩具の出店があります。ここにはそういった店が多いのでしょう。
また露店で普通に大麻やその手のハーブを売っている店もありました。大麻が合法化されたとはいえ娯楽目的の使用は未だに違法なタイですが、明らかに娯楽目的のような街中で堂々と売っています。

ここは大人の町です。フーターズはやっぱりそっち系に分類される店だったんですね。少し前まで西新宿の電気街のところにフーターズはありましたが、代理店契約をしていた日本の企業が民事再生法適用により倒産。経営権は譲渡され別企業が続けていましたが採算が取れないのか西新宿店は閉店していました。日本にはもっと過激な“飲食店”があるのでトップレスくらいしないとダメなんでしょうね。

こちらがナナプラザです。日本でいうキャバクラビル、いや風俗ビルでしょうか。複数のゴーゴーバーが集まっているゴーゴーバービルです。またニューハーフのお店もあるんだそう。タイ国内の人向けではなく外国人観光客向けの歓楽街のようです。そのためコロナ期間中は虫の息だったんでしょう。やっと再開できる日が来たようです。

施設内に入るためにはボディチェックが必要のようですが、スルーでした。

キレイですね。施設内は撮影禁止と知ったのは出るときでした。ふつうにバンバン撮っていましたが何も言われませんでした。店の中に入ると全裸の人とかもいるのでそういうのを撮影すると怒られるのかもしれませんね。そもそも管理売春も売春もタイでは違法です。法律に抵触するようなことをこんな感じでおおっぴらにやっているのです。日本のソープランドと同じで、斡旋をしているわけではなく、あくまでも自由恋愛って体なんでしょうね。

少し早い時間帯のためナナプラザもそこまで人が多くありませんでした。ただ時間が経てばこちらは混みそうな感じがします。

ここの雰囲気も良いですね。行われているのは売春。いわゆる売春窟ってやつでしょうか。なんとなく遊廓の雰囲気があります。

タイではセックスワーカーやそれに類する性産業に従事する人が多くいるようです。国としては性産業を規制したいのでしょうが、それを規制すれば路頭に迷う人が増え、治安の悪化につながるのでしょう。そのため野放しとなっているようです。

生きるためには働かなければならない。それがたとえ身を売るしか手段が無かったとしても。

タイの中心地は高層ビルが建ち並び他の先進国と引けを取らない街並みとなっていますが、急速に発展したためその波に乗れなかった人たちが多くいます。昔のように誘拐されて働いているといったケースはないのでしょうが、性風俗で働かなければ生きていけないという現状は変わりないようです。

私は今の彼女たちを助けたい。

彼女たちはまだ若いです。まだまだこの先人生があります。彼女たちの未来が明るくなるよう、私たちが助けるべきではないでしょうか。

利用することは時に人助けとなる。これはボランティアです。別に何か悪いことをするわけではないんです。

ホテルのジョイナーフィーっていくらかな??

タイの滞在ももうすぐ終わりです。

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