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神奈川県民の8割が訪れる運転免許の城下町「横浜二俣川」

神奈川県民の8割が訪れる運転免許の城下町「横浜二俣川」

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神奈川県横浜市旭区二俣川。本日は相鉄線の二俣川駅にいます。二俣川ってどこにあるの?って思われる方も多いでしょうが、神奈川県民にとってはかなりメジャーな場所で、県民の8割がここに一度は訪れています。

二俣川には運転免許試験場があり、自動車免許、二輪免許、また原付の免許はこちらで取得します。

神奈川県の運転免許保有率はおよそ60%。若い世代も含まれるため低めの数値です。ちなみに18歳男性の運転免許保有率は10%以下ですが53歳の保有率は100%です。このように開きがありますが30歳以上は90%を満たしています。女性の免許保有率は全体的に低いですがそれでも中高年は8割程度あります。東京に隣接する都市だとしても車がないとやっていけないのでしょうね。

そうなんです。川崎や横浜など公共交通機関が充実しているところであれば車は不要ですが、神奈川県西部の小田原や箱根といった地域では自動車免許は必須です。むしろ神奈川県は車がなくて生活できる地域の方が少ないでしょう。そんなわけで8割近い人がここに訪れるのです。

神奈川県の免許センターは二俣川にしかありません。二俣川に免許センターを作った経緯は神奈川県の真ん中あたりにした方が利便性がよいからってことでしたが、全然真ん中じゃねーし、もしここを神奈川の中心とするならば箱根や小田原は神奈川県として認められていないことになります。

今はどうかわかりませんが、小田原のほうに住む人は免許の試験を受けるのに前日入りをしなければならないって話も聞きました。私も免許をはじめて取りに行ったときは始発で二俣川に向かいました。

今はアクセスしやすい場所になりましたが、その当時はかなり不便な僻地だったのです。
横浜駅で乗り換えなければならないけど、相鉄線がどこにあるかわからず迷うんです。でも2023年に相鉄東急新横浜線ができたため、横浜を経由せずに行けるようになりました。二俣川から渋谷、新宿三丁目、池袋まで乗り換えなしで行ける利便性の良い場所になったため駅前には大型マンションもできていました。

ここに来るのは久しぶりです。国際運転免許を発行してもらうために来たのが最後でしょうか。
神奈川県では警察署で免許更新が可能です。そのため最寄りの警察署に写真を持っていけば済むのですが、優良ドライバーではない人は、後日違反者講習を受けなければなりません。
五年前、ゴールド免許保持者となった私は、その半年後に違反をしてしまい、違反者となったため講習を受けなければなりません。

警察署だと更新と講習が別日になっていますが、免許センターであれば同日受けられ免許も即日発行してもらえます。ってわけで二俣川に来ました。

免許センターは駅から少し歩きます。バスも出ていますが徒歩で向かいます。

こちらはフォルテ二俣川。力強く躍進するという意味を込めてこの名にしたんだそう。商店街ができたのは昭和35年ころ。相鉄線が商店を誘致して商店街ができました。バブル以前は繁盛していたそうですがバブル崩壊とともに景気は低迷。さらには商店街と駅の間に大型店舗ができ、商店街の役割はなくなりつつあったそうです。

大型デパートを相手に個人が正面切って争ったところで太刀打ちできません。そのため街づくりのコンセプトを福祉に焦点をあて、活性化をめざしたそうです。

町内にはスナック、パブが目立ちます。

これが福祉のまちづくり。

スナックやラウンジはあるようです。
二俣川は風俗店はなく健全な街です。風俗過疎地にはきまって中華系の裏エステができるもんですが、そういった店も無いようです。

こちら裏校です。

やっぱり裏の店が存在してる!

裏校と呼ばれていますが、別に怪しいところではありません。運転免許試験場のある二俣川だからこそ存在してる学校です。

運転免許の学科試験は都道府県によって異なるそうです。全国同じ道交法を使ってるんだからわざわざ各県で試験を用意しなくてもよさそうですが、これには利権や大人の事情があるのでしょう。このように試験は各都道府県によってことなるようですが、神奈川県はその中でも比較的難しい部類に入るようです。出題範囲は同じなので難しくするのは難しそうですが、おそらく引っかけ問題が多く出題されるのでしょう。

赤は止まれ、青は進め。〇か×か?

正解は×。青は進めではなく、進むことができる。

このような問題が結構出るんです。
いやらしい問題ですよね。交通法規を正しく理解しているかを問う試験なのでこのような問題がでるんです。

でもこちらの裏校に通えばそんな問題に引っかかることはありません。だってここでは答えを教えてくれるから。

道路交通法が改正されれば出題内容も変わるのでしょうが、基礎的条文は変更されないため、それに関する設問は変わりありません。そのため過去に出題された出題文が繰り返し出題されるそうです。全く同じ問題が裏校で聞けるので、受験者は試験前に立ち寄るのです。

試験に落ちればもう一度二俣川まで行かなければならない。
近場に住んでる人であれば再度行くことは億劫ではありません。しかし遠方に住んでる人は交通費も時間もかかるのです。本来免許を取得する機会は公平に与えられなければならないのに、住んでいる場所によって多大なる差が生まれているのです。
二度手間は避けたいですよね?そのため裏校を利用するのでしょう。

私も若かりし頃にこの裏校に行きました。当時は「たむら塾」って呼ばれていました。正式名称は「田村免許教室」。

学科試験は朝8時30分から。その前に裏校に行きます。始発で二俣川に行ったのはそれが理由です。試験開始時間までここで問題を暗記するんです。たしかイヤホンで問題を聞くんですよね。

勉強ではなく暗記。
知識の有無を問うための試験ですが、暗記さえすれば知識がなくても試験に合格できる。だから裏校と呼ばれているのでしょう。

実際に聞いた問題が出るからすごいんです。その当時はゼッタイ裏でごにょごにょしてるもんだと思ってたんですが、試験の情報は主催者からではなく受験者から入手しているんだそう。まぁ何十年もここで営業してるんだから不正はしていないのでしょう。でも裏校って呼ばれてるってことは、かつては本当に裏校だったのかもしれません。

普通に自動車学校に通っていれば学科試験は問題なくクリアできるはずです。でも念には念を。3000円で安心が買えるなら安いもんです。

久しぶりの試験場ですが、どうやら新しくなったみたいです。以前は試験場通りの右手にありましたが現在は左手にあります。2018年に新庁舎に移転したそうなので、ここに来るのは6年以上前だったようです。

オープン1時間前に到着しましたが長蛇の列。ほぼパチンコ屋の並びと一緒です。30分ほどすると中に入れるようになります。

手続きは機械で。オープン時の人数はおよそ300人ほど。思ったのですがここにいる人たち、誕生日が近いんですよね。更新できる人は誕生日の一カ月前から一カ月後まで。つまりここ二カ月の間に生まれた人たち。なんか親近感がわきますし、隣りに並んでいた人は同じ誕生日でした。366分の1。同じ誕生日の人に出会う確率はジャグラーの設定1より低い確率ですが、ここでは60分の1なので大花火のチェリー出現率くらい。

手続きをして一時間の講習を受け免許更新できました。次の更新は三年後でしょうか。このまま何もなければ再度ゴールドになります。

ゴールドになれば免許センターに来なくてよいため三年間精進します。

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