山林生活

シンガポールスリング・ラッフルズスタイルを飛行機で飲む

シンガポールスリング・ラッフルズスタイルを飛行機で飲む

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これよりシンガポール航空でフィリピンのマニラからシンガポールへ。初めてのシンガポール航空です。

シンガポール空港には昨年一度訪れています。
バンコクから日本へ帰国する際、直行便ではなくシンガポール経由で帰国しました。しかしバンコク⇒シンガポール間の飛行機が遅れ、本来二時間滞在できる予定だったのが30分しか空港にいられませんでした。当然空港の中を見ることなく、空港内を走って移動。そのため何も見れませんでした。でも今回はたっぷり6時間あります。ゆっくり空港を楽しめるでしょう。

こちらは本日の朝ごはんです。
チキンベースでガーリック味のお粥とパン、ヨーグルトです。

見た目吐しゃ物ですが、これおいしいですね。
鶏出汁で生姜がきいたお粥にニンニクが入っています。お粥って優しい味にしがちですがにんにくと相性が良いんですね。

シンガポール航空で頼みたかったものがあるんです。それはシンガポールスリングです。本当であれば発祥の地、ラッフルズホテルで飲みたかったんですがラッフルズホテルに行く機会ないしそもそもシンガポールで降りる機会もない。だってシンガポールって物価が高いし私のような貧民が行く街ではないのです。それでもシンガポールスリングは一度でいいから飲んでみたいですよね。それがこの飛行機に乗ればタダで飲めるんです!

これより、居酒屋飛行機開店です。

まだ朝の8時過ぎ。先ほど朝食を食べたのに、こんな時間から飲み始めます。
当然周りで酒を飲んでいる人はおらず、キャビンアテンダントに酒を注文するも、絶対頭おかしいヤツと思われているでしょうし、見下すような顔していました。

こちらがシンガポールスリングです。東洋のイメージ通り、味はエキゾチックです。
よく知られるシンガポールスリングのレシピはチェリーヒーリングにレモンと砂糖、それにソーダを満たすフィズスタイルのレシピですが、こちらのはラッフルズホテルバージョンです。お話した通りもともとシンガポールスリングはラッフルズホテルのバーテンダーが作ったのがはじまり。つまりこれが本来のシンガポールスリングです。

レシピは、
チェリーヒーリング:15ml
ビーフィーター:30ml
コアントロー:7.5ml
ベネディクティンドム:7.5ml
ライムジュース:15ml
パイナップルジュース:120ml
グレナデンシロップ:10ml
アンゴスチェラビターズ:1dash

すげーメンドクサイレシピです。なかなか自宅で作れないですよね。まずチェリーヒーリングとか買いません。コアントローはギリギリ用意できるとしてもベネディクティンを個人で買うことはないでしょう。そもそも作るのにシェイカーが必要だし材料をそろえるのも大変です。街場のバーでも「シンガポールスリングのラッフルズホテルバージョンで!」なんて言うと嫌な顔されるでしょう。おそらく全世界のバーテンダーが「クソみたいなレシピにしやがって」と思っているはずです。そのため日本でも頼みづらいですが、この飛行機内ではそれがタダで飲めちゃうんです。

そのクソみたいなレシピで作られたカクテルですが、1915年にできてから1世紀以上残るだけあります。美味しいんです。これだけ色々な材料を入れると喧嘩しそうですが、絶妙なバランスが取れていてどの材料も主張せず、いろいろな味がしてなかなか表現がし辛いのですが、「南国で飲むカクテル」って感じでしょうか。

南国で飲むカクテル!

まぁぶっちゃけ普通のシンガポールスリングでいいんですけどね。これも旅の楽しみってことで。そもそも本来のラッフルズホテルバージョンではないし、機内でバーテンダーが作ってるわけないんです。機内で提供しているやつは既製品のようなやつです。
ただレシピはホテルで提供されている通りなのでラッフルズホテルのバーに行かずともこのように飲めます。これまで日本で何度かラッフルズホテルバージョンのシンガポールスリングを飲んできましたが、店によって多少味の違いがあり、どれが正解なのかはわかりませんでした。まぁそこまで大幅な味の差はないので、結局これを飲んでも正解はわかりませんでしたが、チェリーヒーリングとベネディクティンの濃厚な味、それにアンゴスチェラビターズのハーブの香りが混ざり複雑な味になってます。

今回、シンガポール航空に乗ったことで本当のシンガポールスリングを飲めたのは良かったです。次はシンガポールへ行き、ラッフルズホテルでカクテルを注文したいです。

でも、シンガポールは物価が高いって話だし、観光地って高層ビルの屋上にプールがあるやつと、ライオンが吐しゃ物吐き出してるヤツくらいしかないみたいですからね。仮に行くとしてもストップオーバーで立ち寄るくらいでしょうか。

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