憧れのピルケース。キーホルダーとしても使えるし便利かも
年を取れば人は身体がいうことをきかなくなる。本来の能力を発揮できない。そもそも本来の能力なんて大したこともないのですが、その微力すら発揮できなくなるわけです。私も色々とガタが来ており、湿布を貼ったり薬を飲んだりしてだましだまし生きています。
山林に滞在しているときも車中泊をしているときも、また海外に行った時も常備している薬が2つありました。
栄養補助剤 ショコラBB
一つはショコラBBです。
とくに出先で食事をする場合、買い食いがメイン。健康に気を使ってバランスの良い食事を取るべきなのですが、野菜とかって結構いい値段がするわけです。貧乏人は穀物がメイン。私もまた穀物頼りの食生活となってしまっています。そうなると栄養バランスに偏りが出て不足することがあります。江戸時代でもないのに脚気なるなんてことも。流石にそこまで偏ってはいませんが、野菜を取らないためビタミン不足が考えられます。それを補うためにビタミン剤は常に持ち歩いています。栄養補助剤なのでとくに決めて飲んでいるわけではありませんが、食事の内容を考えて飲むように心がけております。
実際の効果は不明です。おしっこが黄色くなるのを見て「なんだか効いてそう」と心の安定を保つために飲んでいます。
健康を維持する、いわゆるサプリメントってやつです。
解熱鎮痛剤 ロキソニン
そしてもう一つはロキソニンです。
片頭痛持ちである私にとってロキソニンは万能薬です。最近ではそこまで酷くありませんが、働きに出ていたころは不摂生などから常に頭痛が続いておりました。あまりにもひどいためMRI検査もしたくらいです。医師の見解ではストレスによるものということでした。
痛み止めですので根本的な解決にはなりません。しかし頭痛がずっと続いていたので毎日飲んでいました。
健康を維持する、いわゆるサプリメントってやつです。
ロキソニンの半分には優しさこそありませんが、私にとっては救世主でした。以前は病院でしか処方されないため出来る限り多めに処方してもらい細々と使っておりましたが、薬局でも取り扱ってくれるようになりました。薬効は弱くなりましたが気兼ねなく使えるという点で普段使いをするようになりました。本当はロキソニンよりもボルタレンのほうが効き目がよいのですが処方箋が無いと購入できないため、最近では専らロキソニンを飲んでいます。
でも現在頭痛が発生も頻発することがなくなりました。最近では飲むとしても月に数回程度に抑えられております。
常備薬を持ち歩くなんて爺さんにならなきゃ無いだろうと思っていたのですが、こんな感じで以前より常用していたわけです。ただビタミン剤と鎮痛剤であれば「ソフトドラッグ」程度です。そんなのは常備薬を持ち歩くなんて概念には当てはまりません。
クレストール錠
今回の健康診断により(以前の診断の時も指摘されましたが)、晴れて成人と認定されました。成人病は大人がなる病気。最近では生活習慣病と呼び方を変えたそうですが、私はこれで大人の仲間入りとなります。
これより先、薬漬けの毎日を過ごさなければならないわけです。
今回、処方された薬は血液中のコレステロールを下げる薬のようです。私は現在高脂血症という病魔に蝕まれているわけです。最近では高脂血症と呼ばずに脂質異常症と呼ぶそうです。つまり脂質異常者というレッテルを貼られたわけです。
運動不足や偏食というのも原因の一つではありますが、一番は遺伝なのでしょう。
呪われし血の一族ならぬ、脂まみれの血の一族というわけです。
血は争えない。穢れた血を持つ我が一族の定め。
甘んじて受け入れるしかないわけです。
今回こんな感じで常備薬が増えました。これまでと違い、出先で薬を持ってこなかったから薬局に立ち寄って買うということができません。つまり常に持ち歩かなければなりません。そこまで厳密に管理しなければならないというわけではないのでしょうが、飲まなければ治りも遅くなるわけです。それであればやはり持ち歩ける体制を整えなければなりません。
定期的に何らかの病気になり、薬が処方されることもありますが長くても二週間程度。そのため処方された袋に入れたままでしたが、今回はそんなわけにはいきません。
そうなるとやっぱ欲しくなりますよね。ピルケースが。
子供のころ少し憧れていたんですよね。映画とかでピルケースから薬を出すやつ。震える手で必死に蓋を開け、口の中に錠剤を放り込むヤツ。
そういうやつ、やりたい。
ただ持ち運ぶことを考えると携帯性が優れ、そして外出時に忘れないようにしなければなりません。そうなると携帯ストラップとかキーホルダーとかそういうタイプのピルケースが望ましいのでしょう。
そのため今回購入したのはこちらの商品です。
金属製なので頑丈。防水だし、見た目もかっこいいです。チタンという言葉に魅かれて買ってしまいました。
これであればクレストール錠と一緒にロキソニンも入れておくことができます。プラスチックの安いやつとかもありますが、せっかくピルケースデビューするんだから少しは見た目も気にしたいです。これがあれば「出先で急に苦しみだして必死になって錠剤を飲む」ことが出来るわけです。まぁ衛生保存上、包装のままピルケースに入れるので普段通りの飲み方になってしまうのですが。
メイドイン中華です。まぁわかってはいたのですが安定の中華製。Amazonで買うものは基本的に中国のものになります。
「こっちの方が安い」←メイドイン中華
「こういうの欲しかったんだよ」←メイドイン中華
さすがは4000年の歴史がある中国。人口も多いため私の求めているものを具現化してくれます。
しかし、粗悪。
そうなんです。中華製は質の問題とかいろいろあり悩まされることも多々ありました。
せっかく購入したので薬を入れていこうと思います。
ちょっとサイズが小さいのでそのままでは入りません。周りをハサミで切ればとりあえず入るのですが、その作業もめんどくさい。しかもギリギリで切らないと入らない。
さらにはギリギリで切り過ぎて包装に穴が開いてしまうことも。これなら最初から包装から取り出して直で入れるしかないですね。
ここで中華な問題が出てくるわけです。同製品は防水機能もあり、薬を水分から守れると書かれています。これが一切信用できないんです。でも信じるしかないんですよね。
私が飲む薬は一日一回。そのため二週間分は余裕で入ります。
包装のままだと5日分くらいしか入らなさそうです。少しサイズが小さかったため予定とは違った形ですが、小さい分持ち運びも邪魔になりません。キーホルダーや携帯ストラップにしておけば忘れる心配もこれでなくなりました。
個人的に興味のあったピルケース。趣味で持ちたいという気持ちが以前からありましたが、まさか必要となるとは思いませんでした。使った感じだと結構便利そうです。別に薬じゃなくても調味料とか入れて持ち運ぶっていうのもありだし、ビタミン剤入れて映画ごっこ遊びも出来るわけですからね。そういうの好きな人は買ってみてはいかがでしょうか。
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