山林生活

手元に余った外貨コインを日本で両替してみた。

手元に余った外貨コインを日本で両替してみた。

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外国の紙幣は日本のやつとは違いなんとなく人生ゲームの紙幣みたいな感じがします。海外だと日本に帰る際に空港で現地のお金は使い切るように心がけています。とくに硬貨は日本に戻ってきても両替ができません。何度も行く可能性のある国であれば持ち帰ってきて次の旅行まで温存させておくのもよいのですが、そうでないならば残さずに使い切った方がよいでしょう。でも紙幣やコインをお土産として持って帰るというのも一つではあります。そんな感じで使わずに「またいつか行くかもしれない!」という感じで考えていたら、結構な量になってしまいました。

ちなみに一番上の紙幣はペソです。15年ほど前にフィリピンに行った際の残りのお金です。ほかにはインドネシアルピア、マレーシアリンギット、ラオスキップ、そして昨年末に行った国の中国元、香港ドル、マカオパタカ、ベトナムドン、カンボジアリエル、タイバーツ、ミャンマーチャット、そして米ドル。これらの通貨があります。

フィリピンペソ:51ペソ(約110円)
ラオスキープ:94500キープ(約1166円)
インドネシアルピア:522200ルピア(約4085円)
マレーシアリンギット:64.3リンギット(約1700円)
カンボジアリエル:5000リエル(約134円)
ミャンマーチャット:25650チャット(約1858円)
香港ドル:30ドル(約420円)
マカオパタカ:1.2パタカ(約16円)
バーツ:140バーツ(506円)
ベトナムドン:13000ドン(61円)
人民元:325.8元(約5108円)

ドル以外の余っている紙幣はこんな感じです。日本円で15000円ほどなので結構な金額ですね。インドネシアは三回ほど行っています。三回ともバリ島だったんですが、頻繁に行くということはまた行くであろうということで使わないまま取っておきました。マレーシアの通貨は出国の時間が迫っていて使う時間がありませんでした。ラオスとミャンマーは何も考えていませんでした。
ラオスキープ、ミャンマーチャットは両替ができません。というよりミャンマーはミャンマー国内の外為法により、ラオスは中央銀行法により現地通貨の国外に持ち出し禁止だったそうです。この二国以外は金額の上限のある国はあるものの、少額であれば持ち帰りの問題ありません。ラオスとミャンマーはそもそも法律で外貨持ち出し禁止のため国外に持ち出したところでそれはただの汚い紙でしかないわけです。でも、また行くかもしれないそんな期待を込めて持ち帰ってきたわけです。しかし持ち込めばそれも違法になるわけです。つまり、法律をしっかりと守るのであればただの紙切れってことです。

「先生。この中にもう行きたくない国があると思います」

インドネシアはバリ島とか行くかもしれんしジャカルタとかも行ってみたい。ミャンマーもまだまだ行ってないところが多くある。ラオスもルアンパバーンとか行くべきだと思う。タイに関しては絶対に行くためバーツは持っておきたい。この中で行かないだろう国は中国ではないでしょうか。
もちろん中国も魅力的なところがあるんだと思います。内陸の西安のあたりに行くかもしれません。また上海とか行くかもしれません。でもそれは今ではない。遠い先のお話。それであれば両替をしておこうと思いました。5000円もあればちょっといい店で飲み食いができるわけですからね。

今回、この両替の件で色々と調べました。基本的に日本国内で両替をするのはレートが悪いんです。そのため現地で両替をするか、ドルに換えておくかするのが一番なんでしょう。しかし中国に行かないのであれば持っていても仕方ないです。そして本日お話したいのはコインについてです。

新宿に行けば両替所があり、訪日外国人向けの両替もしています。つまり外国のお金から日本円に変えることができるんです。しかしコインの両替は対応していません。日本円のように高額なコインというのは海外では少ないですが、それでも小銭は貯まるんです。ちなみに香港の30ドルは全てコインです。しかも重いヤツです。人民元もある程度あります。地下鉄で使うようにしていたのですが結局余ってしまいました。
コインは両替できないのが常識だったのですが、コインを両替できるところがあるので行ってきました。“ところがある”というのは大げさでATMです。そして両替ができるわけではなく、外貨を電子マネーに変えることができるんです。

空港にもあるそうですが、寄ったのは新宿です。新宿には三か所あり歌舞伎町内と南口、そして歌舞伎町手前にあるゲームセンターです。なぜゲームセンターにあるのかは不明ですが、おそらく外国人がUFOキャッチャーをやって余った日本円をここで電子マネーに両替できるようにしているのでしょうかね。

ポケットチェンジという機械でドル、ユーロ、ウォン、人民元のコインの両替が可能です。紙幣はバーツやベトナムドンなどにも対応。また、ほかのコインも投入できます。他のコインは換金できませんが回収してくれるそうです。回収したコインは募金されるんだとか。

さっそく人民元を両替したいと思います。

人民元325.80→Suicaチャージ4342円。かなりレートが悪いです。同日の人民元のレートは15.68円。こちらのレートは13.32円。成田空港のレートは13.98円。新宿の某大手オレンジ色の看板の古物商は14.31円。新宿の一番手数料が安いと言われているところでは15.13円でした。一番レートの良いところで両替すれば4929円にできたわけです。牛丼の並盛一杯に卵つけてもお釣りがくるくらいの差があります。
もちろん、他の店舗では小銭両替ができません。その点で考えればこちらのATMは存在意義があります。ついでにお札も両替しちゃおうという考えが間違っていたようです。それであればコインは捨ててレートの良いところで両替した方がよかったです。外貨コインはそこまで高額ではないですからね。貯まると結構な金額になるのでしょうが、それでも多くて500円程度。それならいつか行くかもしれないその日まで持っておく方がよいのかもしれません。もう少しレートがよければよかったのですが、そこが残念でした。外貨コインは“アレで有名な日本ユニセフ”で募金を受け付けているそうです。捨てるならばそちらに募金してもよいかもですね。

ラオスとミャンマーの通貨はそこでしか使えないのでどうすることもできませんが、ほかの国の紙幣は別の国に行った際に両替をすればよさそうです。でもベトナムの13000ドンとかはプノンペンで両替した時に「少額だから両替できない」と返された紙幣でした。そして今回ATMでもベトナムドンを日本円に両替しようと思ったのですがこちらでも対応できませんでした。この紙幣もベトナムでしか使えないようです。

ということは次行くべき国はベトナムでしょうかね。61円握りしめて。

計画的に両替をしていればこんな感じでお金が余ることはないのです。一番の使い方は出発の空港でクレジットカードと手持ちの残った現地通貨を合わせて使う形でしょう。そうすればこんな感じで余ることもないです。次はその辺をちゃんとしたいと思います。

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