【ハイブリッド東海道五十三次】石薬師宿から土山宿へ
スーパーホテルの朝食は現在バイキングではなく弁当を配布しています。食堂ではなく、部屋で食べれます。
朝からカレーを食べます。
いくつか弁当の種類があったのですがカレーを選んでしまいました。
昨日は名古屋の熱田区に泊まり、本日は三重の四日市に宿泊しました。
ここまで移動できたのは公共交通機関を利用したため。徒歩で一時間かかるところを5分で移動できるんです。これまで乗ってこなかったのがもったいなかったです。今後も活用していきます。
今日は滋賀県を目指します。徒歩であれば三重県から出れないでしょう。
当初予定していたのは亀山市にある亀山宿あたりで一泊して翌日滋賀に行く形でした。でもバスと電車があるので滋賀の草津か大津あたりまで行けると思います。つまり明後日には京都に入れる算段です。
四日市から大津行の電車はあるようです。しかしそれに乗って大津に行ってしまうと途中の宿場町を見れません。せっかくここまで来たわけです。そのため宿場町を一つずつ見て回りたいです。
ただ、宿場町は駅から離れているところもあるようです。
四日市の先にある石薬師宿、庄野宿、亀山宿、関宿は近くに電車が走っていますが、坂下宿、土山宿は電車から離れています。そしてバスがみあたりません。たぶん住民のためのコミュニティバスはあるのだと思いますが、そういうのすら見つかりませんでした。つまり山の中にある二つの宿場町を見て回るためには歩かなきゃダメなようです。ただでさえ手前四つを回るために途中下車して歩かなきゃならないのに、峠越えもしなければならないとは。どうにかならないもんだろうか...。
ニッポンレンタカーがあるじゃないか!
徒歩、自転車、バス、電車、そしてレンタカーです。これであれば公共交通機関の時間を気にせず移動ができます。しかも目的地まで歩かなくてよいんです。レンタカーであれば追加費用で乗り捨ても可能です。これがあれば一切歩かなくて済むわけです。
飲み物を買うことなく颯爽とレンタカーに乗ります。向かうは滋賀です。
本日借りたのは軽自動車です。高速も乗らないし一般道をゆっくり移動するだけだからこれで十分です。
とりあえず行った先は残り10のうちの最初の宿場町、石薬師宿です。
普通の住宅街です
案内板があります。
案内板を見ても普通の住宅街です。お寺や寺院があります。また古い日本家屋もありますが、ごく普通の街並みでした。
続きましてー、庄野宿です。石薬師宿から庄野宿まで5分で行けます。車って便利ですねー。
住宅街です。
一応案内板もありますが、住宅街でしたー。次行きましょう。
次は本来宿泊予定だった亀山宿です。亀山城があった場所なので現在もこの辺りは栄えているようです。
亀山神社があったのでなんとなくお参りしていきます。
亀山宿から江戸までは104里、つまり408kmあるようです。だいぶ来ましたね(大して歩いてないけど)。
ここが亀山宿です。宿泊すれば色々見て回ったのでしょうが、先に進みます。
関宿に到着しました。電車の駅もあり、道の駅もあります。
どうやら関宿は古い町並みが残っているようです。これまでも古い建物は残っていましたが、一部現存しているだけでした。
でも関宿はかなり残っているようです。時代劇のセットみたいな感じです。お店も営業しているところがあります。
郵便局なども景観に合わせた造りになっています。
見晴台から見える街です。日本家屋が並んでいます。
ここまで宿場町っぽいところは初めてかもしれません。どこの宿場町もこんな感じで残っていれば見て回ったでしょう。しかし本陣跡や旅籠跡、武将が休んだ木陰というような「跡」しかなく、その跡も跡形がない跡でした。
ここは古くからある町並みを残していますが、それが無かったとしてもレプリカでそれっぽい町並みがあれば、観光客も来てそこにお金を落してくれるんだと思います。文化財がなくてもそういった整備をしてもらいたいですね。
こういったところに泊まるのもアリでしたね。ずっとビジネスホテルに泊まっていました。ということで今日は旅館とかそういうところに泊まろうと思います。
山道を登り坂下宿にきました。この坂下宿と土山宿が駅から離れていたためレンタカーを借りることになったわけです。
ごく普通の住宅街でした。わざわざレンタカーを借りたのにちょっと残念です。
でもこういう時じゃないとここには訪れないですからね。良い経験です。
滋賀県に入ります。京都はもうすぐそこです。
もしここを歩いていたらたぶん挫折したでしょう。結構な山道でした。休み休み進めばクリアできたかもしれませんが、ただ辛いだけで修行のような旅になっていたでしょう。
道の駅あいの土山です。この近くに土山宿があるようです。
電車の駅は遠いですが、このように道の駅が近くにありました。
道の駅の裏手が土山宿。
ここはお茶が有名なんだとか。そのため茶畑が広がっています。それと滋賀県に入ったので飛び出し坊やを頻繁に現れました。この飛び出し坊やは滋賀県が発祥のようです。現在はお土産にもなっています。
ここの飛び出し坊やは飛び出した結果、頭が剥がれ左手は欠損しています。
土山宿も多少当時の宿場町の雰囲気が残っています。古い建物があり、古い歴史があります。
古いしがらみも残っています。
あと少しで次の宿場町の水口宿です。