【バンコクへの道】タイランドパスの登録
日本の水際対策が緩和されるようです。また先日までベトナムはコロナ感染症の指定国で入出国が制限されていましたが五月に入りそれも解除。またタイと同様にワクチン接種者であれば行動制限がないんだとか。東南アジアのあのあたり、ベトナム、ラオス、カンボジア、タイは運命共同体のようなもので、どこも似たような対策をしているようなんです。国境があるとはいえ山奥であれば自由に行き来できるような地域です。ほかの国が対策を緩めれば、厳しくしても意味がないですからね。特にこの地域は観光地として人気のある場所です。ワクチンもできたし治療薬もあるので緩和の方向となったのでしょう。とはいっても以前と同じように行き来できるわけではありません。コロナ対策を講じた上で旅行を楽しむ形となっています。
タイへの旅行のため、先日ワクチン接種証明書と旅行保険証明書を取得しました。
これらが現段階で渡航の際に必要な書類です。これはおそらくどこの国でも同じでしょう。そしてタイの場合はそれと同様に旅行者登録が必要になります。
タイランドパスというもので旅行者を管理するためにつくられたものです。タイに入国を検討している人は現地到着の一週間前までには登録しなければならないんだそう。それだったら今のうちに登録しておくか!ってなったんですが、
フライトナンバーが必要でした。
つまり「旅行を検討中」ではなくて「旅行が決定」していなければダメなんだそう。
私は事前に行き先や日取りを決めて旅に出るのが苦手な人です。事前に日程を決めるとその時までソワソワしちゃうじゃないですか。
旅行日まで交通事故に遭ったらどうしよう。
コロナに感染したらどうしよう。
隕石が降ってきたらどうしよう。
ロシアが攻めてきたらどうしよう。
このようにどうでもよいことを考えてしまうんです。楽しみの旅行が苦痛になってしまうのです。そのためできる限り旅行日はギリギリに決め、理想は行き先もその時の気分で決める形をしています。
昨年末に国内旅行に行ったときも、行き先を決めずに空港まで行ってその時に宮崎に行くこととなりました。流石に海外旅行ではそれが難しいため事前に決めますが、理想は3日前くらいに飛行機を予約する程度で動いています。飛行機が空いていれば乗れるし、空いて無ければ行き先を変更する。これであればソワソワ感がなく、逆にドキドキ感を味わえるんです。
しかし今回、それでは行けません。タイに入国をする場合はタイランドパスに到着日の一週間までには登録が済んでいなければならず、さらに登録するためには搭乗便の情報が必要なんです。つまり最低でも一週間前には全ての手続きを済ませておかなければなりません。
ってわけで飛行機の予約をします。
今回は2019年末からずっと貯めていたマイルがあります。この間飛行機に乗ったのは二回だけですが、日々の買い物をしていたら貯まっていました。結構貯まっているためビジネスクラス、なんだったらファーストクラスにも変更できるようですが、回数多く乗れるエコノミーで予約します。
しかし以前と違い便数が減っている様子。そのため日取りが決まっちゃいます。そもそも羽田発の直行便はすべてキャンセル待ち。そのため別路線で行くことにします。帰りはシンガポールでトランジットする形になりました。
一週間前に予約するのは不本意ですが、コロナが収まってない中で旅行をする以上甘んじて受け入れるしかありません。
でも早めに予約してよかったところもあります。
現在、ウクライナとロシアの戦争の影響なのかサーチャージが高くなっています。コロナが蔓延する前の2019年の初頭にバンコクに行った際のサーチャージは往復6000円でした。しかし19600円に値上がりしています。すげー高くなったなーと思ったのですが、どうやらまだまだ値上がりは止まらないようで現在の価格は往復39200円になっています。
サーチャージの支払いはチケット購入時の価格となります。私は5月中に手配したため19600円で済みましたが6月以降は39200円。ちょっと価格が異常ですね。チケットはマイル支払いなので無料ですが、サーチャージなど諸々の費用を合わせると追加で31150円を支払わなければなりません。この費用だけでLCCでバンコクに行けそうです。
さて、予約が済みました。そのためそのままタイランドパスへの登録手続きに移ります。
Googleで「Thailand Pass」で検索すると最上位にThailand Pass Registration System (for air travel only)と書かれたページが出てきます。
あとは手順にそって情報を入力していくだけ。
以前まではタイに入国後五日間の隔離措置が必要で、事前に隔離先のホテル予約をしておかなければならなかったそうですが、ワクチン接種者は6月以降、隔離措置が免除となりました。そのため宿泊先の予約情報を伝える必要はないのですが、5月の時点ではまだ宿泊先情報の記入が必要でした。ホテルの予約はしていないため適当なホテル名を記入。
あとは旅行日程及び便名、パスポートの情報、ワクチンの接種情報、連絡先などを記入すると数時間後にQRコードが添付された認証メールが届きます。このQRコードが入国の際に必要なんだそう。
私はタイ語はおろか英語すらわからない人です。でもGoogle翻訳とDeepL翻訳を駆使すればどうにかクリアできました。
ネットで探せば親切に説明してくれている人がいますのでそちらを見るのがよいでしょう。ただ、タイランドパスの申請方法は日々変化しているようです。6月以前はタイ人も登録が必要だったようですが、今は不要となりました。ワクチン接種者は証明書の提示だけで済むようになるかもしれませんね。
もう、全てが決定しました。次の目的地は、タイです。