【荷物軽量化】海外旅行の荷物、ついに2kg台目前。ミニマリストが目指す先は
バックパックを背負って世界に飛び立とうということで昨年一度飛び立ちました。これまで旅らしいことはしたことなかったのですが、三週間ほどかけて移動する旅をしました。それにより、手荷物は少ないに限るということが分かったのです。
色々なものを持っていけば何かと困らないでしょう。
ドライヤーがあれば髪も乾かせるし洗濯物も乾かせます。しかしドライヤーを使うためには変圧器を持っていかなければなりません。出先でお湯が沸かせるように、コップがあった方が便利、和食が食べたくなる時もあるから和食セットを持っていこう、タブレットだけだと不安だからラップトップパソコンも。
しかしこれらを持っていくということはその分荷物となるわけです。移動時ずっと荷物を持ってくれる人がいればよいですが、全て背負って運ばなければなりません。それであればできる限り背負う荷物は少なくした方がよいでしょう。ということで始まったミニマリスト計画。洗剤は現地で調達すればよい、できる限り少なくする方向で進めた結果、あとちょっとで3kg台に入りそうなところまで行きました。
これよりさらに軽くするためには現在手持ちのバックパックを変更することです。旅行に持っていったバックパックは普段から使っていたやつでした。その当時は大きさや重さ、利便性とかメーカーとか全く気にせず見た目が良かったので購入しました。どうやら韓国メーカーのバックパックのようです。背面にA4サイズのものが入るのでタブレットだけでなく14インチのPCもギリギリ入ります。下部と上部には小物入れがついてあり、使い勝手が良いんです。容量は23Lとなっていました。
しかしこのバックパックは長距離移動の旅行に適しているとはいえません。基本的にタウンユースとして使用することを前提としているためこれ単体で900gの重さがあります。900g程度のバッグは登山用でも多い部類ですが、このバッグはサポートする機構がありません。もろに荷物が肩に乗っかるわけです。背面も日常使い用なので汗をかきやすいものになっています。登山用バッグであれば腰や肩への負担を軽減させるような機能がついているのですがそれが無いんです。そして結構な重量があります。ネットで探したところ、25~30Lの容量で600g程度のバックパックがあるようです。それに切り替えれば荷物も多くいれることができるし、軽くなる。さらには腰や肩の負担も軽減できるというわけです。そんなわけで最近ネットでずっとよいバッグがないかを探したり、街に出てはアウトドアショップやスポーツ用品店を覗いたりしていました。
でも、なかなか良いのが見つからないのです。
持ち運びしやすいもの、でもアルピニストが背負うようなガツガツしたやつは出来れば避けたい。この二つを両立させるというのは難しいようで、デザイン性を取ると機能が損なわれ、機能を優先すると山登っちゃいますアピールが強くなってしまうのです。使ってみれば意外としっくりくるのでしょうが、登山用のちゃんとしたやつはとりあえず買ってみて判断という金額ではありません。そのため二の足を踏んでしまいます。まぁ今のバッグでもそこまで不満がないというのが買えない理由になっているところがあります。長時間背負っていると重く感じるという点はありますが、それ以外に不満はありません。そのため緊急で必要ではないのです。わざわざ300g減らすために数万円かけるのはちょっともったいないです。エベレストとか登るのならば100g減らすことに重要性があるのでしょうが、所詮は自己満足の範疇です。
でも軽くしたい。いっそのことポケッタブルバッグでいいんじゃないだろうか?
