龍馬パスポートを攻略せよ!高知城に四万十川!土佐高知全部観光
こちらは須崎市にある安和駅です。太平洋を一望できる無人駅で眼下には海が広がっています。本日は天候もよく良い景色が見れました。
今回、高知に数日間滞在しています。本来であれば高知市内で済ます予定だったんですがレンタカーを借りて西の方に向かいました。
その理由はスタンプを集めるため。
高知では龍馬パスポートというものがあります。観光客誘致のための施策で、こちらのパスポートがあれば割引などのサービスが受けられるんだそう。交付料金は無料。まずはスタンプを3つ集めてパスポート交付窓口に持っていけばその場で交付してもらえます。
こちらが高知駅前にあるパスポート交付窓口。どうやらこちら以外にも県内にいくつか交付してくれる施設があるようです。
この交付窓口にスタンプを三つ押した応募はがきを持っていけばパスポートと交換してくれます。応募はがきはホテルやパスポート利用可能な店舗に置いてあるパンフレットの裏側についています。私は宿泊しているホテルで入手しました。
こちらは青の龍馬パスポート。パスポートには種類があり、青、赤、ブロンズ、シルバー、ゴールドとランク分けされています。ハンターランク的なやつです。ランクによって割引サービスが異なり、高ランクになれば割引率が高くなったりするようです。
スタンプを一定数集めることでランクアップができます。青から赤のパスポートにランクアップする条件はスタンプが8個必要です。宿泊であれば1泊につきスタンプが2個、食事やお土産品の購入、史跡・美術館などの見学は1個。宿泊以外での同一店舗のスタンプは無効のためうまく立ち回らなければなりません。ちなみに宿泊に関しても高ランクの場合は制限があり、宿だけで稼ぐことはできないようになっています。またブロンズ以上のランクは体験プログラムの参加が必須となってくるため難しくなるようです。
シルバーになるためには7泊の宿泊と体験プログラムが1以上、合計スタンプを48個貯めなければなりません。宿泊で14、体験プログラムで2スタンプ貰えるので32個は別で集めなければなりません。そもそも高知に一週間延長するのは難しいためまずはブロンズを目指します。
こちら、高知城です。高知城は現存天守閣のうちの一つです。私は弘前、丸岡、姫路、丸亀、松山と回っており高知城で6城目。残り半分になりました。
ここでスタンプが貰えます。
お昼はひろめ市場で。こちらは居酒屋版のフードコートのようなところ。
夜はこんな感じで混雑します。
午前中は比較的落ち着いています。ここに来れば美味しいご飯が食べられるんです。
鰹のたたきです。こちらでは塩で食べれます。塩タタキ、おいしいですね。
こちらはウツボの唐揚げです。東京じゃあまり食べませんよね。これも美味しいです。
このようにここでは高知名物が食べられます。
カツオ
カツオ
カツオに
カツオ
滞在中はほぼ毎日のようにカツオを食べていました。とりあえずカツオ食ってれば間違いない。関東で食べるカツオのたたきとはやっぱり違うんですよね。表面を焼くのは同じですが、高知のは基本的に藁焼きです。スーパーで売っているカツオのタタキですら藁焼きなんです。藁焼きだと燻製っぽい味になるためそれが美味しいんですよね。そして塩タタキ率は高め。塩と薬味のニンニクの相性がよいんです。
毎日のように生ニンニク食べてたのでずっとニンニク臭かったです。ちなみにひろめ市場では500円分の飲食や買い物をすればスタンプが1つもらえます。
こちらは桂浜です。
桂浜にある龍馬に接近すればスタンプが貰えたそうですが、それに気がつきませんでした。スタンプは500円以上の何かをすればもらえるのがほとんど。スタンプ取得攻略としては道の駅を巡って500円分のお土産を買うのが確実に集められます。高知県内には道の駅が25カ所あるようです。つまり12500円で25個のスタンプが集められます。ただ高知は東西に長いため効率を考えるならば西よりも東の方が多く回れそうです。
どうにか赤パスポートを手に入れたのでブロンズパスポートを目指すためレンタカーを借りてスタンプ取得ツアーに(レンタカーでもスタンプ貰えます)。
四万十まで来たのもスタンプが理由のひとつ。
本来龍馬パスポートはこれを提示すると値引きなどちょっとお得なサービスが受けられるものですが、それよりもゲーム感覚でスタンプを集めるのが結構中毒になるんです。同じところのスタンプは無効ですがランクアップするとリセットされるため、新しいパスポートに更新したら再度高知城でスタンプをもらうことができるんです。
せっかく四万十市まで来たんだから沈下橋を見に来ましたが、ここではスタンプゲットならず。遊覧船に乗ればスタンプがもらえるようですがスタンプコストを考えると少し高いんですよね。例えば高知県立文学館の入園料は370円、高知城は420円なので500円以下でスタンプが貰えるんです。低コストでスタンプを得るのであれば県立の施設を巡るのがよさそうですね。中には200円でスタンプをしてもらえるところもあります。効率を考えてまわるのは龍馬パスポートの主旨に反するのかもしれませんが、このような効率を考えて高知のいろんな場所に行くってのも新しい楽しみ方の一つでしょう。
今回はブロンズまでとなりましたが、次回七泊すればシルバーランクにレベルアップできる算段があります。32個のスタンプは高知駅近郊で15個は取得できそうです。四万十まで下道で行けばレンタカーと道の駅で6個、四万十市で4個手に入れられそうです。残り7個に関しても道中の美術館や資料館に立ち寄れば2日程度でクリアできそうです。
問題は次のゴールドランク。96個のスタンプに宿泊が12泊、体験プログラムが4体験以上必要です。体験プログラムと宿泊で32個のスタンプがもらえるため残りは64個。シルバーランクの時の倍必要になりますね。つまり、これをクリアするのに最短で4日間くらい見ておけばよいでしょうか。ゴールドランクの次は殿堂入りとなるようです。殿堂入りを果たせば高知駅前の観光案内所脇にネームプレートが掲げられるそうです。
そこまでスタンプ集めは難しくない。でもすごい簡単でもない絶妙な塩梅のシステム。宿泊だけで全部埋められないってのがゲーム性を良くしています。これはまた高知に行くしかないですね。もろ高知の観光協会にハメられている感がします。
「あそこはスタンプもらえないからなぁ」って感じでスタンプを中心とした旅になるのは否めませんがこれがあると高知の旅が少し楽しくなります。
もしかしたらもうすでに高知駅前に「山林生活」とかかれたネームプレートが掲げられてるかもしれません。