川崎の怪しい夜の街を徘徊
本日は外食したいと思います。飲食店の営業時間は21時までとなっています。そのため早い時間帯に食事を済ませなければなりません。スーパーマーケットで安い弁当を買って帰るのもよいですが、せっかく川崎にいるので外での食事も楽しみたい。17時の早い時間であれば混むこともないでしょう。
というわけで風呂上りにご飯を食べに行きます。
川崎の中心に当たる銀柳街。アーケード街が南北に広がり、それと交差するように仲見世通りがあります。
17時より少し前なのでお店が開いてないところが多いです。この辺は飲み屋街になっています。
春のπまつり。ポイント集めると何がもらえるのでしょうか。
パイの円周の長さを求めるのでしょうか。
この辺に銭湯があるのでしょうか。
川崎には堀之内と南町がありますが、その間に挟まれる仲見世界隈には少し過激な店もチラホラあります。遊廓や花街って大文字楼や三浦屋とかちょっと格式のある屋号で風情がありますが、実際のところはこれらと大差ないんでしょうね。いつかはバスローブ専門店「いちゃキャバ」も民族史かなにかの資料に載る日がくるのかもしれません。
本日はこの路地裏にある店舗に行きたいと思います。
世界のビールは昔行ったことがあります。その隣のキャンディーズははじめまして。ちょっと気になりますね。
でも本日は焼き鳥屋へ。オープン17時の店に17時に入店。お客さんはまだいません。パパッと食べてササっと出ようと思います。
ビール。エビスのコップでサッポロラガーを飲みます。
鴨豆腐というこの店一押しの料理。鶏出汁だか鴨出汁のスープの中に豆腐が入っています。優しい味です。
焼き鳥。風呂入ったのに焼き鳥屋を選ぶ名采配。
レバー、正肉、つくね、ねぎま。精鋭四種盛り。
きんかんも注文しました。きんかんって普段頼まないし、そもそも焼き鳥屋で扱っていることも少ないです。
たまごより食感悪いし、内臓感が強め。
滞在時間20分。全然居酒屋の雰囲気を味合わず、ただ食べて出てきただけとなりましたがこれでよいんだと思います。一人で黙食。店としてもダラダラいられるよりこっちの方が効率がよくていいんでしょうね。
一度ホテルに戻り21時に再度街に飛び出します。17時よりも人が多くなっています。仕事終わりで飲みに出ている人もいるのでしょう。
仲見世通りは大混雑。営業時間短縮によりちょうど店が終わるタイミングだったから多かったのでしょう。また路上にいる大半が客引きでした。
全ての店舗が21時に閉まるわけではなく、自粛要請に従い店を閉めるところもあればこれまで通り営業しているところ、または自粛要請を受け入れつつも看板を下げてその後も営業している違法店舗も中にはあるようです。
30分も経てば人は一掃され静かな街並みになりました。仲見世通りの入り口のところは相変わらず客引きだらけでしたが中は静かです。
中心地から離れて堀之内方面に向かいます。こちら側はさらに静かです。昔はこの辺りに住んでいて、夜な夜な外出していました。
堀之内の特殊浴場の営業時間は24時まで。最終受付は23時ころでしょうか。つまりそれ以降は入店できないんです。仲見世通りで飲み屋をハシゴ。そして最後の〆に堀之内まで来たものの最終受付時間が過ぎていたってこともあるのでしょう。そんな可哀そうな人のためにセーフティーネットが用意されていました。
昔は堀之内の入り口の宮本町あたりに立ちんぼやポン引きがいたのですが、近年はそういう人がいないクリーンな街になってしまったようです。たまたま今日はいなかっただけなのかもしれません。堀之内は特殊浴場以外にちょんの間もありました(現在もある様子)。そういった危険の香りのする場所なのです。
ずっとちょんの間だと思っていた店舗。営業時間短縮の張り紙が貼ってあります。これを貼っているってことは協力要請を受け入れ協力金をもらっているってことです。つまりふつうの飲食店になったのでしょうか。
いや、そもそもちょんの間も届出上は軽飲食店の扱いでした。
川崎に住んでいたのは今から15年前。その当時はすべての店の名前とシステムを記憶していました。しかし15年も経てば街並みも変化します。特殊浴場は新設ができません。そのため今あるお店は昔から営業していた店です。
既得権益で新規店舗は作れないのですが、権利の販売はあり、新しい店名で営業しているところもあります。
川崎の風俗街で幅を利かせている京都グループ。昔は堀之内側には隣の宮本町に1軒だけしかありませんでしたが、人気店となり増殖し現在は南町と堀之内合わせて8店舗あるそうです。
ソープ激戦区の中で異色な店舗。昔は営業していたと思いますがたぶん潰れてしまったのでしょう。
京急川崎まで戻りました。
むかしこの辺りの屋台がありました。毎晩ここに通っていました。ホームレスのおじさんと仲良くなったのもここにあった屋台。しかし今は無いようですね。
コロナによって時短営業をしている店が多く、街の灯りは暗くなっていました。しかし時短営業に参加していない店もあり、そのような店は満席でした。
コロナ終息はまだまだ先のようですね。