【車中泊】道の駅「庭園の郷保内」にて車中泊【新潟】
三条市滞在二日目です。
昔、本寺小路というところは遊郭があったそうです。
金物の街、鋳造の街ということで鉄鋼産業で街は潤う。町が潤えば人も多くなる。人が多くなればその手の店も増えるわけです。戦後は赤線として営業。1958年の売春防止法後は飲み屋に転身したのでしょう。
飲み屋に転身したといっても転身されなかったお店も中にはあるはず!そんな街なんだからちょっとした大人な遊びが出来るようなところもあるのでしょう。
どうせ来たなら繁華街で遊び惚けたいと思い、青看板を目印に「三条市街」に向かいます。
よくあるシャッター街です。
地方の場合、車社会のため駅前はなかなか発展しないですよね。イオンなどの大型店舗が幹線道路沿いにでき、商店街はどんどん規模が縮小していきます。昔は飲酒運転も大目にみられていたこともあったので、車社会の地域でも飲み屋は繁盛していました。今飲酒運転をすれば社会的に抹殺されるわけですからね。かといって代行を呼ぶにもお金がかかる、外で酒を飲む文化も廃れていく。こんな感じで街も衰退するのでしょう。
一時は栄えていた時期もあったのだと思いますが盛者必衰のことわりってやつですかね。
地方創生で国が補助金とかをばらまいていますが、このような商店街には恩恵がないのでしょう。
気が付けば町が消滅するなんてこともあるんでしょうね。
聖書もその事実を伝えてくれています。
スナックやキャバクラはあるのですが、日中は営業しておりません。
遊び惚けるつもりが、遊べるところもないので道の駅に移動です。
本日の宿泊予定先は道の駅「庭園の郷保内」というところです。
先日の道の駅からは10㎞ほどの距離にあります。こちらの道の駅は植林関連で有名らしい保内地区が近いため、造園や植木などの販売をしているみたいです。
敷地は結構広いです。駐車場も200台ほど駐車できるスペースがあります。
一面周りは田んぼだらけ。そのため夜は静かです。
道の駅自体は2016年にできたばかりで建物も綺麗。当然トイレも綺麗です。
恐らく田畑のあったところに道の駅を作った感じなのではないでしょうか。そのため駐車場は傾斜がなく車中泊には適しています。道の駅目の前にはドラッグストアもあるためとりあえずの買い物はそちらで済ませられます。
ここの道の駅の最大のメリットは、近くに入浴施設があるということです。近くといっても車で5分ほど行った先となりますが、下条コミュニティセンターというところがあり、入浴施設の利用料が100円というリーズナブルな価格ではいることができるんです。一般の人は100円、じーさんばーさんとガキと障害者は無料。そのため日中に行くとじいさんだらけです。
もう少し車を走らせれば「美人の湯」なる温泉もあるようですが、そちらだと入浴料が800円(タオル代込み)。
「美人のいる湯」であれば我先にと行くのですが、残念ですが違うようです。そのため近くて安いこちらの入浴施設にしました。
このような公共施設はできる限り利用すべきですよね。
ちなみに利用時間は午前11時~午後8時のようです。そのため夕方に道の駅について風呂だけ入るっていうのがちょうどよいかもしれません。地方だと大体店が閉まるのが17時とか18時ころです。そのため道の駅には16時頃についているのが望ましいです。夕方に道の駅につき、作業を済ませて20時頃には寝る体制に。そして朝は6時頃から動き出す。車中泊の旅の時もこんな感じでした。
食事に関しても加茂駅が近いんでその付近で食べることができます。基本的に車中泊の時は調理をしません。というより調理道具は持ち運んでおりません。以前の旅の時、ご飯が炊けるやつを買おうか迷いました。迷った結果「アルポット」というアルコールでお湯を沸かすやつを購入しました。しかしそれも結局は使いませんでした。調理をするとなんだかんだで準備やら片づけやらで時間がかかります。それであれば総菜を買ったり、外食したりする方が楽なんです。当然出費は高くなりますが、めんどくさい作業のことを考えると買い食いが一番になってしまうんですよね。
今回三条市の道の駅に宿泊しました。私としては「燕三条地場産業振興センター」よりも「庭園の郷保内」のほうが居心地がよかったと思います。やっぱり広い敷地って居心地がよいです。今度は新潟市内のほうまで足を延ばしたいです。せっかくエブリイもあることですしね。
ちなみにエブリイについてはまだ車中泊仕様にはなっておりません。一応マット敷いて、マルチシェードは取り付けましたが、カーテンも机もない状態です。早急に車中泊が楽にできる仕様にしたいと思います。そうしないと山林開拓も進みませんので。