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カンボジア最後の夜。クメール料理?を食べてみた

カンボジア最後の夜。クメール料理?を食べてみた

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本日のホテルはリゾートっぽいやつです。泳げないのにプール付きのホテルを選びました。

ここを選んだ理由は明日のバスのため。どうやらシェムリアップはリゾート地なのでバス会社が直接ホテルまでお迎えしてくれるようです。バスはインターネットで予約したのですがその際にピックアップするホテルを選ばなければなりませんでした。ピックアップしてくれるホテルはいっぱいあるのですが、その中から自分の泊まっているホテルを探すのがかなり大変そう。だったらホテル選びよりも先にバスの予約をしてピックアップの場所を決めた後にホテルを選択する形にしました。バスの予約ページに書かれているホテルを確認し、場所や金額を確認。それで予約する形にしました。

そんなわけなのでちょっとこれまでの雰囲気とは違います。泳げないしそもそも水着持ってきてない。雰囲気だけリゾート気分味わうだけです。これまでリゾート気分一切味わってないですからね。リゾートの真骨頂でもあるマカオに行ったのに高級ホテルでカップラーメン食べてただけですからね。雰囲気だけでもいいんです。まぁ明日はホテルで待機していればバスのお迎えが来るわけなのでゆっくり休むことができるわけです。

このホテルはビールが飲み放題のようです。ベトナムもそうでしたがカンボジアもビール文化が強いですね。アンコールビール。飲んでいると美味しく感じてきました。安く飲めるのは素晴らしいです。ということで頑張って元取りたいと思います。
というわけでプールサイドのテラス席でビールを片手に葉巻を吸います。といってもこれまでずっと吸っては消してを繰り返してきたもの。つまりシケモクです。シケモクでも高級葉巻には違いありません。
今回の旅は常に移動していますので心休まる時間が少ないです。陸路の旅って本当なら急ぐのではなく気に入った街が見つかればそこに長期滞在するという形なのでしょう。飛行機だと決まった都市にしか行かないから見れない場所もある。それが陸路の旅であれば見れるという利点があるのです。しかしこの旅は陸路ですがその利点を生かせていません。決まった都市にしか渡り歩いていない。そして急ぎ足となっております。まぁこれにも色々と理由があるんです。ただこんな感じでリゾート地で何もしないってのもいいもんですね。一服したので街に繰り出そうと思います。

まずここはリゾート地で周りには何もありません。一応屋台っぽい店はありますがちょっと食べるのが不安です。コンビニは少し離れた町まで行かなければなりませんのでそっちに移動します。離れていると言っても歩ける程度です。チェックインの時は歩いてきました。でも楽してトゥクトゥク移動です。

トゥクトゥクは側面が開いています。場所によってはひったくりに遭うこともあるんだとか。日本と違って隣に走っているバイクとの距離感が近く、すれ違う時もギリギリを通ります。荷物引っ張られてそのまま持ってかれる恐れもあるわけです。昔とは違って街が発展したとはいえ皆が裕福になったわけではありません。日本人だって何するかわからないわけですからね。事実カンボジアで日本人の強盗被害に遭ったタクシーもいたわけです。日本人が被害者ではなく加害者ですからね。カンボジアに関わらずどこの国でも危険はつきものだと考えていた方がよいですね。

こちら、ナイトマーケットをしているところなんだそうです。いわゆる外国人向けのお土産品コーナーといったところでしょうか。このあたりは観光客向けのパブやレストランが並んでいます。そういった土地なので多少高いですがちゃんとしたものを提供してくれるのでしょう。

ここでもビールを頼みます。ちょっと高いです。といってもコーラが1.5ドルに対して生ビールのグラスは1ドル。舶来品の炭酸水は1リットルで4ドルです。同じ炭酸のビールですがそっちのほうが安いんです。それであればアンコールビール一択です。
しかしグラスビールなんてちんけなものを飲んでも足りないでしょう。そのためジョッキで頼みます。まぁここでほどほどに飲んで後はホテルに戻って飲みなおすとします。

ジョッキってそれだったんですね。てっきりグラスビールは小さいグラスに入ってるやつ、ジョッキはビールジョッキに入っているやつを想像したのですが5杯分くらいの量でした。さすがにこれ一人で飲むのはしんどい。というより飲んでいる途中で中にハエが入ってしまい飲むのを諦めてしまいました。

