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一番風呂は開店前に並ぶしかない!幸区の銭湯「桐の湯」

一番風呂は開店前に並ぶしかない!幸区の銭湯「桐の湯」

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川崎に住んでいたのは15年ほど前の2006年ころです。川崎駅は東口側が栄えていて西口側は東芝の工場がある地域でした。工場はなくなりその跡地にラゾーナ川崎ができました。ラゾーナができたのが2006年。ちょうど住んでいたころにオープンしたのです。住んでいた時にオープンしたのに行ったのは数回程度でした。それだけ川崎駅の西口は行かない地域でした。ラゾーナ側は川崎区ではなく幸区だからでしょうか。

これより幸区に向かいます。今回川崎区の銭湯を巡るために区内のホテルに宿泊しました。ホテルは駅の近く。しかし銭湯は川崎駅の近くにありません。近場からクリアしているためどんどん遠くなってしまっています。遠いためレンタサイクルを使って銭湯に行っています。

しかし本日はあいにくの雨。川崎区内の移動はバスか自転車の選択肢になってしまいます。
バス移動は最寄りのバス停から銭湯までの移動は徒歩となるため傘が必須です。またバスを待たなければなりません。
かといって雨の中自転車を漕いでいけばビショビショになってしまいます。
そのため今日は川崎駅から徒歩で行ける銭湯を選びました。
川崎区側の駅近銭湯は先日の滞在で全て回ってしまったため幸区側の銭湯に行くこととします。
今回の滞在で川崎区の銭湯を全制覇する予定でしたが雨でその予定が狂ってしまいました。まぁどのみちどちらの銭湯も行きますので気にしていません。

本日行くところは幸区にある「桐の湯」です。川崎駅からは徒歩10分くらいですが西口はラゾーナ、ミューザ川崎といった商業ビルが連なっており、雨に濡れません。傘が必要なのは600mくらいでしょうか。

今回傘を持ち合わせていなかったので駅前の100円ショップでビニール傘を購入していきました。普段は傘をさしません。というより雨の日はできる限り外出は控えるようにしています。昔は移動手段がバイクだったので傘をさすことがありませんでした。その後駅の近くの賃貸マンションを選んでいたのでちょっとした外出であれば傘を必要としませんでした。“使い捨て傘”はまさに使い捨てとして雨が降ったらコンビニや100円ショップで毎回買っていました。安価なのですぐに壊れるか盗まれるか、置き忘れるかするので常に雨が降った時に買っています。今回もチェックアウトの時にホテルに置き去りとなるのでしょう。

銭湯が開くのは14時20分から。オープンする30分前に到着してしまいました。

でもパチンコ屋の並びのようにすでに銭湯の前には3名ほど人がいます。30分前だったら誰もいないと思ったのですが、皆一番風呂に入るため早めにならんでいるのでしょうね。
結構な雨なのでコインランドリーで雨宿り。オープンしたら中に入ります。

入り口に傘のロッカーがあります。これ、便利ですね。

ビニール傘だと確実に盗まれますからね。鍵付きなので置き去り防止にもなります。

桐乃湯にもサウナがあるので利用します。サウナ料金は100円です。サウナの平均費用は200円です。銭湯の値段が川崎は490円。そのため風呂に入るのに690円ほどかかります。石鹸を買えば710円くらい。

銭湯にワンコインで入れるのは安いです。またサウナもさほど高いとは思いませんが、これが毎日となると話は別です。毎日入れば月に21000円ほど。趣味として考えれば安いでしょうが、衛生として考えると一カ月20000円は高いですね。そのため100円でサウナに入れるというのはお得感があります。

コインランドリーで雨宿りしていたため少し遅れて入ったものの、前に入ったのは5人で全員高齢者。服脱ぐのが遅いんです。そのため一番に脱衣所から洗い場に入ることができました。
銭湯の営業開始時間はおおよそ15時。いつもはホテルを15時に出るため現地につくのが15時30分ころになります。当然一番風呂は入れず、どれほどの人に犯されたのかわからないくらい“穢れた風呂”に入っていました。でも今日はオープン前に銭湯に到着。並びは後方でしたが高齢者の着替えの遅さにより一番で入室できました。つまり一番風呂に入れるわけです。

まずは身体を清めましょう。カランからでるお湯を桶にため、それを頭からかぶります。
ボディーソープを手に取り頭と身体を同時に洗います。シャンプーとかリンスとか使いません。全てボディーソープ。頭も顔も身体もすべて一つのボディーソープで洗うので経済的だし手荷物が少なくできます。そして素早く洗えるので誰よりも早く湯舟に入れるんです!

残念!!すでに5人全員が入湯。

一番風呂に入れると思い身体を洗っていたのですが、身体を洗わないクソ老人どもがかけ湯もせずに入湯。
かけ湯だけして入るのも正直微妙だと思っていますが、それすらせずに入る人がいます。
とくに年配の人にそれが目立ちます。風習なのか何なのかわかりませんがせめてかけ湯だけはしてほしいものです。

せっかくの一番風呂が入れず。この様子だと禁忌を破らない限り一番風呂には入れないのでしょうね。

桐の湯には白湯とナトリウム炭酸水素塩温泉があり、白湯は42℃くらい。温泉は泥水のような黄土色で天然温泉。45℃と高めなのが嬉しいです。ゼッタイに身体に悪いんですがやっぱり激熱の風呂は入っていて気持ちがよいです。いっそのこと白湯も45℃にしてほしい。
湯舟は熱いですがサウナの温度は低めで真夏の日本より少し高いくらいの温度。室温計は50℃をさしていました。
温度が低いと時間がかかりますがじっくり入れば汗もかきます。ただ水風呂が無いのでサウナあとは水シャワーになります。誰もサウナに入ってきませんので独り占めですが、部屋は狭いので人が多いと窮屈です。水風呂が無いのとサウナの温度が低めなので100円だけど人気が無いのかもしれませんね。サウナが好きな人は水風呂とのセットでなければダメなのでしょう。

本日はササッと浴びてササっとでることにしました。帰りも傘を差してホテルへ。雨の日の銭湯は濡れるのでちょっと嫌ですね。

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