山林生活

【車中泊】道の駅ちぢみの里おぢやにて温泉に入る

【車中泊】道の駅ちぢみの里おぢやにて温泉に入る

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所用で新潟に来ております。しかも車です。新車です。

新潟までは300kmほど。これまで基本的に150kmを超える場所は新幹線などの公共交通機関を利用していました。

北は宇都宮、前橋、水戸。西は甲府、沼津あたりまで。このあたりが大体都心から120kmほどの距離です。
つまりそこから先は車ではなく新幹線というのが私の基本的な考えでしたが、車中泊や車で移動することが多くなった今、300~400kmくらいであれば車で行けるんだと感じるようになりました。今後は北は福島や仙台、新潟や山形。西は長野や浜松、名古屋あたりまで行けることに。行動範囲が倍に広がりました。もちろん軽自動車なので楽ではなく、また高速を使うため費用はかかります。労力とお金の兼ね合いでどちらを選ぶかはその時の私の気分になりますが、新車ということで乗りたい気分になってしまい、気が付けば新潟県まで来てしまったわけです。

また自家用車で地方に行くメリットはやはり車中泊が出来るということです。
私のエブリイはまだ車中泊仕様にはなっておりません。何もない状態ではありますが、荷室は広いわけで一応寝ることができるわけです。車で寝れば宿泊代も減らせる。そして車中泊のワクワク感も味わえる。一石二鳥ってことですね。

今回の宿泊予定地は小千谷市です。

昨年の車中泊の旅の最終日前日にこちらには訪れました。訪れたといっても「錦鯉で有名な町らしい」ということで車で通り過ぎただけでどこにも立ち寄っては無いのですが二度目の来訪ってことです。

その小千谷市にある道の駅「ちぢみの里おぢや」に今回は宿泊します。

小千谷縮(おぢやちぢみ)という織物が有名らしいです。そこから名前が若干言いづらい感じになっているみたいです。小千谷市っていうのもついつい「おじや」って書いて誤変換してしまいます。
ローマ字表記は「ojiya」なのですが打ち込むときは「odiya」になります。「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」。この日本語の使い勝手の悪さを何とかしてほしいものです。

この道の駅には温泉施設が併設されています。

道の駅の車中泊での評価ポイントは「駐車場の広さと混雑具合」、「幹線道路の交通量」、「近隣店舗の有無」、「トイレなどの設備の清潔具合」そして「風呂の有無」です。入浴施設のある道の駅を過去に何度か利用していますが、やっぱり風呂入って寝るのが一番ですよね。そのため宿泊先の道の駅を探すときは風呂の有無もしっかりと見てしまいます。道の駅になかったとしても近くに銭湯があったり、温泉があるところもあります。

道の駅「ちぢみの里おぢや」についたのは21時を過ぎたころでしょうか。トラックが数台、乗用車が10台ほど停まっています。キャンピングカーもあるのでこの人はこちらに泊るのでしょう。

私も寝床の準備(準備といっても荷物を寄せる程度)を済ませ、温泉に向かいます。

やはり車中泊といえば温泉です。いろんな場所のいろんな温泉に比較的安い金額で入れる。旅館に泊ればどうしても高くなってしまいます。別に旅館に泊まらなくても日帰り温泉で充分なのです。湯に浸り体を温める。そして車で寝る。ただでさえ車の中は暑かったりするわけです。お風呂に入ってすっきりすることで車中泊も快適に過ごせるようになります。

「本日の受け付けは終了しました」

営業時間は22時までとなっていたのですが、どうやら受け付けは21時15分で締め切りのようです。時計を見ると21時18分。荷台の荷物の片づけとかしていなければ間に合ったわけです。私はどちらかというと風呂は早い方で、長風呂ができませんん。長くても15分くらいでしょうか。

といっても規則は規則。決まりは決まりなわけです。明日は10時オープンということなので開くまで待ちます。どうしてもここの風呂に入りたいんです。

道の駅に来る途中に立ち寄ったスーパーで値引き弁当を購入。
いろんな弁当がありますが、イオンなどで売られている中でよく購入するのがこのカツ丼っぽいやつです。

普通のとんかつだと時間が経つと油がべしゃべしゃになっておいしくないです。
とんかつはサクッとしているからおいしいんです。でもこのカツ煮みたいなやつは冷めても美味しいんです。

サクサクであることを諦めたヤツなんです。

高確率で売れ残っていることがあるので、皆さまそこまで興味が惹かれないのでしょう。それでも私はこのカツ煮なのかカツ丼なのかわからない「謎の肉とたまごがのったご飯」を比較的買って食べています。

腹を満たせば後は眠るだけです。

今回エブリイ初めての車中泊です。そして車中泊の装備は無しです。当然マルチシェードはないため外から丸見え。床はフラットっていってもゴツゴツしています。換気扇もないため窓はオープン。網戸も無いので虫さんいらっしゃい状態です。それでも今回は涼しかったので別に問題はありませんでした。

ただ朝までずっとエンジンをかけていた福山通運さんのトラックがいたため快眠とまではいきませんでしたが。

翌日10時。予定通りお風呂です。お風呂は900円ということで銭湯よりも高く、健康ランドよりも安い値段設定となっております。
ただタオルや入浴後の浴衣も貸し出してくれるのでこのあたりを考えると安いのかもしれません。お風呂はヌルヌルしていたので恐らくアルカリ鉱泉なのでしょう。成分とか効能とか全く見ていませんでした。サウナもあり、露天風呂もあります。また施設内で食事もできるみたいなので長時間そこに長居するっていうのもよいのかもしれません。

道の駅の売店とかは17時とかに閉まってしまいますが、こちらは22時閉店です。そのため夕方に道の駅について、お風呂に入り、そこで飲食をして車中泊をするっていうのもありなのかもしれません。お手洗いもきれいでしたので、車中泊ポイントとしては高評価です。私が車中泊をしたときは乗用車が5台、大型トラックが3台いました。小千谷バイパスからは入れるため大型トラックとかが立ち寄ることが多いようです。
そのため車を停める場所は吟味した方がよさそうです。

駐車場の広さは普通車が68台、大型車が12台のようです。休館日は水曜日とのこと。
久しぶりの道の駅車中泊をした感じとしては好条件の場所でしたね。ちぢみの里おぢや、また行きたいです。

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