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【ローカルフードチャレンジ】バミー・ナームを食べる

【ローカルフードチャレンジ】バミー・ナームを食べる

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今日も何もしない日です。今回のホテルは室内に机といすがあるのでホテルで作業ができます。カフェだと一杯170バーツとかするコーヒーを頼まなければなりませんがホテルであれば50バーツのビールを三杯飲んでもおつりがくるんです。

日本のホテルだとありえないのですが海外だと窓のない部屋というのが結構あります。窓開けると虫入ってくるので開けないのですがやはり採光のない部屋はじめじめしているので過ごしづらいんです。空けることもなくカーテン閉めたままだとしても窓ありの方が居心地は良いでしょう。今回は窓ありを選んでいるのでホテルでの作業がはかどります。

午前中はダラダラと過ごしたらいつも通りアソークでご飯を食べます。本日のランチはカレーです。チキンカレーってやつでしょうか。辛いやつです。現地の人はチキンカレーと野菜カレーと魚のカレーにご飯という感じで好きなカレーを何点か見繕っていました。
その頼み方ができません。ミャンマーでもこのスタイルがありました。好きなものを頼むやつなんですがその頼み方が不明です。そんなわけでチキンカレーになっちゃうんです。どうにか帰国までに現地民と同じように注文をしたいと思います。

昼めし食った後はホテルに戻り作業を始めます。こういうコンビニで買った謎のお菓子を食べつつ作業をします。これがそこまで私の口に合いませんでした。真ん中は団子っぽいやつですがまわりはココナッツの白い部分でしょうか。食感があまりよくないんです。中にはおいしいタイのお菓子もあるので色々食べてみたいですね。

夕方、再度外に出ます。今日の晩御飯は外で食べることに。これまで普通の飲食店を利用していましたが屋台っぽいところに行きたいと思います。スクンビットソイ22を南下しクローントゥーイ市場方面へ。クロントイ消防署を抜けた先にあるお店に行ってみました。ネットでスクンビットソイ22の屋台を検索したところ、その店の情報があったのでそちらに伺いました。グーグルマップではバミー屋という名称になっており店名などは不明です。名前の通りバミー屋なんです。グーグルマップは屋台でも情報が出ることがあるので便利です。

バミーとはタイラーメンの一種で福建語の肉麺が語源の麺料理なんだそうです。米粉ではなく小麦粉で作られた麺を利用するので要はラーメンです。バミー・ヘーンが汁なしタイプでバミー・ナームが汁ありの普通のラーメン。日本における蕎麦的な立ち位置でしょうか。比較的どこにでも店舗があり、フードコートにも必ずあります。おそらく今回これまで食べてきた小麦麺の料理はバミーナームだったのでしょう。
バミーを扱っている屋台も多くあります。結構見た目がやばそうな店もありました。ラーメンだとその場で頼むか出前を取るかというのが日本ですが、こちらでは袋に汁を入れて別の袋に麺と具材を入れて持って帰るというのがごく普通なんだそうです。たしかに誰が使ったかわからない容器に入ったラーメンを下水臭くてハエがいっぱい飛んでいるところで食事するよりも持ち帰って食べた方がよいですからね。
しかし持ち帰るのではなくそこで食べたいんです。そんなわけで歩いてこちらまで来ました。

屋台だと思っていたのですが店舗のようです。ちゃんとした店であれば安心です。バミー・ナーム。要は夜泣き蕎麦的な位置づけなのでしょう。飲んだ帰りに一杯食べて帰るというのはどこの国でも同じなんです。アルコールを飲めばそれを分解するために炭水化物を欲します。そんなときに食べるラーメンは格別なのでしょう。タイ人も日本人と同じようにお腹空いてないけどなんとなく飲んだ帰りにラーメンを食べて翌朝後悔するのです。

そんな夜泣きラーメンを夕方に食べます。

注文方法は不明。メニューはありません。これまで写真を指差して注文していましたがその写真もありません。とりあえず麺を指差します。そうすると店員の女性がワンタンを指差します。おそらく「入れるか?」という意味でしょう。それに頷きます。その後店員の女性は豚肉らしきものを指差します。おそらく「入れるか?」という意味でしょう。今回は首を振ってみます。
本当であればどちらも入れてみたいんです。言葉が通じるのならば全部入りを注文するのでしょう。しかし通じたかどうかがわかりません。一方は頷き、もう一方は首を横に振る。こうすることでちゃんと通じているかがわかるわけです。

店舗で席はありますが調理は屋台みたいな場所でやっています。奥に調理場がありそちらで作るのかと思いきや一輪車みたいな台車の上で調理を始めました。まぁ茹でて汁かけるだけです。蕎麦と同じなのでこの程度の設備があれば十分なのでしょう。

注文してすぐに出来上がりました。これも日本の立ち食いソバと同じ感じです。そして頼んだバミー・ナームは肉無しワンタン入りです。しっかりと注文したものが提供されました。言葉が通じなくてもなんとなくで頼めばどうにかできるんです。
見た目はあっさり系の塩ラーメンといったかんじでしょうか。半透明のスープに具材はワンタンとネギとパクチー。それにフライドオニオンでしょうかね。揚げた何かが入っています。

味も見た目同様薄味であっさりしています。この手の料理は基本的に薄味なので個々人で味付けをします。そのためテーブルの上にはナンプラーと唐辛子、砂糖と酢が置いてあります。各人これで味付けをして自分好みに変えていくわけです。
日本人はしょっぱいものが好き。それは私も同じです。そのため塩気を足すべきでしょうが、いつから置いてあるか不明の調味料を使うのに勇気がいるためここは料理人がベストだと思って提供された料理をそのまま食べることとします。

ちょうどよい量だし胃もたれするような脂っぽさもないのでササっと食べて帰れるわけです。でも少し離れているんです。もう少し近い場所にあれば通っていました。ホテルのそばだったら毎晩夜中に通っちゃうのでしょう。一杯40バーツ、約150円でラーメンが食べられるんです。こういう店に出会えるとバンコクに滞在してよかったと思います。明日はもう少しディープな屋台に行ってみたいと思います。

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