今年、タイに行く前に購入したモンベルのポケッタブルバッグがあります。タイに滞在中はこれを持って移動していました。10Lしか入りませんが、持ち運ぶのはタブレットくらいなのでこのサイズで充分だったわけです。
このバックパックに入らないだろうか?という考えが生まれたわけです。
現在使用しているバックパックは23Lほど入るそうです。でも現時点でかなり余裕があります。旅行の帰りにはお土産とかもいれましたがそれでも余裕があるくらい。23Lをフルに使っていないわけです。バックパックの中は「タブレットセット」「衣類」「生活用品」「小物」これくらいしか入っていません。押しこめばどうにか入りそうな気がしてきました。
ということで試してみたいと思います。
多分無理やり突っ込んでという感じになりそうですが...。
余裕で入りました。10Lの荷物があれば不便なく生活ができるってことですね。
パンパンですが、衣類とか圧縮袋に入れずにバッグに突っ込みました。ポケッタブルダウンを圧縮すればさらに余裕がでるでしょう。これにトイレットペーパーを1ロール入れていきます。そのままでは入らないっぽいので芯を抜いて潰して入れることで対処できます。
【バッグの中身】
衣類:180g
ダウンジャケット:293g
パーカー:180g
鍵:126g(63gの南京錠2個)
日用品セット:310g(薬類、爪切り、耳かき、毛抜き、フォーク、歯ブラシ、髭剃り)
変換プラグ:50g
S字フック15g
洗濯キット:35g(小S字フック2個、紐、クリップ6個)
ワイヤー:55g
スマホ充電器:60g
モバイルバッテリー:400g
延長コード:171g
USBコード類:98g
surfaceGo:785g
ペンとマウス:98g
PC充電器:86g
PCバッグ:200g
ポケッタブルバッグ:163g
※扇子や手ぬぐいはウエストポーチに入れることとしました。
計:3305g
中国からミャンマーに行った際の荷物が5218g。
今年タイに持っていった荷物の量は4356g。
今回は3305gとなりました。
バッグの重さが900g→163gとなったため一気に減らせました。薬など使用したものがあるためそれによって減ったところもありますが、3300~3400gくらいと考えてよいのではないでしょうか。
最初の旅行から2kgも軽くなっています。不要なモノはないつもりでしたが、それだけ不要なモノが入っていたというわけです。まぁバッグ分軽くなったというだけのところがあるので実質は1kg程度軽くなった感じでしょうか。
ここからさらに減らすとするのであればダウンジャケットですね。ユニクロのは少し重いのでアウトドア製品を利用すれば半分くらいの重さになるようです。ケーブル関係の見直しをした結果15gほど軽量化できましたがこれ以上減らすのはちょっと難しいですね。PCバッグの軽量化ができるくらい。マウスとペンは不要、南京錠も一つだけとかして強引にやれば2kg台にはのれそうですが、ここが減らせる下限でしょう。減らせば不便になるところも(タブレットペンは一度も使ってませんが)あるので荷物を減らすのはここまでとなります。
以後は問題なく旅行ができるようにカスタムしていきます。バックパックの量は飛行機の手荷物で持ち込める7kg以下であればよいわけで3.5kg増やすことができます。それを踏まえた上で手荷物の見直しをしていきます。
まず取り掛かるはバックパックでしょう。今回10Lのリュックに荷物を入れることができましたが、多少余裕があるとはいえパンパンになっています。そしてポケッタブルバッグなので長時間背負っても負担にならないというわけではありません。荷物は軽くなったとはいえ3kgあるわけです。背負っても負担の無いヤツを選びたいです。
これまでは25L~30Lで探していましたが、20L前後の容量があれば十分なようです。20Lあれば10Lは余裕があります。その分手荷物を増やすことも可能です。現地で石鹸やら洗剤やらを手に入れてバッグに詰めるとなるとかなりキチキチになってしまいます。その分の余裕は持っておきたい。15~20Lくらいが旅行には適していそうです。それくらいのサイズの600gくらいのバックパックを選ぶ感じでしょうかね。
そして今回トラベルポーチを買いました。
トラベルポーチは便利だよーっていう記事を何度も見ておりました。しかしそこには手を出してこなかったのです。その理由は重くなるから。別にジップロックの中に入れとけばええやろという考えがあり、買わなかったのです。でも、ジップロックから取り出すのはみすぼらしいし、毎回出し入れをするのもめんどくさい。吊り下げタイプのトラベルポーチであればホテルについて吊り下げておけばよいわけです。
こういうのたしかにあった方がよいですね。
その分重くなりますが、ここは重さよりも便利さを取ることとしました。
こうやって必要なモノ、不要なモノを選んでいくと大体5~7kgくらいで落ち着くのでしょう。