比較的町並みはキレイですが相応にハエはいます。そしてカンボジアの雰囲気を味わいたいから一番外に近い席に座ったせいでハエもいるし野良犬もいるし、排気ガスだらけのところで食事となりました。でも雰囲気は味わえたのでしょう。

頼んだ料理は空心菜と鶏肉炒めと牛肉の“なにか”です。牛肉の方はカンボジア式となっておりました。見た目は焼いた肉に卵をのせて野菜を添えただけのものです。そしてこのまま食べると焼いた肉ってだけで一切カンボジア感ゼロです。ただの焼肉定食です。

恐らく一緒についてきたこのタレがたぶんカンボジア式なんだと思います。若干味噌っぽいけどスパイシーな味がします。この味噌がご飯に合います。なんだったらこの味噌でご飯食べたい感じ。
空心菜のやつは中華料理でよく食べるやつでした。日本で食べるやつと相違ないです。よくある空心菜炒めに鶏肉を混ぜてあります。これだけで飯三杯食える味です。クメール料理は近隣諸国の料理をミックスした感じでしょうかね。ほかにもラオス料理のラープもありました。

基本的にこの手の店は大皿料理なので一人客には不向きです。色々なものを食べたいけれど二品でもかなり多いです。ご飯は少なめに盛ってもらいました。米に合う料理なんですけどね。
でもずっと肉続きの中、野菜が多く食べることができました(頼んだの肉だけど)。

カンボジアも今日で最後です。プノンペンとシェムリアップの二都市。しかもどちらも一泊しかしていません。そんなわけなので全くカンボジアを理解していません。でもベトナム同様に日数を増やしたところでたかがしれています。

アンコールワットに行ったことがある。

これで十分でしょう。今回の旅でわかったことは「シェムリアップ」では通じないってこと。発音は「シェムリープ」または「シャムリープ」のようです。シャムはシャム猫のシャム、つまりタイのことでしょうね。REAPは刈り取るになります。ここはタイ人を刈り取る場所だったのでしょう。カンボジアとタイは隣国同士で小競り合いが続いてます。つい最近までも領土問題でもめていたそうです。どこの国も隣同士は仲良くなれないようです。ちょうどシェムリアップがタイランドへの軍事拠点だったのでしょう。

わかったのはこれくらい。しかも曖昧な感じ。

ホテルに戻りゆっくり過ごしたいところですが、今回バス旅で日中ずっと歩いていたこともあり服が汗だくです。いつも通り手洗いで洗濯をしました。ベトナムに入ってから洗濯物の乾きがよくなりました。気温が高いおかげでしょう。あとはエアコンの風をうまく利用することで乾かすのを早くできるようになりました。

100円ショップで購入した紐とS字フックを使って洗濯物を乾かすのですが、引っかける場所が見当たらないことがあります。今回はドアと絵が飾られていた釘を使いました。これがないと椅子やテーブルを使うことになります。乾きが悪いのは靴下です。乾きがよいのはユニクロのTシャツです。限られた時間で乾燥させるため乾きやすい服が旅行では重要ですね。

これまで洗濯はホテル備え付けの石鹸で対応しています。洗濯石鹸ではないので落ちは悪いのだと思いますが、これでもまぁ問題はなさそうです。ただ石鹸は持ってきてもよかったですね。毎日洗っていますが常に洗う量は一定で大した量ではありません。洗濯石鹸一つ持ってくればたぶん足りたのでしょう。荷物をできる限り減らそうとしたため持ってこなかったのです。

まぁでもどうにかなってるんでこのままホテルの備品で対処するんですが。しかし石鹸が質の良いのと悪いのが混ざっています。今回のホテルの石鹸はあまりよくありませんでした。

さて、明日早朝国際バスでシェムリアップを発ちバンコクに向かいます。チケットはネットで予約しました。予約したバス会社はプノンペン→シェムリアップの夜行バスで利用したGIANT IBISというバス会社です。値段は少し高いですがウェブサイトで予約ができるのでここを利用しました。今回は寝台車ではないので昨日みたいなことにはならないと思います。果たして明日はどのようになるのでしょうか。

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