山林にシャワー室を作ろう。小屋暮らしの風呂事情
私の住まいは1LDKでトイレ別(外。いやトイレも同じ場所かも)、風呂無しという悪条件なわけですが、さすがに風呂は欲しいです。
アウトドアや田舎暮らしだとドラム缶風呂、薪で炊く風呂といったイメージがあります。
薪で炊いたお湯は柔らかいんですよ。やっぱり薪風呂ですよねー。
お湯が柔らかいとかその辺の違いはわかりませんが、そもそもガスが通っていないため別の手段で何とかするしかありません。
山林だとやっぱり薪になりますよね。
薪となる原料はその辺にいっぱい生えております。知り合いの農家の方も山林を所有しており、そこから勝手に伐採して持っていっていいよと言われております。このように私の山林以外の場所も燃料となる薪はあるのです。
では実際薪で炊く風呂入るかっていうと、
炊くまでに時間がかかる。
処理が面倒。
そもそも木材集めなきゃならん。
薪を作るって恐らくかなり重労働なんだと思います。木材を切り出し適当な長さにして鉈で蒔き割りをするわけです。そして乾燥させたり保存したりしなければならないってことですよね。そういうの好きな人にはたまらないんだと思いますが、私、そんなに好きではないようです。
ということで現実的ではありません。
一応井戸も掘ったので水はたんまりある。燃やす木材もその辺にはえている。あとはドラム缶でも持ってくればいつでも風呂は作れる環境。しかし、それらの作業が面倒なんですよね。
風呂沸かすのに40分とかかかるんでしょ?それであればそのへんの銭湯や温泉に足を運んだ方が早いじゃん。もしくは風呂に入らなくても良いかも...。
といった感じで入らないことの方が多くなるのでしょう。
しかし山林ホームレスといえど風呂くらいは入りたいです。将来的にドラム缶風呂を作るとしても、今はそれがありません。そして今作る気はさらさらありません。それでもなんとか湯に浸かりたい。せめてもシャワーだけでも。
山林滞在中は、近くの温泉や銭湯に行くことがあります。日本は温泉大国です。基本的に掘れば温泉が出てきます。まぁそれって本当に温泉なの?という疑わしいところもありますが、別に私は効能なんて気にしていません。お湯には入れればそれでいいだけなんです。
ただ、毎日温泉は金銭的な問題がありできません。
銭湯はありますが30kmくらいの距離の場所です。往復60km。風呂入るために60km走らなければならないわけです。温泉によりも銭湯が安いですがガソリン代のことを考えると近くの日帰り温泉に入った方が安く済むんです。とはいっても入浴料は1000円以上するわけです。毎日入れば3万円です。ということは自作で風呂を何とかしなければならないわけです。
湯も沸かせない私は水で濡らしたタオルで拭くだけです。一応鍋でお湯を沸かすこともできるのですがそれすら面倒。2リットルの熱湯があれば6リットルくらいの適度な温度のお湯が用意できますがそれがめんどくさい。そのためこれまではタオルを濡らして身体を拭くという形で過ごしていたのですが、せめてシャワーくらい浴びたいという気持ちになりました。
まぁシャワー浴びたきゃホースで何とかすればいいわけですが、私の井戸は畑の中です。
水浴びすれば泥だらけとなります。洗ってもそこから動けば足元は泥だらけ。
洗った意味がありません。
そのため、今回はシャワー室?を作りました。
なんということでしょう。この解放感。
匠によって新たな空間が生まれました。
シャワー室といっても野外です。しかも畑の中という斬新なスタイル。
シャワー室といっても周りには何もありません。
「シャワー処」といった感じでしょうか。
しかもシャワーとかないです。シャワーではなく「ホース」です。
レンガを敷き、レンガを敷いただけ。
周りからは丸見えのオープンスタイルです。
これでは公然わいせつではないでしょうか。
いいんです。
いや、よくはないいのですが、そもそもトイレするにも臀部を露出しています。人もいないので公衆にさらすこともないですからね。
当面の間はこれで問題ないと思います。
でも、やっぱ水が冷たいんですよね。
井戸水は夏冷たくて冬暖かいって言いますが、別に冷たい要素は不要なんです。井戸水飲めないし。
夏場であれば水浴びはできなくないですが、もう少し暖かいやつが望ましいです。恐らく井戸水は年間16℃くらいなんでしょう。せめて人肌くらいの温度であって欲しいです。
そうなると「自作朝日ソーラーじゃけん」ですかね。
太陽光にて水を温め、それを利用するというのは皆さまやっていることなので実行できそうです。
ペットボトル黒く塗って水貯めればいいんでしょ?
そんなのは余裕です。しかし水を貯めるということは昼夜そこに水を入れときゃなあかんということです。
私の井戸水は金気水なんですが大丈夫でしょうか。
でも、やってみなきゃわからんでしょう。これこそが底辺小屋暮らしの風呂事情ってやつです。
これまで漠然と風呂欲しい、ドラム缶風呂かなーと悩んでいましたが、本日前進しました。
ドラム缶風呂よりも前に、シャワー室ではなくシャワー処作成を目指します。