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老舗洋食店モナリザンの「キャセロール」と幸区小倉の銭湯「小倉湯」

老舗洋食店モナリザンの「キャセロール」と幸区小倉の銭湯「小倉湯」

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以前川崎駅のそばに住んでおり比較的外食も多かったのですが、なんだかんだで行ったことが無い店が多くありました。飲食店が多いというのも一つの理由ですが、その当時に行っていた店はいわゆるチェーン店と呼ばれるところばかりでした。
日高屋、天下一品、吉野家、やよい軒。このへんのどこの街にもある飲食店を利用していたのです。間違いない味ですが、別に川崎にいなくても食べられるものです。

普通に生活をしていれば老舗や名物を選ぶことなく、どこにでもある店を利用するのが一般的でしょう。でもこのように数日間だけの滞在となると、その土地の名物店を利用したくなります。

本日はランチにそんな店に行くことにしました。東田町にあるレストラン「モナリザン」というところ。

川崎で一番古いイタリア料理店なんだそう。出来たのは1955年。
住んでいたころに店の前は通っていましたが、立ち寄ることはなかったです。老舗ということなので行こうと思います。

モナリザンのおすすめ料理は「キャセロール」という料理。キャセロールというものは食べたことがありませんが、グラタンに近いもののようです。名物のようなのでそちらを注文します。

これがキャセロールです。トマトソースにホワイトソース。チーズがのっています。グラタンっぽいです。

麺がマカロニのようなものではなくスパゲティーを使用しています。味はグラタンっぽいです。キャセロール、グラタン、ラザニア。チーズにホワイトソースとトマトソースを使った料理、どれも同じようなものに感じます。

川崎市住んでいたころは毎日のように外食していましたが、そもそも食事に出ていたのが24時を過ぎて以降。やっている店がチェーン店や居酒屋しかなかったからそういった店しか行かず、結果的に洋食店や個人の店には行っていなかっただけのようです。今は年老いて夜型生活は厳しくなり、結果的に健康的な生活となりました。それによりこのようなお店とも出会えました。

キャセロール、口の中がどろどろにやけどしましたがおいしかったです。

一度ホテルに戻り15時になったら再度外出します。これより銭湯に向かいます。

残りの銭湯は二軒となりました。川崎区と幸区に各一軒ごと。本日は幸区の銭湯に行きます。
場所は矢向駅から少し離れたところ。電車移動か迷ったのですが天候もよいのでレンタサイクルを借りていくことにしました。

本日は月曜日です。銭湯は土日休みというところが少ないです。むしろ土日は朝風呂をやっているところも多いです。かといって年中無休というわけではなく週一休みのところが多いんです。そして一番休みが多いのは月曜日です。今回の滞在で5軒銭湯を回りますが、その内の3軒は月曜休み。本日幸区の銭湯を選んだのは月曜休みでは無かったからです。

横須賀線の新川崎駅も近くにある地域です。昔は工場地だった場所。この辺りは大型のマンションが増えています。

本日は「小倉湯」というところ。営業開始時間は15時だと思ったのですが16時オープンでした。サウナ利用します。
湯舟は水風呂と白湯、薬湯があります。薬湯は香草の香りがします。温度は低め。白湯は42℃くらい。ジェットバブル風呂です。
サウナの広さは6人くらいは入れる大きさ。少し古めの歌謡曲が流れています。

若い人が一名、サウナ室に入ろうとしていますがドアの開け方が分からない様子。
サウナは基本的に別料金です。しかしサウナ室に入る人を店員は監視はできません。そのため「サウナは有料」という看板を設置し良心に訴えかけるか、鍵を使わなければ入室できない造りになっています。このサウナの鍵がちょっと厄介で、はじめてサウナを利用する人は使い方がわからないんです。
鍵付きのサウナはドアノブがなく、ドアのノブのところに穴が開いているだけです。エネマグラみたいなフック形状のプラスチック板をその穴に差し込んでフックを引っかけ、手前に引くことでドアを開けることができます。なんとなくそうやって使うんだろうと想像はできますが、実際目の当たりにしたとき、どうやって使うのか困惑してしまいます。

初見だと鍵の使い方がわからない。しかしこの鍵の使い方を教えてくれる人は誰もいない。鍵の開け方の説明書きもなく知っていて当然って感じでお店の人も教えてくれません。
今回はやさしいお客さんがそのエネマグラ状の鍵の使い方をやさしく説明していました。こうやって皆に知れ渡るわけです。

今日は珍しく牛乳をチョイスしてみました。風呂上がりに瓶牛乳を一気飲みする。いいですね。でもこのあとお腹壊しました。

川崎市の銭湯を巡ることを決めて以降、サウナを頻繁に利用しています。それまではそこまでサウナに興味はありませんでした。汗をかくからたまに入るのは気持ちよい程度。あってもなくてもよい存在でした。実際に初めのころは「サウナに200円払うのは高いだろ」とすら思っていて利用しないときもあったわけです。でも連日サウナを利用していると、入りたくなるんです。これまでサウナの良さを知りませんでしたが、頻繁に行くことでサウナの良いところを見つけられたと思います。この銭湯巡りも明日で最後となります。最後の銭湯はどんなところでしょうか。

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