アジア感満載!青空ショッピングセンターと文化ストリート
宮崎に到着して電車で市街地まで移動。宮崎最大の歓楽街「ニシタチ」界隈のホテルにチェックインしました。
眼下には少しレトロな雰囲気のある一画が見えます。
こういうのバンコクで見かける光景。
さすがは南国宮崎。暖かい地域だからでしょうか。バンコクに行かなくても日本でこういう雰囲気を味わえるんです。
早速ですが行ってみます。
シャッターが綺麗なので多分やっている店もあるようです。
このアーケードの下にある店も営業はしているっぽいですね。
元々は一面アーケード街で先ほどシャッターが閉まっていたところにも屋根がついていたそうですが、一部を取り払ったようですね。
脇道には居酒屋やスナックもあります。日中ですがすでに営業しているところも。しょんべん横丁っぽい雰囲気です。
こっちの脇道は店は営業してないっぽいですね。脇道というより工事現場みたいな感じ。
だいぶ年季が入っていますが貸しているようです。一カ月18000円。このあたりの相場はわかりませんが、少なくともここは繁華街のそばなので安いんじゃないでしょうか。
良い感じですね。二階部分は崩壊しかけています。こういった街並みは東京だと見れなくなりました。
ただこの崩れ具合、時間の問題っぽいですね。地震が起きれば崩れるし、台風で飛ばされる危険性もあります。貸している場所もほんの一部だし、お店ではなく倉庫としてしか貸せない状態なのでしょう。
この場所は新しい食品が毎日ある青空ショッピングセンターというところです。
ここは宮崎県で一番古い生鮮市場なんだとか。昔はもっと大きな市場だったようですが現在はかなり小さくなっています。
宮崎市のこのあたりは繁華街ですが、市民の足は車です。駐車スペースの無い繁華街よりもロードサイドで駐車場完備のお店に行くのでしょう。買い物客が減ればお店も立ち行かなくなり閉めるしかありません。
“青空”の名の通り屋根なくなっちゃってるし。
新しい食品が毎日ある感がしない。
ねこいました。
ちなみに夜の雰囲気はこんな感じ。お店がやってないと街灯もないため真っ暗闇です。
ここは日本だから中に入れますが海外だったら絶対に近づかないレベルで怪しいです。脇道の先は行き止まりになっていて外からは見えません。一応監視カメラとかありましたが、海外なら生きて帰れないでしょうね。ここは日本。日本でもちょっと近づくのが不安。お店が一軒だけやっていたためちょっとだけ明るいです。
宮崎市内にはこの手の廃墟っぽい雰囲気のところがいくつかあるようです。
こちらは楽しいお買い物ができる「文化ストリート」と呼ばれる商店街です。表示を見る限り37軒のお店がこのストリートにあるようです。
でもお店らしいお店はどこにもなく、中の様子はそこまで楽しいお買い物ができる雰囲気はなさそうです。
少し前に閉店しましたが川崎に「電脳九龍城砦」ってところがありました。廃墟っぽい雰囲気をだしたアミューズメント施設でしたが、宮崎のは廃墟っぽい雰囲気ではなくそのまま廃墟でした。
それでも入居者募集してるんですよね。
崩れているところは空き家でしたがちゃんとしているところにはお店が入っています。食料品売り場ではなく飲み屋が多いですね。この廃墟っぽいところで飲む酒も美味しいんじゃないでしょうか。
夜はやっぱり怖いですね。青空ショッピングセンターよりも閉鎖的なので不安です。
これらの倒壊っぷりを見る限り、近いうちに更地となる可能性があります。どちらも街の中心地にほど近くとくに青空ショッピングセンターは使われていないところが多いようです。いっそのことそういったアミューズメント施設として観光地化するのもありなんでしょうが、耐震などの問題からそれは不可能なのでしょう。現実的なところは駐車場にする形なんでしょうね。実際に青空ショッピングセンターの一部だったと思われるところは駐車場になっていましたし。
こういうところ、一年後には無くなっているかもしれません。そのため行くのであれば早めがおススメです。その際は是非その場所で一杯ひっかけてみてはいかがでしょうか。